溜息混じりに感情の塊を吐き出すと、元親はすぐ隣で正面を見据えているサンデーを見やる。
動揺をひた隠しにして無表情を装うその横顔に愛しさがこみ上げ、
元親はそのかいなで華奢なサンデーの身体を引き寄せ、慈しむように抱く。
動揺をひた隠しにして無表情を装うその横顔に愛しさがこみ上げ、
元親はそのかいなで華奢なサンデーの身体を引き寄せ、慈しむように抱く。
「やっ…止めよ長曾我部!
ザビー様は愛を伝道される際に抱擁などなさらぬ!!」
ザビー様は愛を伝道される際に抱擁などなさらぬ!!」
「っ!好きだと思ったら、抱きしめたくなるのが当たり前だろ!!
アンタだって、教祖様にそれを望んでたんじゃねぇのか!!」
アンタだって、教祖様にそれを望んでたんじゃねぇのか!!」
すぐ耳元で叱咤され、元親の腕から逃れようと暴れもがいていたサンデーが思わず身をすくめた。
これ幸いにと、元親は自身の胸元にサンデーをきつく抱き寄せる。
これ幸いにと、元親は自身の胸元にサンデーをきつく抱き寄せる。
「…だが………それを望むのは強欲というもの。
何故なら我はまだ…愛を理解出来ておらぬ」
何故なら我はまだ…愛を理解出来ておらぬ」
「そんな事、関係ねぇよ…」
「……………」
慰めるように何度もサンデーの髪を撫でながらその身をゆっくり寝具に横たわらせて、
元親も追従するように覆いかぶさる。
そしてどことなく焦点が合わず、ぼんやりと元親を見上げるサンデーの顎を取ると、
元親はただ触れるようにサンデーの艶やかな唇に己の唇を重ねた。
元親も追従するように覆いかぶさる。
そしてどことなく焦点が合わず、ぼんやりと元親を見上げるサンデーの顎を取ると、
元親はただ触れるようにサンデーの艶やかな唇に己の唇を重ねた。
「………っ!!」
突然の事に、サンデーが大きく目を見開く。
何度も唇を重ねていく内に、始めはついばむようだったその口付けは
次第に深く貪るような物へと変わり、終いには口内に侵入してきた元親の舌に
自身の舌を容易に絡み取られ、サンデーは思わず小さな悲鳴を上げる。
何度も唇を重ねていく内に、始めはついばむようだったその口付けは
次第に深く貪るような物へと変わり、終いには口内に侵入してきた元親の舌に
自身の舌を容易に絡み取られ、サンデーは思わず小さな悲鳴を上げる。
「ぁ……」
しばらくの間部屋にサンデーの口内を侵す卑猥な音が響いたが、
トン…トントン…と不定期に元親の胸を力なく叩くサンデーのささやかな抵抗を受けて、
元親は名残惜しげに唇を離す。
ようやく解放された安堵からか、サンデーはグッタリと寝具に身を投げ出した。
だが元親から逸らされたサンデーの目元は赤く染まり、感じ入るかのように打ち震えている。
トン…トントン…と不定期に元親の胸を力なく叩くサンデーのささやかな抵抗を受けて、
元親は名残惜しげに唇を離す。
ようやく解放された安堵からか、サンデーはグッタリと寝具に身を投げ出した。
だが元親から逸らされたサンデーの目元は赤く染まり、感じ入るかのように打ち震えている。
「ざっ…ザビー様は…」
「……………」
「…愛を伝道される際に…口吸いなど…なさらぬ」
「好きなら口吸いくらいするだろ、普通。
それに俺はアンタの味を自分の舌に焼き付けてぇんだ」
それに俺はアンタの味を自分の舌に焼き付けてぇんだ」
「……………」
「………って、じゃぁアンタ、もしかして今のが…」
「そんな筈無かろう!!!」
「そんな筈無かろう!!!」
「……………」
「…そんな筈…無…」
唇に自分の手の甲を押し当てたままわなわなと震え、
それでも必死に否定の言葉を紡ごうと強がるサンデーの姿を見て、元親の胸にある確信がよぎる。
それでも必死に否定の言葉を紡ごうと強がるサンデーの姿を見て、元親の胸にある確信がよぎる。
コイツ、口吸いも今のが初めてかよ…




