快楽が欲しければ自ら動くがいい。そう告げれば、激しい拒絶と罵倒の
言葉が返ってきた。指に伝わる反応とは真逆の態度は、いっそ天晴れとも
いえた。
それがどれほど続くものなのか、純粋に興味を持って相手を眺める。
こちらに気取られぬよう呼吸を抑え、身の内で暴れているのであろう衝動を
律しようとしている姿は健気でもあり、また同時に幸村の中の意識せぬ
残虐性を刺激してやまない。
言葉が返ってきた。指に伝わる反応とは真逆の態度は、いっそ天晴れとも
いえた。
それがどれほど続くものなのか、純粋に興味を持って相手を眺める。
こちらに気取られぬよう呼吸を抑え、身の内で暴れているのであろう衝動を
律しようとしている姿は健気でもあり、また同時に幸村の中の意識せぬ
残虐性を刺激してやまない。
欲しくはないのか。
低く呟き、埋めた指を緩く回す。途端に蠢く内部は、おそらく当人の
意思には反する状態。そこに生じているはずの疼きは、決して
軽いものではないはずだ。
しかしまだ、耐える。堅く目を閉じ、嵐をやり過ごそうとする態度は
やはり健気で、そして一層幸村の嗜虐心をそそり立てた。
意思には反する状態。そこに生じているはずの疼きは、決して
軽いものではないはずだ。
しかしまだ、耐える。堅く目を閉じ、嵐をやり過ごそうとする態度は
やはり健気で、そして一層幸村の嗜虐心をそそり立てた。
欲しくは、ないのか。
同じ言葉を繰り返し、今度は僅かに引く動きをする。半ばまで抜けかけた
指を、しかし内壁は逃がそうとしなかった。奪われようとする快楽を
追うように腰が動き、そして一度動いてしまうともう止めることは
叶わないようだった。
堰が切れたように、細い腰が上下に揺れる。それに合わせて淫らな
水音が響き、飛び散る雫が双方の下肢を汚す。
浮かぶ表情もまた、目まぐるしく変わった。羞恥、愉悦、屈辱、悔恨、
そしてまた愉悦。白い肌が艶かしく色づき、こんな状況だというのに
幸村はその顔を美しいと純粋に思った。
これが愛しい女なら。自らの手でこんなに悦ばせてやることができたなら、
さぞこちらの心も満たされるだろうに。今の自分が感じているのは、
ただ虚しさだけだ。
それを残念とまで感じてしまうほど、快楽に酔い痴れる竜は美しかった。
指を、しかし内壁は逃がそうとしなかった。奪われようとする快楽を
追うように腰が動き、そして一度動いてしまうともう止めることは
叶わないようだった。
堰が切れたように、細い腰が上下に揺れる。それに合わせて淫らな
水音が響き、飛び散る雫が双方の下肢を汚す。
浮かぶ表情もまた、目まぐるしく変わった。羞恥、愉悦、屈辱、悔恨、
そしてまた愉悦。白い肌が艶かしく色づき、こんな状況だというのに
幸村はその顔を美しいと純粋に思った。
これが愛しい女なら。自らの手でこんなに悦ばせてやることができたなら、
さぞこちらの心も満たされるだろうに。今の自分が感じているのは、
ただ虚しさだけだ。
それを残念とまで感じてしまうほど、快楽に酔い痴れる竜は美しかった。




