戦国BASARA/エロパロ保管庫

利まつ剃毛5

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bsr_e

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「……」

何とか声をかけようとした利家は、夜具に正座したまつを横目で見た。

「…あの、まつ?」
「……」

まつは俯いたまま唇を噛む。夜具上に置かれた手がそっとシーツを掴んだ。

「ご、めんな、大人になるまでって約束してたのに…」

詰るような言葉に顔を上げたまつは、待ち構える視線に囚われる。
その語尾は徐々に強さを失くして行った。

「だってそれは…元はまつめが我慢出来なくなったのでございます。」 



「慶次に触られてちょっと濡れて、たのか?」

 何て目ざとい、とまつは心の中で鬱ポーズを取る。

「…申し訳もございませぬ。修行が足りませねば、くすぐったく動きがその、なんとも。」


「そんなの、言えば某が塗ってやったのに。」
「犬千代様でございまするともっと大変なことになっておりまする!!」

勢いがついてうっかり口を滑らせたまつは、ハッとして唇を引き結んだ。
利家は瞳を光らせて笑う。さっきまでと違う色をした視線に気づいた。

いつの間にか隣に座る。

「某に触られたらもっと?」

逃がさないと言うように腰に手を回して顔を近づけた。

「修行して我慢出来るようになって貰っては某が、困る。」

 う、と詰まったまつの背に手を滑らせ、もう片方の手で細い指を握り込む。

相手の瞳に自分の姿だけを映しながら、ゆっくりと指を絡ませ合い、吸い寄せられるように
唇が近づいて行った。

吐息が触れ合っただけで、溶けそうな官能が全身を駆けめぐる。
柔らかく唇を重ね舌を絡め合うと、湿った音と息づかいだけが響いた。


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