「引退」、つまりは引いて退く。これより表には出てこないという、確固たる意思表示である。
発言した本人にとってかなりの大事であることは疑いの余地はない。
しかし、引退したと宣言しておきながら昨日と同じように活動する人間を我々は知っている。
考察してみよう。
そもそも、釣り業界において「引退」という言葉が意味を為すのか?
例えばタックルハウスの二宮正樹氏、FCLABOの津留崎義孝氏といった海のルアーフィッシング創成期
からの巨人たちに引退の二文字は想像できない。彼らは常に未踏の荒野を征く者である。
競技行為からの引退は当然あり得るが、それはルアーであればアメリカで一定の実績を残したバス釣り
関係者くらいのものだろう。また、釣りの楽しさを皆へ伝えたい(ヒロ内藤氏始め多くの有意な業界人)
のであればそれが一生の目的となる。
また、「シーバス・ライブ」で我々の度肝を抜いた上に釣りから大きく視野を広げ、海の環境保全や
人との共生まで思いを馳せて行動し、港区で3期当選区会議員となった榎本茂氏という生き方もある。
唯一、児島玲子氏は切り拓いた者・ファーストペンギンとしてまた多くの後継者が後に続いたことにより、
「引退」が相応しい。
それほどに引退は釣り業界に似つかわしくない。逆に言えば、いつでもやめることができ、始められる。
いつでも始められることに対して「引退」という言葉を使う。
別にそれが悪いと糾弾するほどのこともない。ただただ非常に奇妙である。
その奇妙さの根元部分とでもいえるのが下部リンク記事だ。
どうもありがとうございましたm(_ _ )m 2014-02-03 02:06:14(井上友樹のJUMPRIZE日記)※アーカイブ
ここにはある意味すべての要素が示唆されていると言っていい。そして
2024年2月4日 現場を引退(ジャンプライズは存続)※Wiki内記事
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まず結婚報告のブログ記事だが、基本的にはツネミが全部献立てしてやったんだなあという印象である。
それ自体が非常に愚かなことだが、当時は井上氏(夫婦)が次代を担う存在と見誤ったのだろう。
「若い井上のために活きた人脈をつくってやろう」という満艦飾の親心である。
そして引退表明の報告を再度確認していただきたい。
結婚式の時にツネミが献立てしたはずの人脈に対して何らの言及もない。
・・・つまり、事実上「人脈形成は全く無為だった」ことを指し示している。
言及しているのはツネミ社長とジャンプライズ担当?常務の方のみ。
ここから類推できるのは、設立からこの方、常にツネミが面倒を見ていなければならないレベルの
関係性であったということだ。問屋の派生ブランド(エクリプス等)等なら当たり前だが、独立性を
謳っているはずのメーカーではあまり見られない事例ではなかろうか。独立採算性を疑われる脆弱な
企業であると自白するようなものだからだ。
バスデイが自ら府中屋アピールなんぞ聞いたことがない。。。と書いたすぐ後に見つける。
しかし恐るべきことにこの監理下においてですら、離島での釣果偽装及び鈴木氏を手荒い放逐、三宅島
海域での遊漁船登録番号マグネット式w偽装(犯罪行為)etc,etc。あげくは自動操縦のタンカーの航路内へ
侵入してタンカーへ被害を与え、タンカー乗務員は一時職務停止。シマノと長年アドバイザリー契約している
ように見せかけて実際には何らの関わりもなく無駄に世界のシマノを怒らせる。
モラル・規範・遵法という言葉は井上氏の辞書にはない。
ツネミは井上氏の業界での親として何度も面子を潰されまくっている。
(現在 日釣振会長もやってるのに)
・・・だが、ツネミに井上氏を切り捨てることはできない。
ギブアンドテイク、与えこそすれそれに見合うだけの回収が全く行われずに、ツネミの社会的信用が現在進行系で
一方的に井上氏によって蚕食されているからだ。
例えるなら相手の借金が想定以上に大き過ぎて金貸しが追い込むのを躊躇する状態である。
またここまでのモンスターに育てた責任もあろう。
こうなると、座敷牢に閉じ込めて不用意なアクションを封じておくしかない。ミノタウロスの行き着く先である。
それを考えればインスタでの釣果偽装なんてどうでもいいレベルである。本人の業界内での信用失墜に留まるだけ。
ここで「引退」である。
再三記述しているように、釣り業界において引退という言葉はほぼ意味を為さない。
この場合は 引退=座敷牢へ放り込んで用事があったらその都度勘案してやる、が一切いらんことすんなよ だ。
本社地元の店舗でファンミーティングっぽいことくらいは許してもらえるらしい。
・・・10年前から「引退」を伝えていたとのことですが、結婚式前後から引退を常務さんへ伝えていたのですね。
大変おめでたいことです。