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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

春、まだ遠く3

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bsr_e

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障子を通して差し込む白い光で目を覚ました。
まだ夜明けには少々早いと思われるが、妙に外が静かだ。
寄り添うように眠る元親を起こさぬように布団を抜け出し、元就はそろりと足を踏み出す。
庭に面した障子を細く開けると、眩い光に射抜かれた。
「何ぞ」
目元に手を翳しながら障子を開け放つ。
「これは…」
山間から差し込む光を照らし返す一面の銀世界に、元就は呆けたように立ち尽くした。
雪が深いこの季節は、色々と大変だが、この中を行軍するような愚か者はいない。
冬に護られている、そう言ってもよかろう。
やがて、神々しい姿を現した日輪に向かって、手を合わせる。
彼は昔よりも穏やかに年を越せるようになった事を感謝した。
「…う……ん……」
吹き込む風の冷たさに元親が起きたようだ。
音を立てぬように障子を閉めると、元就は彼女の方を振り返る。
「まだ早い、眠っておれ」
昨夜は求めるままに抱き合い、多少の無理を強いてしまった引け目もある。
半刻ばかり遅く起きても良かろう、と静かな声で告げる。
「…そう、か」
すぐに安らかな元親の寝息が聞こえた。
「今しばらくは平穏に」
戦国乱世にあって、それは何と難しい願いであろうか。
詭計智将と評される己が、これまでどれほど多くの命を奪ってきたのかなど分かっている。
そしてまた彼女も。
所詮は血塗られた道よ、と自嘲気味に笑う元就の顔を過ぎった翳を知るものは居なかった。
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