思わず俺たちはポカーンとしたまま真田の旦那を見送った。
「………追った方がいいっスかね。」
「まあ、部屋に行ったんじゃろうし……大丈夫では無いか?」
余りの剣幕に驚き過ぎて妙に脱力した俺は、ちらりと大将に目を向けた。
「………追った方がいいっスかね。」
「まあ、部屋に行ったんじゃろうし……大丈夫では無いか?」
余りの剣幕に驚き過ぎて妙に脱力した俺は、ちらりと大将に目を向けた。
大将もまた手拭い一つで風呂に来ていた。
手拭いは―――頭の上にある。
旦那には刺激が強すぎたか。
まあ、普通の娘なら逃げて当然だよね。俺様は溜め息を付いた。
手拭いは―――頭の上にある。
旦那には刺激が強すぎたか。
まあ、普通の娘なら逃げて当然だよね。俺様は溜め息を付いた。
「前くらい隠したらどうなんすか。」
「む?」
大将は視線を自分の逸物に向け、ふはは。と笑った。
「まあ、気にするな。」
「俺はしないっすけどね。で、他に誰か来てた?」
「脱衣所で鬼島津に逢うたがの。儂も来たばかりなのじゃ。」
女の方はどうなのじゃ?と大将は俺を見下ろした。
興味深々ですか。流石大将お盛んなこって。
「む?」
大将は視線を自分の逸物に向け、ふはは。と笑った。
「まあ、気にするな。」
「俺はしないっすけどね。で、他に誰か来てた?」
「脱衣所で鬼島津に逢うたがの。儂も来たばかりなのじゃ。」
女の方はどうなのじゃ?と大将は俺を見下ろした。
興味深々ですか。流石大将お盛んなこって。
「えーと、何かヒモみたいなあったから多分明智サンは居るんじゃ無いかな。
あと、刀がやたらと積んでたから伊達さんと、やたら緑まみれの服あったから毛利かな?珍しいよね。」
ならば竜の右目と西海の鬼辺りも居るのかのう。と大将は呟いた。
「して、お前も人の事を言えた成では無いぞ?」
大将にまで言われて自分の体を改めて見る。
「へ?見た感じ、その辺の男と代わり無いから問題ないっしょ?そんな事よりとっとと入れば?
俺は一旦戻って、人が居なくなった頃にまた旦那と来ますから。」
そういって背を向けた瞬間、腰を抱かれた。
あと、刀がやたらと積んでたから伊達さんと、やたら緑まみれの服あったから毛利かな?珍しいよね。」
ならば竜の右目と西海の鬼辺りも居るのかのう。と大将は呟いた。
「して、お前も人の事を言えた成では無いぞ?」
大将にまで言われて自分の体を改めて見る。
「へ?見た感じ、その辺の男と代わり無いから問題ないっしょ?そんな事よりとっとと入れば?
俺は一旦戻って、人が居なくなった頃にまた旦那と来ますから。」
そういって背を向けた瞬間、腰を抱かれた。
「なんじゃ、ここまで来たんじゃから入っていけば良いじゃろう。」
「え、でも。」
ひょいと大将に横向きに抱きあげられる。
大将は自分の頭から手拭いを取ると俺の胸の上に乗せた。
理由が分からずに手拭いを手に取り首を傾げていると大将に
「隠しておけ、儂のものを他人に勝手に見せるな。」
と言われた。
「え、でも。」
ひょいと大将に横向きに抱きあげられる。
大将は自分の頭から手拭いを取ると俺の胸の上に乗せた。
理由が分からずに手拭いを手に取り首を傾げていると大将に
「隠しておけ、儂のものを他人に勝手に見せるな。」
と言われた。
なにそれ、初めて聞いたんスけど。
俺は柄にもなく何だか恥ずかしくなって、大将から借りた手拭いを胸に巻いて前の真ん中で縛った。
こんなんしても直ぐに落ちると思うけど。
俺は柄にもなく何だか恥ずかしくなって、大将から借りた手拭いを胸に巻いて前の真ん中で縛った。
こんなんしても直ぐに落ちると思うけど。
そうこうする内に風呂に付いた。
もうもうと湯気が立ち視界が余り利かないが、乳白色の濁り湯はとても気持が良さそうだ。
意外と広いのかな?奥のほうはよくわかんないけど、手前に居るのは男ばかりだった。
もうもうと湯気が立ち視界が余り利かないが、乳白色の濁り湯はとても気持が良さそうだ。
意外と広いのかな?奥のほうはよくわかんないけど、手前に居るのは男ばかりだった。
見た感じ凄くむさ苦しい………。
風呂の向こうで汗を輝かせ腹筋してる筋肉達磨が更に暑苦しさを誘った。
風呂の向こうで汗を輝かせ腹筋してる筋肉達磨が更に暑苦しさを誘った。
……帰って正解だよ………旦那。
他に風呂にいるのは豊巨に島津に………あの黒い霧の中に誰かいんの?
てか、服あった人とか居ないんだけどどーいう。
いや多分あの霧の中に居そうな人は知ってるけど。
ああ、ほら、うふふ、とかブルアとか聞こえてくる。
縁まで来て漸く大将は俺を下ろしてくれた。
てか、服あった人とか居ないんだけどどーいう。
いや多分あの霧の中に居そうな人は知ってるけど。
ああ、ほら、うふふ、とかブルアとか聞こえてくる。
縁まで来て漸く大将は俺を下ろしてくれた。
「背中流しましょうか?」
「うむ。」
風呂に入る前に俺は大将の体を軽く流した。
大将もやってくれると言ったけど、上司にそんな事させる訳に行かないし、何と無くそれで済まない気がするしで辞退した。
この衆人環視の中でとかまじ勘弁。俺達は湯に入るとゆっくり出来そうな隙間を探した。
「うむ。」
風呂に入る前に俺は大将の体を軽く流した。
大将もやってくれると言ったけど、上司にそんな事させる訳に行かないし、何と無くそれで済まない気がするしで辞退した。
この衆人環視の中でとかまじ勘弁。俺達は湯に入るとゆっくり出来そうな隙間を探した。




