「……ン、ーー…ッ!」
大きく開いた足の間、ぬかるんだ秘裂をこじ開けて男根が挿し込まれる。
並大抵の女ならば半分も耐えられぬ程に太く長いそれを、まるで待ち望んだ好物を飲み込むかのように胎へ受け入れていく。
堅く張った雁に内側を押し広げられていく感覚に三成は歓喜の声を上げそうになるが、口元に当てた手を強く噛み締める事で抑え込んだ。
並大抵の女ならば半分も耐えられぬ程に太く長いそれを、まるで待ち望んだ好物を飲み込むかのように胎へ受け入れていく。
堅く張った雁に内側を押し広げられていく感覚に三成は歓喜の声を上げそうになるが、口元に当てた手を強く噛み締める事で抑え込んだ。
今この方の脳裏にあるのは私ではないのだから。
声を耐える内にごつ、と皮膚越しに恥骨同士が当たり、歯型が付いた甲を僅かに離して小さく息を吐いた。
「ふ…ぅ……!ンッ!!っ…!」
根元まで含んだ男根の熱さに酔いしれる間もなく、胎内を激しく抉られる。
同時に僅かに膨らんだ乳房を握り潰さんばかりに揉みしだかれ、ぞくぞくと脳の奥が痺れていく。
同時に僅かに膨らんだ乳房を握り潰さんばかりに揉みしだかれ、ぞくぞくと脳の奥が痺れていく。
汗で前髪が貼り付き、隠していた鋭い瞳が見え隠れし始める。
「………ッ!!」
駄目だ、この瞳は違う!
慌てて空いた手で剃刀にも似たその鋭い瞳を覆い隠す。
自らに覆い被さる男の姿を見ることが出来ないのは口惜しかったが、それ以上にこの男の気分を害する事が恐ろしかった。
自らに覆い被さる男の姿を見ることが出来ないのは口惜しかったが、それ以上にこの男の気分を害する事が恐ろしかった。
『閨中ではお前はお前ではない、―――だ』
初めて夜伽を命ぜられた時のその残酷な言葉ですら、三成は喜んで受け入れた。
神と崇める相手に必要としてもらえる、それだけで天にも昇る思いだった。
神と崇める相手に必要としてもらえる、それだけで天にも昇る思いだった。
必要以上の肉は体に付けず、鋭く研がれた瞳を隠し、どんなに酷く抱かれても悲鳴一つ上げない。
胎を引き裂かれる痛みですら、この男に抱かれる悦びには遠く及ばないのだから。
「……っ、……ーッ!…ン……!!」
配慮など微塵もない、己が欲を満たす為だけの乱暴な動きに、されるがままにがくがくと揺さぶられる。
痛みなのか快感なのか、視界が白く濁り始めた。
痛みなのか快感なのか、視界が白く濁り始めた。
「…………ッぁ!!」
唐突に胎内を蹂躙していたものを引き抜かれ、代わりに腹に熱くどろりとしたものが降りかかる。
これでいい。これでいいんだ。
瞼を押さえた指の隙間から、一筋の涙が零れ落ちる。
それが悦びの涙なのかまたはそれ以外の何かなのか、三成自身にも分からなかった。
それが悦びの涙なのかまたはそれ以外の何かなのか、三成自身にも分からなかった。