戦国BASARA/エロパロ保管庫

冬の夜長1

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此処は浜松城。
度重なる城主の誘拐事件により絶望の彼岸を漂い、男も女も皆一様に暗い顔をしていたのだが、
戦国最強と名高い本多忠勝と一緒に一足早く帰ってきてから、城は上へ下への大騒ぎ。
大阪から撤収するために色々家康は指示を出していたのだが、不在の期間が長く、
ともあれいち早く国に帰ったほうが良いということで何時の間にやら「こういうこと」になってしまった。
一応家康が陣に着いた時点で早馬を出していたものの、忠勝の機動力と比べてはいけない。
結果、夜になるまでには何とか城に到着する事が出来た。

いきなりの帰還に蜂の巣を百個ほどつついたような騒ぎになってしまったが、本隊がまだ到着しておらず、
主だった武将が浜松に戻っていないということもあり、宴会はおあずけとなった。
とはいえ、するべきことは幾らでも溜まっている。
一寝入りしたあとは臣下を呼んで話をしたり、不在の間も変わったことが無いかと尋ねたりした。
ある程度は大阪で聞いていたのだが、三方ヶ原の戦役では戦の直後に攫われて自分がその後の指揮を
執ることが出来なかったし、きちんとした資料があるところで話を聞けるのは良い。

昼の間はそうして政務をゆっくりと執り行っていたが、太陽が天頂を過ぎて一刻も経つ頃には
いくら壮健でも一晩休んだ程度では拭いきれない疲れが流石に出てしまい、
前田家に無事を伝える書状を書いていたが、眠気で字がいよいよ判読不能なほどに崩れてしまった。
元より城の皆に好かれている城主である。ここはもういいですからと仕事を取り上げられ、
どうしたものかと思ったが、結局、城の者の好意に甘えて夕餉の時間まで休んでいた。
幸い城で控えていた者たちは良く規律を守っており、急を要する問題は発生していなかった。
隣国との関係も良好で、忍びが探りを入れてきた形跡はあったが隙を着いて戦が始まる雰囲気では無い。
床から離れがたい季節である。
ほかほかの布団を被るとすぐに眠りに落ちた。
冬の夜長2

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