更新日:2021-01-15 00:07:32 (Fri)
■ 凶状(レーナ)
フ
ォルカ村に
ソフィア率いる黒角騎士団が現れた。
村長にはウォルリック王の妹エレノア姫を攫った罪があると告げたソフィアだったが、
レーナが村長を父と呼ぶさまをみて愕然とする。エレノア姫とは、レーナのことだったのだ。
レーナもソフィアと同様に、突然知らされた真実に動揺を隠せずにいる。
ウェインの勧めで、真実を求めリエージュ砦へ向かう。
■ 遺されしもの(レーナ)
リエージュ砦の最奥を護っていたのは、王妃の側近ラス・エルブリーンの幽霊。
ラスは
レーナに、王妃は
ヴァーミッドの支配から逃れるために娘を連れて城を逃げ出したこと、
しかし彼女は騎士団の追撃を避けきれずこの地で倒れたことを告げる。
そしてラスはレーナに母の形見の指輪を託し、仇を討って欲しいと頼むのであった。
全てを背負う覚悟を胸に指輪を受け取るレーナ。
一方
ソフィアは、
ヨルドの報告によってヴァーミッドがレーナ=エレノア姫であることを
知っていながらソフィアをフォルカ村に向かわせたという事実を知る。
果たしてその意図はどこにあるのだろうか。
■ 戦乱のラルフ(ラルフ)
ラルフはエルフ領へ極秘に取引を持ちかけていた。
エルフと対峙するドワーフ軍を撤退させる代わりにエルフ領にある魔法書「暗涙の綴り」を読ませてほしい、と。
そして
エミリーの元へ「暗涙の綴り」が届けられた。
■ ロンヴァルドの日常(ロンヴァルド)
団室に
ラルフと
ロンヴァルドの言い争う声が響く。
先のドワーフ軍との交戦に呼ばれなかったことに怒りを抱くロンヴァルドと、頭を冷やすよう、彼をたしなめるラルフ。
苛立ちを隠せないロンヴァルドの様子に胸騒ぎを覚えたラルフは、彼の行動を見張っていてほしいと一行に依頼する。
果たしてロンヴァルドの行動は、一般人にケンカをふっかける、子供から釣り竿を取り上げる、壁に落書きをする……
「呆れるほどくだらない」とラルフも認めるほどであったが、それでも彼の胸騒ぎは収まらなかった。
■ 逆賊(ソフィア)
ヴァルメルにて
ヨルドに呼び出された一行。なんと、
ソフィアが投獄されてしまったというのだ。
父親でもあるバロウズ団長に剣を向けたために逆賊として捕らえられ、命の保証も無い状況にあるという。
獄中のソフィアから顛末を聞き知った
ロンヴァルドも加わり、彼女のいる地下牢へと向かう。
地下牢の前で待ち構えていたバロウズ団長。一戦交えることになったが、
その正体はマジックゴーレムで、倒されるとドロドロに溶け崩れてしまった。
本物のバロウズ団長の居場所を突き止めるのが副団長である自分の務めと、気を引き締めるロンヴァルド。
ソフィアも協力を申し出るものの、現在の彼女は脱獄を目論む反逆の徒であり無実の証明すらできない立場。
ロンヴァルドはそんな彼女に対し「お前には他にやることがある」と諭し脱出を手助けする。
ソフィアはキャラバンに乗り込み、ヴァルメルから脱出するのであった。
最終更新:2021年01月15日 00:07