「挿れていい?」
囁くように問われて、唇を噛みしめながら、こくりと頷いた。
囁くように問われて、唇を噛みしめながら、こくりと頷いた。
白く細い項がほんのりと赤く染まるのを愛しそうに眺めながら、血管を浮かせた
それを中に少しずつ埋め込んでゆく。
それを中に少しずつ埋め込んでゆく。
「…あ…あぁ…っ」
入ってくる利家を反射的に締めつけてしまい、内壁が引き攣れた。
あまりの狭さに立ちゆかなくなり、胸の飾りを摘み上げる。
指先で押し潰したり転がしたりされると下肢から少し力が抜け、食いしばるような
きつさが緩和された。
あまりの狭さに立ちゆかなくなり、胸の飾りを摘み上げる。
指先で押し潰したり転がしたりされると下肢から少し力が抜け、食いしばるような
きつさが緩和された。
「んっ…ふ……」
ヒクヒクと波打ち出した粘膜を感じながら、緩やかに腰を使い始める。
濡れた部分を擦られる音がくちゅくちゅと響いた。
濡れた部分を擦られる音がくちゅくちゅと響いた。
「これ、イイ?」
「…ン…」
「…ン…」
微かに頷きながら、まつの腰がその動きに合わせて回転するようにうねる。
「あ、あっ…ん…」
薄く開かれたの瞳は艶っぽく潤み、水面に映る灯りのようにゆらゆらと揺れる。
「…っあ、も…う…っ」
きつく閉じた目尻から涙が伝った。翻弄される悔しさとどうにもできない気持
ち良さで混乱し、理性的な思考は組み立て直しがきかないほど粉々に砕かれる。
ち良さで混乱し、理性的な思考は組み立て直しがきかないほど粉々に砕かれる。
小刻みにふるえる肩に気づいた利家は優しく、でも強く激しくまつの最奥に突き
入れた。
入れた。