ふと、唇に柔らかい感触が走った。
暖かくて、氏政の唇よりも大きくて少し堅い感触。
その正体が脳裏に浮かび、氏政は恐る恐る目を開いた。
その正体が脳裏に浮かび、氏政は恐る恐る目を開いた。
「…!風魔!!?」
眼前にあるのは、小太郎の顔。……小太郎に口吸いをされている。
「な、何をするのじゃ!」
顔を真っ赤にしながら、あわてて両手で小太郎の胸を突き飛ばそうとしたが、びくともしない。
小太郎も、氏政の抵抗を知りながらも止める気はないらしい。
両手で氏政の身体と後頭部を抱きしめ、何をするかと喚く彼女の口を半ば強引に塞ぐ。
小太郎も、氏政の抵抗を知りながらも止める気はないらしい。
両手で氏政の身体と後頭部を抱きしめ、何をするかと喚く彼女の口を半ば強引に塞ぐ。
小太郎の舌が微かに開いていた氏政の口内に押し入る。
小太郎の舌が氏政の舌を絡め取ると、氏政の身体がびくりと跳ねた。
首を振って、いやいやをしようとするものの、顔を完全に固定されていて、身じろぎさえ満足にできない。
小太郎の舌が氏政の舌を絡め取ると、氏政の身体がびくりと跳ねた。
首を振って、いやいやをしようとするものの、顔を完全に固定されていて、身じろぎさえ満足にできない。
「っく……は…ぁっ」
思わず、声をあげてしまう。
…まだ口吸いだけしかしていないのに、酷く卑猥で淫らな真似をしているように思える。
沸き起こる羞恥と背徳心が氏政を苛む。
…まだ口吸いだけしかしていないのに、酷く卑猥で淫らな真似をしているように思える。
沸き起こる羞恥と背徳心が氏政を苛む。
小太郎は、まるで赤子を寝かしつけるように、氏政を先刻まで寝ていた布団に横たえると、氏政の帯を解き寝巻きを丁寧に脱がし始めた。
「あっ!…い…いやじゃ…!」
抜けるような白い肌が、露わになっていく。
男に肌など見せた事がない氏政は、恥ずかしさのあまり死んでしまいそうだった。
傷の手当てや着替えの時に既に見られてしまっているのはわかっていたが、それでもやはり恥ずかしい。
男に肌など見せた事がない氏政は、恥ずかしさのあまり死んでしまいそうだった。
傷の手当てや着替えの時に既に見られてしまっているのはわかっていたが、それでもやはり恥ずかしい。
わしを殺してくれぬのか…?
それとも【潔く死ぬ】真似事より、辱めを受け惨めな醜態を晒す方がわしにはお似合いだと言うのか…
それとも【潔く死ぬ】真似事より、辱めを受け惨めな醜態を晒す方がわしにはお似合いだと言うのか…
惨めで悔しくて情けなくて、涙がこぼれた。




