戦国BASARA/エロパロ保管庫

武田軍×上杉軍

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
注意書き

  • 4Pに挑戦してみる(信玄・謙信・かすが・佐助)
  • 本スレ信玄×謙信(女)の続きですが
全キャラの理性と知性と精神と恥じらいが5割減な感じの性格になるかも



川中島での最後の戦いの後、数日、武田の屋敷で養生していた謙信。
身体の具合がおおむね良くなったので、師弟の鉄拳を交わす儀式が終わったのを
見計らって、信玄に上杉の領に戻ることを伝えた。
「ずいぶんとせわになりましたね、しんげん」
「いやいや、なんの」

陣屋から屋敷へ移ってからは、謙信が中の女達に気を遣って、なるべく信玄と
二人きりになるのを控えていた。夜中に信玄がこっそりと謙信の枕元に忍び込んだ
ときだけ、あつい抱擁をかわしていたが、それ以上のことはできずにいた。
どちらも自らそれ以上を求めることが卑しく思えて、相手が欲さぬ限りはと
自身の気持ちを抑えていたからだ。
なので、そのまま幾月も別れてしまうのは少々心残りではある。

ちょっと、いいですか、と信玄の後ろで片膝をついて控えていた佐助が言う。
「ねぇ軍神様」
「ふふ、そうかしこまらずに。けんしん、でよいですよ」
「そう、じゃあ謙信様、帰りがけに湯治に出かけません?」
「…とうじ、ですか」
痛みの少なくなった肩をさすって謙信が答える。

「帰り道からそう遠くない野湯なんですよ。慰安がてらにどうです、もちろん
お館様も一緒に」
信玄はいきなりの話なので返答に詰まる。
「…では、のんびりとよりみちしていきましょうか。ここをはなれてしまうまえに、
あなたさまとのひとときを」
謙信はにこやかにそう言って信玄に眼差しを向ける。

人前でそう素直に言われてしまうと照れくさくなり、信玄は慌てて茶をすする。
「ぐふっ…」
のどにつまってげふげふと咳をしてから
「お、おヌシが良ければいいぞ、ワシはの」
頑張ってぶっきらぼうに言った。
「(素直じゃねーな、この頑固者っ)じゃ、決まり!」


馬を二頭用意し、信玄と謙信、佐助とかすがの二人乗りで湯治場まで向かう。
「つるぎ、つるぎ…!」
「ああぁぁ、謙信様!どうなさったのですか」
「こうすると、とてもいいきぶんですよ」
と言って信玄の腰に手を回して背中にぴったりと身をよせる。
誰にも気兼ねなく独り占めできることがよっぽど嬉しいのか
手綱を引く信玄の大きな背にほおずりをして
「んー…!」
と年甲斐もなく甘える。
信玄は跳ね上がる鼓動を抑えつつ、むっつりと眉間にしわを寄せて平静を装う。

「もう、謙信様ったら…子供みたいにはしゃいで……」
「おっ、あんなことしてくれたら俺様大感激だけどなぁ!」
やってくれない、とかすがにおねだりする。

かすがが謙信をみると、早く早く!とうきうきした顔をしている。
「仕方ない奴だな…ちょっとだけだぞ」
謙信よりも、やや遠慮がちに佐助に抱きつく。
(…ああ)
自分の主には無かった、男の背の温もりを懐かしく感じ、もう少しそれを
感じられるようにきつく腕を巻き付けて佐助に身体を預け、目を閉じる。

男達はしばし照れるがくっくっ、と笑いあい、山道を駆け抜けていった。

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