「っ――――!」
悲鳴のような嬌声が上がる。背を反らすが、腕を小十郎の背に引っ掛けている
せいで、胸を押し付けるだけになってしまう。
「意外といけるって言うが……試してみるか?」
「も、もう無理でござる……っ!」
「赤子を産む場所だ。いけるに決まってる」
陰核を撫でられ、蜜が溢れている。陽物で満たされ、更に指が入ってきた。
悲鳴のような嬌声が上がる。背を反らすが、腕を小十郎の背に引っ掛けている
せいで、胸を押し付けるだけになってしまう。
「意外といけるって言うが……試してみるか?」
「も、もう無理でござる……っ!」
「赤子を産む場所だ。いけるに決まってる」
陰核を撫でられ、蜜が溢れている。陽物で満たされ、更に指が入ってきた。
頭の中で、白い光が弾けた。全身ががくがくと痙攣する。
無骨で、節の太い指をしている。いつも忙しなく動き、休みを取らない指。
刀を取り、采配を振るい、具足の紐を締める。かと思えば野菜を育て、大地を慈しみ、
子をあやす。釘を打ち、縄をなう事もある。爪の辺りがささくれ立ち、爪は黒ずんで
形も悪い。冬にはあかぎれができて、かゆそうにしている。寝る前に膏薬を塗るように言うと、
女みたいだと渋い顔をする。
無骨で、節の太い指をしている。いつも忙しなく動き、休みを取らない指。
刀を取り、采配を振るい、具足の紐を締める。かと思えば野菜を育て、大地を慈しみ、
子をあやす。釘を打ち、縄をなう事もある。爪の辺りがささくれ立ち、爪は黒ずんで
形も悪い。冬にはあかぎれができて、かゆそうにしている。寝る前に膏薬を塗るように言うと、
女みたいだと渋い顔をする。
あの指が、陽物と共に胎内にある。
指の腹が胎内を擦る。探るような動きに、体は強い反応を示す。
小十郎とは違うものが、胎内を這っているかのようだ。
「や、あ、………ああっ!」
腰が引かれ、ゆっくりと突かれた。指も深いところを探ろうとする。
ゆるやかな、だが強すぎる快楽に体が追いつかない。痛いはずなのに、
全身は快楽に打ち震え、このままの状態を求めている。
「動きづれぇな」
指が抜かれたと思ったら、容赦なく突き上げられた。
蜜が溢れる。粘ついた音。勢いよく叩きつけられ、体が跳ねた。
もっと奥に。もっと強く。
指の腹が胎内を擦る。探るような動きに、体は強い反応を示す。
小十郎とは違うものが、胎内を這っているかのようだ。
「や、あ、………ああっ!」
腰が引かれ、ゆっくりと突かれた。指も深いところを探ろうとする。
ゆるやかな、だが強すぎる快楽に体が追いつかない。痛いはずなのに、
全身は快楽に打ち震え、このままの状態を求めている。
「動きづれぇな」
指が抜かれたと思ったら、容赦なく突き上げられた。
蜜が溢れる。粘ついた音。勢いよく叩きつけられ、体が跳ねた。
もっと奥に。もっと強く。
「も……と、もっ…………とぉ…………!」
ねだることしかできない。
闇に満ちた世界。音と肌に迫る感覚が全てだ。皮膚が、耳が、鋭敏になっている。
全身で小十郎を感じ、求める。もう「それ」はすぐそこまできている。
ねだることしかできない。
闇に満ちた世界。音と肌に迫る感覚が全てだ。皮膚が、耳が、鋭敏になっている。
全身で小十郎を感じ、求める。もう「それ」はすぐそこまできている。
何も考えず、小十郎にしがみつく。そうすれば近づいてくる。
最奥を突かれ、精を放たれる。
「あああっ――――!」
奔流が全身を巡り、暴れ回る。
幸村は強くしがみつき、息を吐きながら力を抜いた。
最奥を突かれ、精を放たれる。
「あああっ――――!」
奔流が全身を巡り、暴れ回る。
幸村は強くしがみつき、息を吐きながら力を抜いた。
餓えは、いつの間にか消えていた。




