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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

姉貴49

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匿名ユーザー

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一歩一歩足を進めるにつれ、政宗の鼓動も少しずつ速くなっていく。
途中、幾度か足が竦み逃げ出したくなったが、それでも政宗は歯を食いしばると、幸村のいる筈の客間へと向かっていた。
(これ以上、アイツに恥をかかせちゃいけねぇ。もし……)
もし、たとえ彼とこれきりになってしまったとしても。
不意に、落胆する幸村の表情が脳裏に浮かび、政宗は思わず眉間に皺を寄せたが、程なくして元親の言う客間に辿り着くと、覚悟を決めたかのように大きくひとつ、深呼吸をした。
恭しく元親の部下が去っていくのを見届けた後で、意を決して扉に手をかける。
だが、
「…政宗殿?」
「ぅわっ」
呼びかけと共に、反対側から幸村が扉を開けてきた。
身体の均衡を崩した政宗は、態勢を立て直す事も出来ず、そのままつんのめる。
「おお、やはり政宗殿でしたか。それがし、漸く貴方に追いつきましたぞ」
「幸村…?」
転びかけた身体を、幸村の腕によって支えられている事に気付いた政宗は、慌てふためきながら、彼から逃げ出そうとする。
だが、
「逃げないで下され」
抱きすくめられ、耳元で囁かれた幸村の優しい声に、政宗は全身から力が抜けていくのを覚えた。
暫し、呆けた顔で幸村の笑顔を見つめていたが、はたと我に返ると、恥ずかしそうに視線を反らせた。
「どうして…どうして俺が、ココにいるって判ったんだ?」
「政宗殿を追いかけて来ましたゆえ」
「What?」
幸村の話す所によると、あの時、人知れず武田の屋敷から去っていった政宗の後姿を、彼は、ほんの一瞬だけ視界に捉えていたらしい。
慌てて『お館様』の愛の鞭という名の折檻プ○イから逃げ出した幸村は、そのまま馬で走り去る政宗の後を、着かず離れず追いかけていたという。
「それがしの鼻は、間違っておりませなんだ。ちゃんと政宗殿の匂いを嗅ぎ付けておりました」
そう冗談めかして政宗の髪に鼻を寄せると、幸村は口角を綻ばせた。
そんな彼の気遣いに、政宗は嬉しさの反面、あの夜を思い出して、申し訳ない想いで胸がいっぱいになった。

「……ごめん」
「何がでございますか?」
「だって俺…あんな大事な所で爆睡しちまって……」
「何だ、その事ですか」
「…『何だ』って、なんだよ!?俺は、本気で悩んでんのに!」
あっけらかんとした返事に拍子抜けしつつも、政宗は何故だか理不尽な感情が沸き起こる。
すると、そんな政宗の反応に、幸村は何処か慌てたように言葉を続けてきた。
「政宗殿がお気になさる事は、何ございませぬ。お忙しい中、それがしの為に用意をして下さったのでしょう?そのお気持ちだけでも、とても嬉しゅうございました」
「幸村…」
「それよりも、それがしの為に政宗殿がご無理をなされたようで、そちらの方が申し訳ありませんでした」
「そんな事…それに、そこまで言うならどうしてあの時、ひとりで出てっちまったんだよ?
俺、てっきりお前に呆れられたと思って…だから、俺に何も言わずに帰っちまったんだ
って……」
あの時。目を醒ましたら、隣にいた筈の愛しい人の姿が何処にもなかった事が、どれほど寂しかったか。
互いの想いを確かめた筈なのに、書置きも言付けも無しに出て行かれた事に、どれほど己の失態を悔やんでいたか。
思い出していく内に、政宗は、目元に再びじんわりと涙が滲んで来るのを覚えた。
「な、泣かないで下され政宗殿。違うのです、そうではないのです」
「何が違うんだよ!どうせお前、俺に興醒めしたんだろ!?もういいよ!悪いのは俺なんだし、ちょっといい夢見させて貰ったって、諦めるから!」
「……嫌でございます」
感情の赴くまま喚く政宗の舌は、突如鼓膜に響いた、低く硬質な声に動きを止めた。
いつになく真剣な幸村の表情にどぎまぎしていると、二槍を操る彼の逞しい腕が、息苦しくなるほど政宗の身体を抱き込んで来る。
「少しだけそのままで、それがしの話を聞いて下され」
いつになく真剣な『男』としての彼を見て、政宗はただ首肯する事しか出来なかった。

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