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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

睡蓮3

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nozomi

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「あっれー片倉さん今日も一人なの?」
にゅと眼の前に人影が飛び出して小十郎は凍りついた。
「忍の……。」
屋根から逆さまにぶら下がりニヤニヤ笑う佐助を見て小十郎は頭痛がするかのように眉間に手を当てて呟いた。
「何をやってんだ。」
「あれ、何か機嫌悪い?」
「良くはねえな。」

「ふーん。じゃ悪い訳じゃないんだね。」
と佐助は手をのばし小十郎の頭をくしゃくしゃと乱した。
「おい、猿、やめねえか!」
手を強く振り払われて、佐助はおーこわ、とおどける様に身をすくめた。
「片倉さんってさ髪がこう…はらってなってるとかっこいいよねえ。男の色気ってーかさ。」
うっすらと淫らな笑みを浮かべて佐助は小十郎の頬に手を伸ばした。
髪を撫でつけていた手を止めて小十郎はその手首を掴み、ぎりと締めあげた。

「俺はもう誰かの替わりになるつもりはねえ。夜の相手を探してるんなら他をあたりな。」
「ちぇー。おもしろくない。」
佐助は手を振り払うと、音を立てずに小十郎の前に立った。
「全滅だったんだよね。今日。どうしよ。」
「誰だか知らねえが、そいつの所に行けばいいじゃねえか。それとも、人に言えないような相手か?」

「……あんたには関係無いだろ。」
佐助の顔から先ほどまでの親しげな表情が消ええ、戦場で見たような冷たい笑みを浮かべている。

——おもしろい。
今まで幾度か会話を交した事はあったが、ここまで心情を露にする佐助を小十郎は見たことが無かった。
相手が誰なのかは分からないが、こういう女は嫌いじゃない。
寂しいだけなのか相手のために身を貶めているのか。
佐助のその姿に妙に嗜虐心がわいた。

「……そんなに言うなら相手をしてやってもいい。」
その言葉に驚いたように佐助は目を見開いた。
「……だが…そうだな一つ条件がある。」
「……変な事はしないよ。」
いぶかしげな顔をして佐助が睨む。
その怪しむような表情に更に楽しくなる。

「俺の嫁にでもなってもらおうか。」
「はあ!?」
予想外の言葉に佐助は思わず一段高い声でそういった。

「何、馬鹿なことを。」
「く、案外本気なんだがな。」
「冗談!まさか一回相手したくらいで惚れたとか馬鹿なこと言わないよね。」
「惚れてはねえが、嫌いじゃあねえな。まあ体の相性も良さそうだし。悪い話じゃねえだろ?」
「良い話でもないけどね。」

にべも無く言い放つ佐助の手首をもう一度掴み引き寄せる。
「いたっ。」
今度は流石に痛かったのか小さく声を上げた。
佐助は小十郎の手を振り払おうとするが強く握り締められ逃れられない。

「ちょっ止めてよ。」
「さあ、どうするかな。」
「いい加減にしてってば!」
毛を逆立てた猫のように叫ぶ佐助の耳に口を近付ける。
「誘ったのはお前の方だ。」
「!」
今の自分はどれ程暗い笑みを浮かべているのだろうか。
必死で抵抗する佐助が面白かった。

「何をしておる。」
佐助を無理矢理部屋に引きずり込もうとした矢先に声がした。
楽しみすぎたか。気付かなかったとはな。
廊下の向こうから人が歩いてくる。
その声を聞いて、佐助の顔色がスッと変わった。
来たのは遠くから見ても見間違える筈もない大きな体躯をした人間だった。

「大将……。」
ぽそりと佐助が呟く。
信玄は二人にゆっくり近付くとそっと佐助の腕から小十郎の手を解いた。
そのまま羽織で包み込むように佐助を抱き寄せる。

「竜の右目。儂の佐助が迷惑をかけたな。」
「あんたの?」
「ちょっと大将!」
困惑したような顔で佐助は信玄を見上げている。
「佐助は黙っておれ。そう『儂の』じゃ。済まぬことをした。今宵の事は忘れてくれ。」
有無を言わせぬ笑顔で信玄はそう言うと。
佐助を連れ信玄は去っていった。
「……そう言うことか。面倒な事だな。」
小十郎はそうとだけ呟くと己の部屋へ戻って行った。


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