戦国BASARA/エロパロ保管庫

女幸村輪姦

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 そこは山の奥の、さらに深い場所にあった。幾許か生活の痕跡が見られるもののそ
のどれもが古く、打ち捨てられてから軽く数年は経っているようだった。
 押し出されるようにして突き飛ばされた幸村は、小屋の中に少しだけ残されていた
薪の束にぶつかり、そのまま崩れ落ちた。からからと古くなった薪の転がる音が響く。
 はは、と背後から複数の男達の乾いた笑い声が聞こえ、幸村は不愉快そうに眉を顰
めた。

 一刻ほど前の話だ。
 伊達政宗との一騎打ちに敗れ、命だけは取り留めらたものの重傷を負った幸村は、
伊達軍の陣の最端にある天幕の中で目を覚ました。
 右腕にあった大きな切り傷は辛うじて手当てがされていた。だが出血が収まってい
ないらしく、巻かれている白い布には早くも鮮血が滲み始めている。
 それ以外にも全身に細かな傷があったが、他は特に触られた形跡はない。ただ手首
だけは背中に回され、腰の辺りでがっちりと縄で縛り上げられていた。なんとかして
解けないものかと幸村は何度か身を捩ったが、その度に腕の痛みが酷くなるだけで縄
が解ける様子はない。
 潔く逃げ出すことを諦めた幸村は、周囲を見回して誰もいないのを確認するとやが
てゆっくりと目を閉じた。
 今はなにもできない。ならば少しでも体力を温存しておくことが賢い選択だろうと、
そう考えてのことだったのだが……――。

 やはり、あの時になんとしてでも逃げ出しておけば良かっただろうかと、珍しく幸
村は自らの行動を悔やんだ。
 暗くて姿はよく見えないが、男は声からして複数いるようだった。下衆な響きを含
んだ笑い声を上げる男達を、幸村は嫌悪感を剥き出しにした目つきで睨み上げる。
「なんだ、気にいらねえな」
 男の一人がそれに気付き、ぐいと幸村の髪を引っ張り上げた。
 痛みに顔を顰める幸村の耳元に男の息が吹きかかる。
「今から俺たちといいことしようってのにその顔はないだろ」
 はははっと男は笑い、手をを離した。
 だが今度は別の手が伸びてきて、幸村は埃の積もった床板の上に顔面を押し付けら
れてしまう。
「なあこいつ本当に女か?」
 何人かいる男のうち、大分後方にいた一人が尤もな疑問な上げた。
 幸村の体は一見しただけでは女のものだとわからない。
 成長するに連れて、女であることを偽り男として生きることは少しずつ難しくなる
と思われたが、幸村の場合幸か不幸かあまり胸は膨らまず、肉もあまりつかなかった
ので丸みを帯びた体になることもなかった。
 しかしどんなに男として生きようとしても、どんなに鍛錬を積もうとも、男と同じ
ように筋肉がつくこともなければ逞しい体を得ることもできず、いつも歯痒い思いを
させられてきた。
 そんな、見ようによっては己の最大の弱点であるそれを指摘されたような気がして
幸村は目元を熱くさせた。
「そんなの、剥いてみりゃわかるだろ」
 幸村を床に押し付けていた男がそう言った。
 両手が自由ならば、今すぐにでもこの男を殴り飛ばしてやりたい。
 そんな衝動に堪えながら、痛みに幸村はぐっと歯を食いしばった。
 男の体重を全身に受けるようにして押し倒されているせいで、右腕の傷が酷く痛ん
だ。


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