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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

影身に添う・壱5

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momo

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そんなこんなで、最初の一月はあっという間に過ぎ去った。

そして、契約二月目に入ったある日、風魔は同盟関係にある地方豪族の動向調査を命じられた。
背信の疑いあり。
ごく僅かな情報のみで単身乗り込んだ風魔だったが、伊達と敵対する勢力への寝返りの証拠を難なく掴み、挙兵の時期やその規模、援軍の有無や行軍経路等、詳細な情報を仕入れて、奥州へと戻った。
風魔の情報を元に先手を打った伊達軍は、豪族の本拠地をあっさりと攻略し、敵対勢力を抑制した。
伊達の戦は、どんな軍略を用いようとも、最後は政宗を先頭に突撃するのが常のようで、脇や背後から兵士を狙う鉄砲隊や忍の相手を、風魔は一手に引き受けた。
最前線に出張る大将とは如何なものかと思ったが、政宗の豪快な戦いっぷりと、その背をぴたりと守る竜の右目、および生き生きとした兵士たちを見るに、これも有りなのかと風魔は考えた。

戦後処理を終えて奥州へ帰還すると、風魔は政宗から契約の報酬とは別に報奨金を賜わった。
ありがたく頂戴し、またもとの平穏な日々に戻っていく。

政務が落ち着ちついてくると、小十郎も毎日自宅に帰ることができた。
小十郎と時間差で屋敷に着いた風魔は、裏庭にあるお気に入りの大きなブナの木の枝に腰掛けて、山の端に沈む夕日を見つめていた。
「おい、風魔、飯だ!」
勝手口で小十郎が叫んでいる。
風魔がついてきた日には、いつのまにか彼女の分の食事が用意されるようになっていた。
お勝手の横の使用人たちが集う囲炉裏部屋に、一汁一菜の膳が用意される。
配膳に追われる使用人たちがふと気付くとそこに膳はなく、しばらくして空になった膳が戻っているのだった。

風魔は天気の良い日は屋根に上って、胡坐をかいた足の上に器用に膳を置いて食べる。
今日は一汁一菜の他に、立派な胡瓜が一本添えられていた。
昼間、畑で小十郎自らが収穫したものだった。
贅沢にも味噌の入った小皿まである。
「やっぱり胡瓜は井戸水で冷やして丸齧りが一番だ」
畑で小十郎が百姓たちと話していたのを思い出す。
手に取ると、胡瓜はひんやりと冷えていた。
齧りつくと小気味よい音がする。
「おいしい……」
思わずそう呟いた後、自分は一体ここで何をしているのだろうと風魔は我に返った。

段々と伊達の気風に染まってきている自分に愕然とする。
そろそろ、答を出さなくてはいけないのかもしれない。
殺るか、殺られるか。
それ以外の選択肢はない。
小十郎が自分を殺せないというなら、自分が彼を殺すしかない。
風魔は空の膳をお勝手に戻すと、屋根に上って月を見上げた。
決行は、伊達との契約の終了間際まで待った方がいいだろう。
そう結論を出した風魔は、わざと小十郎に届かせるように殺気を放って、片倉邸を後にした。


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