| チョコあげない | あげる | 足りない | |
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| バレンタインで浮かれる兵士たちを咎めたりしないよ。君と出会って、その気持ちがわかるようになったからね。 チョコをいくつ貰ったか競い合う男たちがいるらしい。数よりも誰に貰ったかが重要だと思うけどね。 |
ありがとう、嬉しいよ。他の人には渡さないでほしいって、思わず懇願してしまいたくなるほどに、ね。 | もう行ってしまうのかい?……チョコレートがなくても、一緒に過ごすことはできるだろう? | |
| その素敵な笑顔を見ればわかりますよ。君もバレンタインを楽しんでいるようで何よりです。 愛を交わす祝祭の時季であろうとも、自然は雄大で筆を休めることができません。雪原のスケッチ、 一緒にいかがです? |
私に? ……喜ばずにはいられませんね。世の中に愛をテーマにした絵が溢れている理由の一端がわかった気がします。 | ふむ……残念です。君から貰えるのではないかと、少し期待していたので……。 | |
| 今年もオレのチョコを欲しがる男たちから逃げてるところでね。オレと一緒に愛の逃避行、してくれるだろ? 気になる人からのチョコレートが欲しい気持ちはわかるよ。オレだって、君に貰えたらなって思うしね。 |
なかなかくれないから、ちょうだいっておねだりしようかと思ってたところ。オレを焦らすなんて、いけない人だね? | 君が持っていなくても、オレが持ってるよ。……ああ、誤解しないで。君にあげたくて1個だけ用意してたんだ。 | |
(50) |
あの老夫婦の服、色や大きさは違うがお揃いのようだな。仲睦まじい夫婦だと、ひと目でわかる。 この時季になると差し入れだって言って、よくチョコレートを貰うんだ。本命用ではないけど……嫉妬しそう? |
あんた、わかりやすい。俺にチョコレート渡したそうにしてる顔、けっこう良かった。 | 持ってないの? へー、意外。バレンタインとか、楽しむタイプだと思ってた。 |
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バレンタインでソワソワしてるのは、チョコを貰える確信がない人。俺? 落ち着いてないように見える? あんたも忙しそうにしてるな。バレンタインだからってテーラーの仕事は休みになったりしない。ありがたいことさ。 |
チョコレート? 量産品じゃなさそうだし、本命用だって思っていいの?……あとで返せって言っても返さないから。 | あちこち配り回ってたみたいだし、残ってないのも納得だ。チョコの代わりにあんたの時間、くれるんだろ? |
| 君はたくさんのチョコレートを配ってるって聞いたよ。残ってる分、全部ここに置いて行ってくれたらいいのに。 溶かしたチョコレートにマシュマロを浮かべた飲み物があるんだって。飲みに行くの、つきあってくれる? |
すぐに食べるのもったいないな。部屋に飾って……え? もう1個くれるの? 嬉しくて、なんだか胸がドキドキする。 | チョコレート、ないの? じゃあ……手に入れに行こう。それから僕にちょうだい。ね? | |
| 偶然だな、こんなとこで会うなんて。……そんな目で見ないでくれ、降参だ。白状するよ。 君が来るのを待っていたんだ。 君は人望があるから、多くの人にチョコレートを求められているんだろうね。……少し、妬いてしまうよ。 |
君にチョコを貰えるのを当たり前だと思ってはいけないね。今以上の想いを寄せてもらえるように、これからも傍にいるよ。 | ……怒ってはいないよ。ただ、私以外の誰にあげたんだろうと……ガラにもなく、拗ねてしまいそうになっているだけさ。 | |
| 君が心からの笑顔で楽しんでいるところを見たから、私もバレンタインという祝祭に触れてみようと思えたんだ。 バレンタイン……愛にまつわる祝祭に、私が関わることになるとは、な。ああ、心配不要だ。気持ちは凪いでいる。 |
チョコと君の想いは確かに受け取った。今すぐには応えられないが、無責任な覚悟で受け取ったのではないと、覚えていてくれ。 | もう配り終えてしまったのか? 好意を伝えたい人物がそれほどいるのは、君自身、人に好かれているからだろう。 | |
| さすが愛の祝祭だな。今日の朝だけで十人以上の患者が運ばれてきた。恋愛絡みの刃傷沙汰、お前も気をつけろよ。 子供たちのちょっとした怪我を治療したら、お礼だって言ってチョコレートを置いていきやがった。お前も食っていけ。 |
気合いの入ったチョコだな……患者も減ったし、このあとメシでも食べに行くか?……礼も返事も早いほうがいいだろ? | チョコを配り歩いてるって聞いたぞ。適度に休憩入れろよ……って、なんだ?ここで休んでく? ……茶でも淹れるか。 | |
| 仲睦まじい恋人たちばかりだね。……え? 僕たちもそう見えているって? 嫌な気はしないけど、少し照れくさいな。 音楽を奏でていたら子供たちに囲まれていてね。友チョコというのを貰ったんだ。小さな友人がたくさんできてしまったよ。 |
僕の過去を知っていれば、チョコを渡すかどうか、君は迷ったことだろう……それでもこうして贈ってくれて、嬉しく思うよ。 | 楽しそうにバレンタインを満喫する君を見ていたら、森を駆け、跳ね回る小鹿の曲を弾きたくなった。聞いてみるかい? | |
| あっ! ……えっと、その……この辺りにいれば、会えるんじゃないかと思って……待ってたんです、はい、ええ……。 たくさんチョコレートが欲しいのではなく、その……1個でも、気になっている人から貰えれば……僕は幸せだなぁって……。 |
い、いいんですか? 僕に? 本当に!? っ……す、すみません! 僕、嬉しすぎてにやけているので、見ないでください……! | チョコレート、ないんですか……? あっ、いえ、いいんです! ここに一緒にいてくれるだけで、僕には充分なので! | |
| キサマにはこのオレが、バレンタインに積極的に参加して、菓子のひとつやふたつで浮かれるような男に見えるのか? 身を隠していたが、無駄だったようだ。キサマはあっさりとオレを見つけてしまう。いいだろう、用件を聞いてやろう。 |
チョコレートか。どんな想いを込めたのか、はっきり言葉にしてくれなければ、オレも返せない……さあ、言ってくれ。 | キサマもバレンタインという催しに気疲れしているのか……ならば人の来ない、静かな場所へつれて行ってやろう。 | |
| ふむ……バレンタインは年を重ねるごとに進化しているようだ。愛という感情の探求には終わりがないのかもしれないね。 見てごらん。恋人たちを祝福するかのように小鳥たちが歌っているよ……うん? その顔、君も一緒に歌いたくなったのかい? |
君がくれたものに、私がどれだけのものを返せるかわからないけれど……それでも、突き放す気にはならないんだよ。 | おやおや、残念だね。てっきり君がくれるものだと思っていたよ……今の立場に胡坐をかかずアプローチとやらをしないと、だね。 | |
| バレンタインの恋人たちをテーマに書いた作品が好評のようでしてね。更に臨場感を高めるため、協力してもらえませんか? 瞳がチョコレートのようにとろけているのは好意を秘めているからですか? ……なんて一文を次の作品に……あれ? 顔が赤い? |
偶然……そう偶然! チョコに合うお茶があるんです。け、決してあらかじめ用意していたのではなく……その、一緒にどうです? | ここに偶然、糖分補給用に用意していたチョコレートがあります。一緒にどうです? もちろん、深い意味は……ありますが。 | |
| 迷子の子供を助けたお礼に、チョコレートを貰ったんです。こういうバレンタインの形もアリなのかもしれませんね。 チョコを持った女性から逃げ回っている人を見かけました。 モテる人にはモテる人なりの悩みや苦悩があるのかもしれません……。 |
こ、これを僕に……? いいんですか?……ドキドキしてます……え? あ、ああ、僕だけじゃなくて……一緒なんですね。 | そ……そうなんですか……どうやら、僕は出遅れてしまったようです……。ら、来年こそは……頑張ります……! | |
| ノヴァル、すごいことを聞いたぞ。星型のチョコレートを7つ集めると願いが叶うらしい! ……ん? 違うのか? バレンタインにはバレンタインの妖精がいてバレンタイン大臣を任命するらしい……ん? それは間違った情報? そうなのか? |
くれるのか? チョコ……知ってるぞ!バレンタインに好きな人にチョコを貰ったらお礼にハグを……ん? あとで? 了解だ。 | ノヴァルは調べた。貰うだけではなく、あげてもいいんだと……だから用意したぞ! 取ってくるから、待っていてくれ! | |
| バレンタインに商売をする者はたくましい。花束、宝飾類、チョコレート……処刑人に売ろうとするのだから怖いもの知らずだ。 貴公も随分と浮かれているようだ。我を探し当て、しまりのない顔をしているところを見ると……実に奇特な人物だ。 |
気遣い感謝する……何? 気遣いではない? からかいでもないとするのなら……我は躊躇なく手を伸ばすこととしよう。 | 何? 代わりに花束を用意する? 処刑人に花束など……貴公のほうが、よほど花が似合うと思うがな。 | |
| 愛の祭典なんざ俺には似合わねえよ。……ま、誰かさんにはよく似合ってるが。だから、こんなとこ来ないで楽しんでこい。 この時期のチョコは法外な値段だな。どこの誰がピンハネしてんのか……ケッ、愛を売り物にした、いい商売だぜ。 |
軽い気持ちで渡してきてんなら後悔するぞ。自分から俺のテリトリーに入って来たんだ。絡め取って、逃がしてやらねぇからな。 | チョコを配り歩いてるんだってな? 誰にでもいい顔してたらいずれ刺されるぜ。そうならねえように……俺んとこにいろ。 | |
| バレンタインは特別な関係のふたりにとって意味のある日、と聞いた。俺と君にとっては、どうだと思う? 義理人情で渡すチョコ……言葉だけ取れば悪い意味ではないのに、義理チョコを貰うと傷つく者がいるらしい。不思議だな。 |
チョコに君の想いが込められているのなら、俺の持てる全ての言葉をつくして、君へ気持ちを伝えなければいけないな。 | 君のことだ。いろんな相手にねだられて、全て渡してしまったのだろう。そういう優しいところは君の美点だな。 | |
| バレンタインは華やかな雰囲気ですね。 隠れていたつもりはありませんが、職業柄、 自然と人目を避けていたのかもしれません。 恋をしている方の表情は豊かですね。 私の前にもひとり、緊張しているような、 喜んでいるかのような方がいるようですね? |
私にチョコを渡すなんて、どんな情報を お望みですか? ……私が好意を持っている 人……知っていて聞いているのでしょう? |
ええ、存じていますよ。方々配り回り、ここへいらしたんでしょう? 最後に顔を合わせたくなったのが私なら、光栄です。 | |
| 今年のバレンタインは楽団員を動員して演奏会を行う予定だ。皆、愛を込めて弾く。時間があれば聞きに来てほしい。 ん? ああ、このチョコレートは楽団への差し入れを分配した物だ。明らかに本命用のチョコは好きな相手からしか受け取らない。 |
そんなに不安そうな顔をしなくても、私の中に受け取らないという選択肢はない。願ってもいない展開だからな。 | 走り回って疲れたようだな。いいだろう。少しでも疲労が癒えるよう、ただひとりのためのソロコンサートを開演しよう。 |