戦国BASARA/エロパロ保管庫

一人遊び6

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匿名ユーザー

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 ……理由は……わかっている。
 先日の戦場で出会った、あの男の存在が、市をおちつかなくさせているのだ。
 前々から浅井家に楯ついてきた、あの敵勢。
 よく統制された軍勢を率いるあの男は、噂にたがわぬ豪傑、破格の戦闘力を誇る
 一騎当千の武人だった。獅子奮迅の活躍で本陣に迫り、ややもすれば長政の首を
 落としていたかもしれない。……市が的確かつ迅速な動きで、長政を補佐、
 ついであの男を補佐する特攻部隊を即座に撃破していなければ。
 結果、敵勢は壊滅状態で遁走。
 長政と相対したあの男は駆けつけた親衛隊によって捕縛され、
 哀れな虜囚の身に落ちた。
 縄目の屈辱を受けてなお、男は端然としていた。不測の事態に歯軋りしながらも、
 みじめに地面に這いつくばって命乞いをすることはなかった。
 堂々と胸を張り、塵埃に汚れた顔を昂然と持ち上げ、殺したいならば殺すがいい、
 と豪語した。その決然とした態度は、実直な長政の好むところでもあったのであろう。
 結果、男は即座に斬り捨てられることはなく、いまもこの城の地下牢に拘禁されている。
 近々、市中引き回しの上に斬首となる予定であるが……
 それでも。いまは、まだ、生きている。市と同じ、小谷城の中で。
 そのことを自覚すると、はらわたの中からぬるりとしたものがとどめようもなく湧き出してくる。
 荒い息をつきながら、市は悶える。指を差し入れた女陰が、ひくり、と震えた。
 織田の家の中で厳重に保護されて育てられた市に、年頃の男性との接触は数えるほどしかなかった。
 年頃になったとたんに長政の嫁となることが取り決められ、恋のひとつも知らぬまま、彼の妻となったのだ。
 力量を買われて浅井の軍勢の一部を指揮する立場になったといえど、
 理の兵士たちはあくまで市を長政の愛妻として丁重に扱う。
 だからこそ――市の体は、戦場で異様な興奮を感じてしまうようになった。
 男たちの取り繕った顔が取り払われていく様、理性をかなぐり捨てた死闘を間近で見るのが、
 歪んだ愉悦となって市の性感をたまらなく刺激するのだ。
一人遊び7

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