「……その、破廉恥な話なのだが、その、な」
「…はぁい」
「…はぁい」
『違うよ旦那。これはお味噌汁なんだ。朝食べたやつ』などという苦しい言い訳で幸村を誤魔化し
そしてそれに誤魔化される主を心配しつつ、佐助は幸村の隣に腰を下ろした。
等の本人は、落ち着かないのか、先ほどからそわそわしながら、手を組んだり組み替えたりしている。
そしてそれに誤魔化される主を心配しつつ、佐助は幸村の隣に腰を下ろした。
等の本人は、落ち着かないのか、先ほどからそわそわしながら、手を組んだり組み替えたりしている。
「そ、そのなんだ。最近、ここここここここここ恋人というものができてな!!!」
「…はぁい」
「む、佐助。また味噌汁がでとるぞ」
「…はぁい」
「む、佐助。また味噌汁がでとるぞ」
予想はしていた。覚悟もしていた。それこそ幸村に仕えるようになった時から。
以前から、その影はあったのだ。文をやりとりしているような形跡はあったし、物思いに耽ることが多かった。
以前から、その影はあったのだ。文をやりとりしているような形跡はあったし、物思いに耽ることが多かった。
何より、外泊するようになった事が一番大きかった。
しかし、実際にその事実を突きつけられる衝撃は、想像を遙かに超えていた。正直、死にたくなった。
「その人を…俺様に紹介したいのね…」
「う、うむ。あちらは将来的にはけけけけけけけ結婚を、考えていると!それで、あ、挨拶を、と」
「わぁいだんなーだんなのしろむくはおれさまにしたてさせてねー」
「気が早いぞ佐助!は、は破廉恥な!というかお前、味噌汁が出しっぱなしだぞ。見苦しいからとっとと拭け」
「う、うむ。あちらは将来的にはけけけけけけけ結婚を、考えていると!それで、あ、挨拶を、と」
「わぁいだんなーだんなのしろむくはおれさまにしたてさせてねー」
「気が早いぞ佐助!は、は破廉恥な!というかお前、味噌汁が出しっぱなしだぞ。見苦しいからとっとと拭け」
そう言うと幸村は懐からてぬぐいを取り出し、佐助の顔を優しく拭う。
以前なら、てぬぐいを持ち歩くなどといった細やかな配慮はできなかったはずだ。
こういった些細な変化に、幸村が「女」になったという事実を感じさせられる。恋が幸村を変えたのだ。
再び死にたくなった。
以前なら、てぬぐいを持ち歩くなどといった細やかな配慮はできなかったはずだ。
こういった些細な変化に、幸村が「女」になったという事実を感じさせられる。恋が幸村を変えたのだ。
再び死にたくなった。
「そいつはもう来てるの?」
「うむ。客間で待っていただいている」
「……大将には、もう言ったの」
「うむ。客間で待っていただいている」
「……大将には、もう言ったの」
「いや、まだだ。まず佐助に、と思ってな」
「…そりゃ、光栄だねぇ」
「…そりゃ、光栄だねぇ」
尊敬する主君より、草の者である自分を優先してくれたことに喜びを感じながら、佐助は最も大切なことを尋ねた。
「……旦那」
「何だ」
「何だ」
「旦那は、今、幸せ?」
「―――――――――あぁ」
「………そっか」
「………そっか」
花が綻ぶような―――とびきり甘い蜜のような、そんな、幸せそうに笑う幸村。
何よりも大切で、ずっと大事にしてきた。
この人が幸せなら、間違いは、ない。
それだけだ。
この人が幸せなら、間違いは、ない。
それだけだ。
そう思い、佐助はようやく、笑みを浮べた。
「でさ、どこの誰なの」
「ああ!大事なことを言っていなかったな!」
「ははっ、旦那ったら」
「伊達政宗殿だ!」
「そうかー伊達あqwせdrftgyふじこlp
」
「佐助!今度は口から味噌汁が!!」
「ああ!大事なことを言っていなかったな!」
「ははっ、旦那ったら」
「伊達政宗殿だ!」
「そうかー伊達あqwせdrftgyふじこlp
」
「佐助!今度は口から味噌汁が!!」




