やっぱり真ん中とか安定感無いから端の方が良いよね。
この辺は平気かな?と岩陰を覗くと意外と人は居た。双竜のお二人だ。
この辺は平気かな?と岩陰を覗くと意外と人は居た。双竜のお二人だ。
片倉さんが独眼龍の旦那の背中を流していたけど、俺達の気配に殺気を込めて片倉さんが振り向いた。
うんうん。大事な姫様だしね。まさしく主と従者って感じで厭らしさがまるでない。
と、無駄に感心していると片倉さんが俺をガン見していた。
良く分からないので取り合えずペコりと礼をすると片倉さんは困ったように頷いた。
そしたら急に大将がグイグイ手を引くので片倉さんに手を振って、仕方なくその場を後にする。
岩が沢山あるし湯気で良く見えなかったけど結構広いんだね。ここのお風呂。
うんうん。大事な姫様だしね。まさしく主と従者って感じで厭らしさがまるでない。
と、無駄に感心していると片倉さんが俺をガン見していた。
良く分からないので取り合えずペコりと礼をすると片倉さんは困ったように頷いた。
そしたら急に大将がグイグイ手を引くので片倉さんに手を振って、仕方なくその場を後にする。
岩が沢山あるし湯気で良く見えなかったけど結構広いんだね。ここのお風呂。
じゃあここはと覗くと同時に「このしれ者が!」と怒鳴り声が聞こえた。
「だってよう、惚れた女と風呂に入ってたら誰だってムラムラっときちまうだろうよ。それが男ってもんだろうよ!」
「我は入っては居らぬ。」
確かに入っては居なかった。入っているのは兄貴こと長曾我部元親だけで、相方?の毛利のお姫さんはしっかり浴衣を着込み湯船の外に正座で座っていた。
「ったく、入れよ。入ろうぜ。気持良いからさ。」
「我の肌を誰が来るとも知れぬのに晒せと申すか。この獣が。」
「こんな所まで誰もこねえって!な?」
「だってよう、惚れた女と風呂に入ってたら誰だってムラムラっときちまうだろうよ。それが男ってもんだろうよ!」
「我は入っては居らぬ。」
確かに入っては居なかった。入っているのは兄貴こと長曾我部元親だけで、相方?の毛利のお姫さんはしっかり浴衣を着込み湯船の外に正座で座っていた。
「ったく、入れよ。入ろうぜ。気持良いからさ。」
「我の肌を誰が来るとも知れぬのに晒せと申すか。この獣が。」
「こんな所まで誰もこねえって!な?」
手を伸ばしそのまま引き寄せようとすると、ビタンと大きな音がした。
あたたーコレは本気で痛そう。
「そう思っているのは貴様だけだ。愚か者めが。」
毛利は平手打を決めた後、耐えられないと言うようにぶるぶると震え、口許を袖の先で隠しながらこっちに指を指した。
「あ……。ちょ、お前ら見てんじゃねえ。」
うん。やっぱ気付くよね。別に気配も消してないし、大将と二人で湯船をザブザブ歩いて来たんだもん。
あたたーコレは本気で痛そう。
「そう思っているのは貴様だけだ。愚か者めが。」
毛利は平手打を決めた後、耐えられないと言うようにぶるぶると震え、口許を袖の先で隠しながらこっちに指を指した。
「あ……。ちょ、お前ら見てんじゃねえ。」
うん。やっぱ気付くよね。別に気配も消してないし、大将と二人で湯船をザブザブ歩いて来たんだもん。
「あっははは、お邪魔しましたーっと。行こ?大将。」
「うむ。」
打たれた頬を摩りながら長曾我部の兄貴は毛利が何処からか出した采配で額をグリグリと小突かれていた。
まあ、自業自得ってーかね。邪魔してゴメン。
こことさっきの一角とあの黒い場所、何で人が少ないか分かった……。
「うむ。」
打たれた頬を摩りながら長曾我部の兄貴は毛利が何処からか出した采配で額をグリグリと小突かれていた。
まあ、自業自得ってーかね。邪魔してゴメン。
こことさっきの一角とあの黒い場所、何で人が少ないか分かった……。
取り合えず俺様はその三区画が目に入らない人気の無い湯船の真ん中でザブンと湯につかった。
「ねえ、大将、つかるだけならこの辺で良いんじゃ無いっスか。」
端じゃ無いけどまあ良いや。
このままじゃ何時までたっても歩き回らなきゃいけないし。
一人で帰った旦那が心配だからと言うと、仕方ないのうと大将が隣につかった。
「ねえ、大将、つかるだけならこの辺で良いんじゃ無いっスか。」
端じゃ無いけどまあ良いや。
このままじゃ何時までたっても歩き回らなきゃいけないし。
一人で帰った旦那が心配だからと言うと、仕方ないのうと大将が隣につかった。
あったかい……やっぱりお湯って良いよね。
普段は川やら井戸やらで烏の行水だし。
染み入る暖かさに溜め息が出る。
「いい湯じゃのう。」
「いい湯ッスねえ……。」
並んでつかりながら、まったりしている…と何か、どっかででかい声がした。
普段は川やら井戸やらで烏の行水だし。
染み入る暖かさに溜め息が出る。
「いい湯じゃのう。」
「いい湯ッスねえ……。」
並んでつかりながら、まったりしている…と何か、どっかででかい声がした。
「蘭丸いっきまーす!」
裸の餓鬼が後ろから飛んで来た。
その後を有り得ない型で泳いでくる人間が追って居る。
「最強最強!俺様最強!」
え……あれ泳いで無くね?手バタ着かせて走ってるだけかよ。
ばちゃばちゃと跳ね上げた水しぶきが顔に飛んでくる。
裸の餓鬼が後ろから飛んで来た。
その後を有り得ない型で泳いでくる人間が追って居る。
「最強最強!俺様最強!」
え……あれ泳いで無くね?手バタ着かせて走ってるだけかよ。
ばちゃばちゃと跳ね上げた水しぶきが顔に飛んでくる。
「うわっぷっ……とと。」
余りに跳ねあげるので湯の中でしゃがんでいた俺はよろけてしまった。
「大丈夫か。」
「あ、はい。すんません。」
湯の中に転びそうになったけど、よろけた先に大将がいたから俺は何とか沈まずにすんだ。
大将はやれやれと言いながら、どさくさに紛れて、俺の腰に手を回し膝に座らせた。
どうやら大将にはちょうど良い深さだったらしく、大将は普通に胡坐をかいて入っている。
それに対して俺様は大将の膝に座ってやっと丁度いいくらいだ。
別に大きくなりたい訳じゃないけど、何か複雑……。
余りに跳ねあげるので湯の中でしゃがんでいた俺はよろけてしまった。
「大丈夫か。」
「あ、はい。すんません。」
湯の中に転びそうになったけど、よろけた先に大将がいたから俺は何とか沈まずにすんだ。
大将はやれやれと言いながら、どさくさに紛れて、俺の腰に手を回し膝に座らせた。
どうやら大将にはちょうど良い深さだったらしく、大将は普通に胡坐をかいて入っている。
それに対して俺様は大将の膝に座ってやっと丁度いいくらいだ。
別に大きくなりたい訳じゃないけど、何か複雑……。




