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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

姉貴29

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akira

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「信じぬかも知れぬが…あの時、貴様は狙われていたのだ」
「あの時…?」
「瀬戸内の会合の時だ」
元就に告げられた元親は、瞬時に彼との事を思い出してその身を竦ませたが、元就はそんな元親の背を優しく撫でると、話を続けた。
そして、兵器だけでなく、自分自身を肉欲の対象として狙われていた事実を初めて知ったのか、元親は涙で濡れた瞳を丸くさせた。
「…じゃ、じゃあ何で、その事を俺に言わなかったんだよ?説明もなしにいきなり、あ…あんな真似……」
「ならば、あの時貴様は我の忠告を、素直に聞き入れたか?」
元就も、一時は船に乗せぬよう元親を説得する事も考えたが、日頃から自分の事をあまり良く思っていない元親が、元就の制止を振り切り、船に乗ってしまう確率の方が、かなり高かったのだ。
元親もその事を理解しているのか、唇を引き結ぶと僅かに俯く。
「あのまま船に乗せていたら、取り返しのつかぬ事になっていただろう…そうなってしまったら、我は、貴様を止められなかった事を一生後悔しただろうし、貴様を歪んだ目で見ていた輩と、そして何よりも己自身を、許せなかったと思う」
「そ…そんなの…仮にその話が本当だったとしても、俺がそいつらに犯られようが輪姦(まわ)されようが、アンタには何の関係もな……」
言いかけて、元親は眼前にある元就の表情に、思わず口を噤んだ。
そこにあったのは、『鉄面皮』で知られる知将のそれではなく、怒りとも哀しみともつ
かぬ、何とも人間らしい『男』の顔だったからだ。
「貴様…本気でそう思っているのか…」
「え…?」
「本気でそう思っているのか、と聞いてるんだ!」
「だ…だって……」
重ねて問われた彼の声と眼光に、元親はしどろもどろに相槌を打つ。

──やっぱりこれは理不尽な夢だ。
何故冷酷無比な知将様が、自分の前でこんな人間らしい顔をしているのだろう。
どうして、こんなに切なそうに自分を見つめてくるのだろう。
これではまるで、彼が自分の事を……

「も…やだ…判らない…判らないよぉ……」
頭の中で様々な思考を巡らせていた元親だったが、やがて許容量が限界を超えたのか、まるで駄々っ子のように泣きじゃくった。
「…私は、何を信じればいいの?貴方は何をしたいの?私は、現実でも夢の中でも振り回され続けて……どうしてそこまでして、貴方は私の中に入ろうとするの……?」
「元親…」
嗚咽を繰り返す元親のおとがいをそっと両手で掬い上げた元就は、涙で濡れそぼった彼女の左右異なる瞳を、じっと見つめた。
「……変わらぬな。『あの日』の貴様も、同じ目をしていた」
「…?」
「怪我をした我よりも痛そうな顔をして…大きな瞳に涙を溜めながら、我を見つめていた」
「え…?」
「今でもハッキリ憶えているぞ。長く伸ばした銀の髪に緋色の髪飾りを付けた貴様は、まるで異国の姫君のようだった。薄紫色の小袖を風にはためかせながら、浜辺で坐り込む我のもとへ駆け寄って……」
穏やかに告げる元就の言葉に、元親は、忘却の彼方に置き去りにしていた、とある記憶を呼び覚ました。

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