つと小太郎が顔を上げた。先走りで口の端が汚れている。
白く汚せばさぞ扇情的だろうけれど、佐助は小太郎に溺れるつもりはない。
小太郎が身体を起こすのを待ち、手を首に導いた。
熱い息が吐き出される音を聞きながら手を薄い色の茂みに伸ばせば、
既に蜜が溢れている。僅かに目を見開く小太郎に向けて笑いかけると、
佐助は花弁の中に指を入れた。
小太郎の胎内は熱く蕩けるようで、やわやわと締めつけてくる。蜜を塗り込めるようにして
形を現した肉芽を擦れば、小太郎は胸を押し付けるように身体を丸め、びくびくと震えた。
白く汚せばさぞ扇情的だろうけれど、佐助は小太郎に溺れるつもりはない。
小太郎が身体を起こすのを待ち、手を首に導いた。
熱い息が吐き出される音を聞きながら手を薄い色の茂みに伸ばせば、
既に蜜が溢れている。僅かに目を見開く小太郎に向けて笑いかけると、
佐助は花弁の中に指を入れた。
小太郎の胎内は熱く蕩けるようで、やわやわと締めつけてくる。蜜を塗り込めるようにして
形を現した肉芽を擦れば、小太郎は胸を押し付けるように身体を丸め、びくびくと震えた。
ここまでしても声すら漏らさないのは、いっそ見事だ。もしかすると、喋れないのかもしれない。
緩く首を振る様子から、感じていない訳でも、理性が残っている訳でもないことは分かる。
息の音は熱く濡れている。
びく、と大きく身体が跳ねる。身体が弛緩し、豊かな胸の重みが肩にかかった。
佐助は小太郎を休ませることなく、向かい合う形で屹立した男根に合わせ、小太郎の腰を落とさせた。
緩く首を振る様子から、感じていない訳でも、理性が残っている訳でもないことは分かる。
息の音は熱く濡れている。
びく、と大きく身体が跳ねる。身体が弛緩し、豊かな胸の重みが肩にかかった。
佐助は小太郎を休ませることなく、向かい合う形で屹立した男根に合わせ、小太郎の腰を落とさせた。
「――――!!」
身体が官能と悦楽に跳ねる。
(これは……)
熱く蕩けた胎内は、想像以上に官能的だった。普通の男が警戒せずに小太郎を抱けば、
簡単に溺れてしまうだろう。
ゆっくりと息を吐いて気分を落ち着かせる。
「どう? 気分はいい?」
尋ねると、小太郎は腰を揺すって煽ってくる。
もっと、とねだられ、佐助は笑った。
闇と月光の中に白い身体を晒し、官能に背を反らして愛し合う女。かの風魔小太郎とは
とても思えない。
乱れやすいたちなのか、忍びの房術なのか。佐助には判断がつかない。
流されないよう、溺れないようするのが精一杯で、考える余裕がない。
膝裏に手を入れ、両脚を肩に担ぐ。小太郎は目をきつく閉じ、床に手をついて背を反らす。
身体に角度がついたせいで膣が締まる。
汗と唾液に濡れた乳房が揺れるのを楽しむように腰を動かし、小太郎の体重を使って深く突く。
汗を撒き散らすように首と背を反らし、白い喉を見せ付ける。幼いと感じる肌が官能に染まる様子に目を細めた。
溢れる蜜が、佐助が腰を動かす度に水音を立てる。浅い所を擦るように身体を折り曲げ
角度を変えれば、小太郎は腕を震わせながらしがみ付いてきた。
脚を撫でながら、手を膝裏から腰に動かす。右腕で抱きすくめるようにして左手で
花弁をなぞり、蜜を掬い取って肉芽を弄る。
身体が官能と悦楽に跳ねる。
(これは……)
熱く蕩けた胎内は、想像以上に官能的だった。普通の男が警戒せずに小太郎を抱けば、
簡単に溺れてしまうだろう。
ゆっくりと息を吐いて気分を落ち着かせる。
「どう? 気分はいい?」
尋ねると、小太郎は腰を揺すって煽ってくる。
もっと、とねだられ、佐助は笑った。
闇と月光の中に白い身体を晒し、官能に背を反らして愛し合う女。かの風魔小太郎とは
とても思えない。
乱れやすいたちなのか、忍びの房術なのか。佐助には判断がつかない。
流されないよう、溺れないようするのが精一杯で、考える余裕がない。
膝裏に手を入れ、両脚を肩に担ぐ。小太郎は目をきつく閉じ、床に手をついて背を反らす。
身体に角度がついたせいで膣が締まる。
汗と唾液に濡れた乳房が揺れるのを楽しむように腰を動かし、小太郎の体重を使って深く突く。
汗を撒き散らすように首と背を反らし、白い喉を見せ付ける。幼いと感じる肌が官能に染まる様子に目を細めた。
溢れる蜜が、佐助が腰を動かす度に水音を立てる。浅い所を擦るように身体を折り曲げ
角度を変えれば、小太郎は腕を震わせながらしがみ付いてきた。
脚を撫でながら、手を膝裏から腰に動かす。右腕で抱きすくめるようにして左手で
花弁をなぞり、蜜を掬い取って肉芽を弄る。
「………………」
びくびくと身体が跳ねる。肉芽を弄る手を止めずに深く突き込むと、小太郎の身体は官能に跳ねた。
白い肌が内側から紅く染まる様子が、月光の中でもよく分かる。肉芽を弄る調子に
合わせて胎内が締まる。もう互いに限界が近い。
両手を小太郎の腰にやった。それだけで小太郎は熱い息を吐く。何もかもが小太郎を
昇らせていく。淫乱だね、と言葉で責めたらさぞ楽しいだろうけれど、小太郎の場合、
言葉を知らないので場が白けるだけだ。
「ねぇ……名前くらい、呼んでくれない?」
呼ばれないと分かっていて、誘う。
小太郎は既に理性を手放し、佐助と共に昇り詰めようとしている。極まった涙を
次々と零し、荒い息が肌を撫でるだけで首を振って身体を震わせる。
一度、ゆっくりと腰を引いた。熱い感触を味わうと、そこから先は夢中で深く突き込んだ。
やがて、同時に一点を捉える。
びくびくと身体が跳ねる。肉芽を弄る手を止めずに深く突き込むと、小太郎の身体は官能に跳ねた。
白い肌が内側から紅く染まる様子が、月光の中でもよく分かる。肉芽を弄る調子に
合わせて胎内が締まる。もう互いに限界が近い。
両手を小太郎の腰にやった。それだけで小太郎は熱い息を吐く。何もかもが小太郎を
昇らせていく。淫乱だね、と言葉で責めたらさぞ楽しいだろうけれど、小太郎の場合、
言葉を知らないので場が白けるだけだ。
「ねぇ……名前くらい、呼んでくれない?」
呼ばれないと分かっていて、誘う。
小太郎は既に理性を手放し、佐助と共に昇り詰めようとしている。極まった涙を
次々と零し、荒い息が肌を撫でるだけで首を振って身体を震わせる。
一度、ゆっくりと腰を引いた。熱い感触を味わうと、そこから先は夢中で深く突き込んだ。
やがて、同時に一点を捉える。
「ぁっ…………」
極まった小太郎の声は、佐助の耳に焼きついて離れなくなった。




