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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

霧夢5

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bsr_e

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僅かに薄まった霧から覗く空をみる。そこには鮮やかな夕焼けが見えた。
膝の上で穏やかに眠る男の髪を私はずっと静かに撫でていた。

一線を越える事は無かった。二人は只、互いの体を抱き締め、
撫でては唇が触れ合うだけの柔らかい接吻を繰り返した。
飯事の様な愛撫も彼に取っては女に対しての最大限の愛し方だった。
私もそれ以上超えるつもりはなかった。
一度とはいえ逃げ出してしまった彼は武士としては失格なのだろう。
それでも、彼には人間として大事な物を持っていたから。

「そして私も、やはり忍としては失格なのだろうな……」
後ろの木にぶら下がる影に向かって言葉を投げた。

「さあ、どうだろうね。」
影は地に着いてその姿をようやく現した。
「…いつからそこにいた。佐助。」
「そんな睨まないでよ。酷いなあせっかく着替え持ってきてやったってのに。
…ついさっきだよついさっき。」
着替えまで用意して置く余裕な姿でついさっきはないだろうと睨み返すも
相も変わらず飄々としたその忍は深い眠りに着いた虎若子をひょいと拾い上げる。

「とにかく…子供の躾け位ちゃんとしろ。」
「そうするよ。家出人捜索にこんな所まで行くなんてもうこりごりだ。」

帰りもきついんだぜ、と余計な言葉が減らない忍にそっぽを向いて早く帰れと促した。
また綺麗な裸拝ませてね、という再度余計な一言に煩い帰れ殺すぞと脅せば
溜息交じりに大きな羽音が聞こえ、幸村の気配も佐助の気配もそこで消えた。

小さな湖はまたいつもの平穏な景色を取り戻す。
胸に残る幸村の涙の痕を見て、もうこれ限りで忘れようとしていたのに、あの顔が再び頭を過ぎった。
次に戦で会った時、私はもう一度剣を向ける事が出来るだろうか。
主の為にと剣を振るっている自分も、何時終わるか分からぬ戦に結局は自身を誤魔化している。
戦う度に自身を只追い詰めてるという事に薄々気付いてはいる。

それでも。

「私は……私には謙信様がいればそれで良いから。」

言い聞かせるように私は胸を押さえ、そして霧の向こうへ飛び立った。



「佐助。」
「今度は何だい旦那。」
「すまなかった。」
「もう黙って抜け出さないならそれで良いよ。」
馬乗りの幸村の歩調に合わせて空を飛ぶ忍は一つ大きなため息をついて呟いた。
「しっかし旦那に先越されちゃうなんて思わなかったなあ~…」
「な、何の事だ佐助。」
「どう旦那。女の子の唇は美味しかった?」
「なっ…!!なああななんあ何をさ、ささ佐助、なな、ななんでそ、……ああああっ!!」
大きな音と共に幸村は派手に落馬した。


「あっれー?少しは免疫ついたかと思ったのにねえ……」


【終】
以上です。書き始めは幸村攻めのつもりだったのですが、
幸村が主導だと話が進まなく…すみms
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