「…有り難き仕合せ。しかし、この小十郎が政宗様の為に身を尽くすは
家臣として当然の事なれば。褒美など…」
家臣として当然の事なれば。褒美など…」
「なに?俺の貞操が欲しい?!…しょうがねぇな。」
「ま、政宗様っ!!」
人の話を聞かずに上着を脱ぎ出す政宗を、小十郎は慌てて制止した。
「そのような事を、いつ何時言いましたかッ!!
年頃の女子が口にして良い冗談ではありませぬぞ?!」
年頃の女子が口にして良い冗談ではありませぬぞ?!」
「Shut Up!!俺はいつだってマジだ!!
大体テメーがいつまでも奪いに来ないから、
こっちから出向いてやってるんだろうが!!
俺からの褒美だ、いい加減に受け取れ!!」
大体テメーがいつまでも奪いに来ないから、
こっちから出向いてやってるんだろうが!!
俺からの褒美だ、いい加減に受け取れ!!」
「そのような褒美、受け取る訳には参りませぬ!
何度も申し上げておりましょう。それは将来の御主人の為に
大事に取っておくものにございます!」
何度も申し上げておりましょう。それは将来の御主人の為に
大事に取っておくものにございます!」
「将来の旦那はお前だって、こっちも何度も言ってんだろ?!
大体主君からの褒美を突き返すたぁ何様だ?受け取れ!!」
大体主君からの褒美を突き返すたぁ何様だ?受け取れ!!」
「結構にございます!!」
「受け取れ!!!」
「結構にございます!!!」
「受け取れ!!!!」
「結構にございます!!!!」
「何だよバカこじゅ!!!不能!!×××野郎!!」
「誰がですか!!人の気も知らねぇでこのクソ飢鬼ぁ!!」
「面白ぇ!表出ろ!!」
「上等だ!!」
…そんなこんなで、突如勃発した双竜の決闘は
両者、他の家臣達や伊達軍兵士達
数十人に止められるまで続いたのだった。
両者、他の家臣達や伊達軍兵士達
数十人に止められるまで続いたのだった。
奥州史上初のクリスマスは、こうして
歴史の1ページにも残らないささやかさで、幕を閉じたのだった。
歴史の1ページにも残らないささやかさで、幕を閉じたのだった。
「ふ…政宗様…腕を、上げられましたな…」
「Ha、てめぇも流石だぜ小十郎…。」
だがとりあえず、この主従の結束は深まったようだが。
(おわり)




