「……っ!?」
は、と息を逃がしながら、何事かと佐助を見上げる。
ぼやけ始めた視界の中、佐助は、目の前の、獣は、
ぼやけ始めた視界の中、佐助は、目の前の、獣は、
にたり、獲物を見付けたように、笑った。
佐助、と呼ぼうとすれば、その前に近付いてきた唇に絡めとられて、言葉を奪われた。
「もう、いいよねぇ……? ちょうだい、ねぇ、」
濡れた音に視線を落とせば、佐助はもじもじともどかしげに腰を揺らしながら、己の女陰に指を差し入れて掻き混ぜている。
解しているのだろうか、だが解す必要など感じられないほどにそこは濡れに濡れ、ひくつきながら目の前の餌を欲しがっていた。
とろとろ、溢れて内腿を濡らすその蜜の、淫らがましいこと。
あの、濡れた肉の感触を思い出して、小十郎は我知らず、ごくりと喉を鳴らした。
男をしきりに煽り、髄まで食らいつくさんとばかりに雄を飲み込むあの器。
あれを知ったが最後、のめり込むしか選択肢は残されない。
果たしてあれに呑まれ、今、正気を、保っていられるのだろうか。
小十郎は己に問いかけた。返すまでもなく、答えは絶望的だった。
くちゅん。そこから指が抜かれる。まるで見せ付けるかのように、透明な蜜が、長く長く尾を引いた。
それに見蕩れている暇など、ありはしない。
小十郎が言葉を失くしているその前で、佐助は、猫のようなしなやかさで以って小十郎の体に乗り掛かった。
――――来る。小十郎は、見詰めてくるその瞳を、真っ直ぐに捕らえて、見詰め返した。
最後の最後に残った、ぎりぎりの理性だった。
それに佐助は、少し目を瞬かせて、だがやがて、ふわと笑った。
解しているのだろうか、だが解す必要など感じられないほどにそこは濡れに濡れ、ひくつきながら目の前の餌を欲しがっていた。
とろとろ、溢れて内腿を濡らすその蜜の、淫らがましいこと。
あの、濡れた肉の感触を思い出して、小十郎は我知らず、ごくりと喉を鳴らした。
男をしきりに煽り、髄まで食らいつくさんとばかりに雄を飲み込むあの器。
あれを知ったが最後、のめり込むしか選択肢は残されない。
果たしてあれに呑まれ、今、正気を、保っていられるのだろうか。
小十郎は己に問いかけた。返すまでもなく、答えは絶望的だった。
くちゅん。そこから指が抜かれる。まるで見せ付けるかのように、透明な蜜が、長く長く尾を引いた。
それに見蕩れている暇など、ありはしない。
小十郎が言葉を失くしているその前で、佐助は、猫のようなしなやかさで以って小十郎の体に乗り掛かった。
――――来る。小十郎は、見詰めてくるその瞳を、真っ直ぐに捕らえて、見詰め返した。
最後の最後に残った、ぎりぎりの理性だった。
それに佐助は、少し目を瞬かせて、だがやがて、ふわと笑った。
泣きそうに。
それが、戦時、血に酔うて人を殺めすぎたときの、己の肌の白さを眺めるときの、
……別れ際のあの笑顔と、重なって。
……別れ際のあの笑顔と、重なって。
垣間見た、佐助の心。消えることの無い、愛しい闇。
ああ、やはり、これは、佐助なのだ。
どれだけ狂わされようと、この、淫欲の渦に呑まれた忍は、己が愛し慈しんだ女、なのだ……。
今更のように思う小十郎の目に、佐助の頬を雫が一つ、流れ落ちていくのが見えた。
どれだけ狂わされようと、この、淫欲の渦に呑まれた忍は、己が愛し慈しんだ女、なのだ……。
今更のように思う小十郎の目に、佐助の頬を雫が一つ、流れ落ちていくのが見えた。
「は、はぁ、ん、……俺を、満たし、てよ、こじゅ……ろ……さ……」
――アンタ以外のものなんか、全部いらない、アンタが居てくれるんだったら、それだけでいいの。
臍まで付かんばかりに反り返った逞しい一物に、佐助は、己の女陰を擦り付けて、
ああ、と小さく喘いだ。
にちゃ、にちゃ、溢れ出る先走りと愛液とが混じりあっていやらしい音を響かせる。
時折焦らすように腰を回され、互いの股を擦り合わされ、小十郎は、再び熱が押し寄せるのを感じた。
臍まで付かんばかりに反り返った逞しい一物に、佐助は、己の女陰を擦り付けて、
ああ、と小さく喘いだ。
にちゃ、にちゃ、溢れ出る先走りと愛液とが混じりあっていやらしい音を響かせる。
時折焦らすように腰を回され、互いの股を擦り合わされ、小十郎は、再び熱が押し寄せるのを感じた。




