「お待ち下され!そちらは、元親様のお部屋にございます!」
「……の嬢ちゃん!今お嬢は取り込み…じゃない、接客中だからもうちょい後で……!」
何処か慌てたような長曾我部の家臣たちの声に続いて、ドスドスと足を踏み鳴らす音が聞こえてくる。
何事か、とふたりが視線を移した瞬間。
バン、と荒々しく障子が開け放たれたかと思いきや、ふたりにとって見知った顔が現れた。
「……の嬢ちゃん!今お嬢は取り込み…じゃない、接客中だからもうちょい後で……!」
何処か慌てたような長曾我部の家臣たちの声に続いて、ドスドスと足を踏み鳴らす音が聞こえてくる。
何事か、とふたりが視線を移した瞬間。
バン、と荒々しく障子が開け放たれたかと思いきや、ふたりにとって見知った顔が現れた。
「え…お前、何で!?……ぁっ…や…っ…バカ…元就…っ」
「お前が急に締めるからだろ、馬鹿者…っ……」
中でビクビクと蠢く元就のモノと、次いで溢れてきた白濁の粘液に違和感を覚えながら、元親は目の前の闖入者を凝視する。
「……こっちは、ロクすっぽ好きなオトコと出来なかったっつうのに、テメェら真っ昼間っからイチャコラどころか、deepにmake love ときたもんだ、か…?」
「お、おい。落ち着けって!一体どうしたんだよ、政む……」
「Shut───up!!」
「お前が急に締めるからだろ、馬鹿者…っ……」
中でビクビクと蠢く元就のモノと、次いで溢れてきた白濁の粘液に違和感を覚えながら、元親は目の前の闖入者を凝視する。
「……こっちは、ロクすっぽ好きなオトコと出来なかったっつうのに、テメェら真っ昼間っからイチャコラどころか、deepにmake love ときたもんだ、か…?」
「お、おい。落ち着けって!一体どうしたんだよ、政む……」
「Shut───up!!」
ヒステリックに喚き立てながら、その闖入者は、手にした刀を抜くと元親に襲い掛かった。
繋がっていた箇所から伝う粘液に構う暇もなく、元就から離れた元親は、絶妙なタイミングで白刃取りにすると、武器を奪おうとする。
だが、力比べでは男にも決して引けを取らない元親ではあるが、一度に6本もの刀を自在に操る事の出来る彼女の握力には敵わない。
力任せに元親の手を振り解いた闖入者は、そのまま元親の身体を蹴倒すと、刀を構え直して上段から振りかぶる。
だが、
「きゃうっ!?」
突如、闖入者の足元に緑色の光輪が出来たと思いきや、直後衝撃と共に、その身体は後方へと吹き飛ばされた。
「バカ、元就!何やって…」
「手加減はした。怪我をするほどではない」
元就の言うとおり、戦意を喪失したらしき闖入者は、床に打ち捨てられた武器を拾う事もなく、ただ呆然と元就の姿を見上げている。
「いい加減にしろ!我は、元親のように甘くはない。ましてや、我の大切な女を傷付ける者は、誰であろうと許さぬぞ!」
「……」
元親を庇うようにしながら、自分に厳しい視線を向けてくる元就に、闖入者の隻眼から次第に涙が溢れてきた。
そんな彼女の様子に気付いた元親は、ゆっくりと近付くと、その震え始めた肩を優しく抱いてやる。
繋がっていた箇所から伝う粘液に構う暇もなく、元就から離れた元親は、絶妙なタイミングで白刃取りにすると、武器を奪おうとする。
だが、力比べでは男にも決して引けを取らない元親ではあるが、一度に6本もの刀を自在に操る事の出来る彼女の握力には敵わない。
力任せに元親の手を振り解いた闖入者は、そのまま元親の身体を蹴倒すと、刀を構え直して上段から振りかぶる。
だが、
「きゃうっ!?」
突如、闖入者の足元に緑色の光輪が出来たと思いきや、直後衝撃と共に、その身体は後方へと吹き飛ばされた。
「バカ、元就!何やって…」
「手加減はした。怪我をするほどではない」
元就の言うとおり、戦意を喪失したらしき闖入者は、床に打ち捨てられた武器を拾う事もなく、ただ呆然と元就の姿を見上げている。
「いい加減にしろ!我は、元親のように甘くはない。ましてや、我の大切な女を傷付ける者は、誰であろうと許さぬぞ!」
「……」
元親を庇うようにしながら、自分に厳しい視線を向けてくる元就に、闖入者の隻眼から次第に涙が溢れてきた。
そんな彼女の様子に気付いた元親は、ゆっくりと近付くと、その震え始めた肩を優しく抱いてやる。
「何かあったのか?……政宗」
「う…うぅ……っ……」
「う…うぅ……っ……」
穏やかに問う元親の声に促されるように、闖入者──政宗は、あられもない泣き声を上げると、元親の豊かな胸に縋りついた。




