「ちっ…ちょっと待てよ!
アンタ!あの頁を俺と一緒に見て恥ずかしくねぇのか!??」
アンタ!あの頁を俺と一緒に見て恥ずかしくねぇのか!??」
「…恥ずかしくない筈が無かろう」
カラクリをジッと見つめるようにして元親とは目を合わせぬまま、
これ以上無いほど低い声でサンデーはボソリと呟く。
だが髪の間から覗いていたサンデーの耳には、ほのかに朱が差していた。
これ以上無いほど低い声でサンデーはボソリと呟く。
だが髪の間から覗いていたサンデーの耳には、ほのかに朱が差していた。
「じゃぁ、何でこんな事…」
「不祥の新入信者に再教育を施しお布施を搾取する…
ザビー様のお役に立つ為ならば、手段など厭わぬ」
ザビー様のお役に立つ為ならば、手段など厭わぬ」
「毛利…」
「さぁ見るが良い!!ザビー教の素晴らしさを日の本全土に知らしめる為に考案し、
精魂込めて作成した我が頁を!!」
精魂込めて作成した我が頁を!!」
「…っ!!」
…見た。
否。カラクリはとっくに起動しているが、肝心の頁はまだ現れていない。
俺が見たのは、「さぁ見るが良い(以下略)」と言い放った毛利本人が、
正面にある箱形のカラクリの画面と、手元にある薄い長方形のカラクリにずらりと並んでいるボタンとを見比べながら、
人差し指一本で必死に一字一字頁の住所を打ち込んでいる姿だった。
否。カラクリはとっくに起動しているが、肝心の頁はまだ現れていない。
俺が見たのは、「さぁ見るが良い(以下略)」と言い放った毛利本人が、
正面にある箱形のカラクリの画面と、手元にある薄い長方形のカラクリにずらりと並んでいるボタンとを見比べながら、
人差し指一本で必死に一字一字頁の住所を打ち込んでいる姿だった。
「なぁ、アンタ…」
「…うるさい黙れ。」
「いやそうじゃねぇよ、こういう時は…」
「ふっ…触れるでない!!」
とても見ては居られないと思わずカラクリに伸ばしかけた元親の手を、サンデーは容赦なく払う。
だがその拍子に、サンデーの指先がいくつかのボタンに触れた。
同時にけたたましく警戒音が鳴り響き、サンデーはビクリと身を強張らせる。
だがその拍子に、サンデーの指先がいくつかのボタンに触れた。
同時にけたたましく警戒音が鳴り響き、サンデーはビクリと身を強張らせる。
「……っ!」
「だから俺に任せとけって、こういう時は大抵…」
元親がところ狭しと並んでいるボタンの一番左上…『逃ゲル』と書かれたボタンを何度か押すと、
警戒音が容易に鳴り止む。
警戒音が容易に鳴り止む。
「…貴様、何故南蛮の財宝であるこのカラクリの操作方法を知っている」
「ま…まぁ、俺んトコにも似たようなモンが有るからな」
すぐ真横で悔しそうに自分を睨みつけるサンデーの事は意に介さず、
元親はカラクリの操作を進めていく。
元親はカラクリの操作を進めていく。
「良いか?頁を見たい時は、まず画面に表示されてる『頁への近道の印』に、
丸っこいカラクリ(これは大抵、ボタンがぎっしり並んでる長方形のカラクリの右隣においてある)
を動かして矢印を合わせるんだ。
その後丸っこいカラクリの左に付いてるボタンを連続で二度押す。
…な?こうすりゃわざわざ頁の住所を一字一字打ち込まなくても、簡単に見たい頁に入れるだろ?」
丸っこいカラクリ(これは大抵、ボタンがぎっしり並んでる長方形のカラクリの右隣においてある)
を動かして矢印を合わせるんだ。
その後丸っこいカラクリの左に付いてるボタンを連続で二度押す。
…な?こうすりゃわざわざ頁の住所を一字一字打ち込まなくても、簡単に見たい頁に入れるだろ?」
って、あれ…何で俺いつの間にか毛利の手助けしてるんだ!??
いや、だってアイツが困ってたから、つい…。
いや、だってアイツが困ってたから、つい…。
「フハハハハ! 墓穴を掘ったな長曾我部よ!
さぁ見るが良い!!ザビー教の素晴らしさを日の本全土に知らしめる為に考案し、
精魂込めて作成した我が頁を!!」
さぁ見るが良い!!ザビー教の素晴らしさを日の本全土に知らしめる為に考案し、
精魂込めて作成した我が頁を!!」
ああぁ…ったく!!
そう言えばすっかり忘れてたが、その頁でエロい事やってた張本人がその時と同じ格好ですぐ隣に居るんだった。
そう言えばすっかり忘れてたが、その頁でエロい事やってた張本人がその時と同じ格好ですぐ隣に居るんだった。
「……………」
やばい…意識しちまったら、もう毛利のこと直視出来ねぇ。
しかもお宝の匂いを嗅ぎつけて俺の富嶽まで起動しやがった。
っ、こんな状態で一緒に頁を見て、
もっ、もう我慢出来ねぇぜ毛利→こっ、これ止さぬか長曾我部っ→これこれこう。
…みてぇな展開になっても知らねぇぞ俺は!!
しかもお宝の匂いを嗅ぎつけて俺の富嶽まで起動しやがった。
っ、こんな状態で一緒に頁を見て、
もっ、もう我慢出来ねぇぜ毛利→こっ、これ止さぬか長曾我部っ→これこれこう。
…みてぇな展開になっても知らねぇぞ俺は!!
二度三度砂嵐が点滅し…動画が動き出す。
至極珍しく口元に艶やかな微笑を湛え、カラクリの中からこちらを見据えるように
正面を向いている動画の中のサンデーが、ゆっくりと口を開いた。
至極珍しく口元に艶やかな微笑を湛え、カラクリの中からこちらを見据えるように
正面を向いている動画の中のサンデーが、ゆっくりと口を開いた。




