エンドフェイズ
507. エンドフェイズ
507.1. ‘エンドフェイズ開始時’の誘発条件が発生します。
507.2. ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。
507.3. ‘ターン終了時’の誘発条件が発生します。
507.4. ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。
507.5. 最終ステップの処理として、以下をこの順に実行します。
507.5a. ターン終了時までを期限とする持続効果が終了します。
507.5b. 各プレイヤーが保有しているオドをすべて消滅させます。
507.5c. この時点で実行すべきルール処理や発生している誘発条件がある場合、
優先権処理を実行し、その後最終ステップの処理を最初から実行します。
そうでない場合、最終ステップの処理を終了します。
507.6. 現在の非ターンプレイヤーがターンプレイヤーとなり、新たなターンを開始します。
(総合ルールより抜粋)
概要
エンドフェイズの流れ
ドローフェイズ開始時の誘発条件が発生する
このフェイズの一番最初に、「エンドフェイズ開始時」の誘発条件のみが発生する。
この処理の前に優先権は与えられず、カードの発動や効果の発動を行うことはできない。
優先権の処理を行う
誘発条件発生しそれに伴う能力の処理がすべて終わった後、優先権の確認が行われる。
因みに、既に「エンドフェイズ開始時」の誘発条件のタイミングは過ぎている。
ただし、「ターン終了時」は、この直後に処理されるため、このタイミングで該当するカードを使用することで、誘発タイミングに間にあわせることができる。
ターン終了時の誘発条件が発生する
優先権の確認後に、「ターン終了時」の誘発条件のみが発生する。
直前の優先権処理時に、使用したカードも、「ターン終了時」の
誘発能力を持っていれば、それを使用することができる。
なおこの「ターン終了時」の誘発条件とは「ターン終了時→」で示された
誘発能力の処理タイミングである。
よって「ターン終了時まで〜する。」の持続効果についてはこのタイミングではまだ保持され、処理されていない。
優先権の処理を行う
誘発条件発生しそれに伴う能力の処理がすべて終わった後、優先権の確認が行われる。
因みに、既に「ターン終了時」の誘発条件のタイミングは過ぎている。
よって、それらの
誘発能力を持つカードを、このタイミングで使用した場合、それが誘発するのは「次のターンのターン終了時」となる。
なお、特別な事情がない限り、この優先権処理のタイミングが、各ターンの最後の優先権処理のタイミングである。
最終ステップの処理を行う
以下の処理を順に行う。
- 「ターン終了時まで」を期限とする持続効果が終了する
- 各プレイヤーの保有オドをすべて消滅させる
- 実行すべきルール処理や誘発条件がある場合、それを処理し、処理した場合最終ステップの処理をやり直す
- 最終ステップの処理を終了する
「ターン終了時まで」の持続効果はここで終了される。
よって、直前の優先権処理時にそれらの持続効果を使用した場合でも、このタイミングで持続効果は失われる。
「ターン終了時」の
誘発能力と「ターン終了時まで」の持続効果は、処理タイミングが異なるため、注意が必要。
「ターン終了時まで「ターン終了時→〜する。」を与える。」という能力を使用している場合、非常にややこしい。
このタイミングの直前の優先権処理時に、その能力を使用した場合、このターンの「ターン終了時→〜する。」の誘発タイミングは過ぎている。
一方「ターン終了時まで〜を与える。」の処理タイミングは最終ステップ時であるため、このターンの処理タイミングはまだ訪れいていない。
よって「ターン終了時→〜する。」は処理されないまま「ターン終了時まで「ターン終了時→〜する。」を与える。」ごと失われるため、与えた
誘発能力は次のターン以降も処理されることはない。
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最終更新:2018年09月12日 20:39