セイン

セイン() / Sain 》

アイコン ゲスト 「お初にお目にかかります、セイン・マーカスと申します」
種族 人間 「人間離れしているとよく言われますが…ははは…」
年齢 25 「まだ何もかも若い青二才です」
性別 「男として生まれた以上、紳士であれ、と」
身長 184cm 「少し伸びすぎでしょうか…?」
異名 剣聖、世界最強の剣士 「私にはもったいない称号です」
所属 レギュレイター・第8調査兵団 / 王の騎士団 「調査兵団では団長を務めております」
趣味 フラワーアレンジメント 「一人の女性を愛するように、美しい華を愛でるのもまた紳士の趣」
好き ルージュアールグレイ 「この香ばしい風味が好みです」
嫌い 無益な戦闘 「血も涙も出る争いに笑顔は生まれるのでしょうか」
得意 ビリヤード 「紳士の遊戯ですから(謎)」
苦手 野蛮 「非紳士的ですね…」
武器 聖剣『カンパニュラ』 「"誠実"の花言葉に則り、ただ剣を振るのみ」


「 ここは紳士的に語らいましょう 」


人物

LAST RESORT』に登場するオリジナルキャラクター。
本名、「セイン・マーカス」。
レギュレイター・第8調査兵団・団長。
その正体は世界政府最高戦力の一つ『王の騎士団』に所属する人物。組織内での異名は"聖剣王"。
貴族衣装に政府軍コートを羽織った赤毛の美青年。
ガジェットは所持しておらず、自身が本来携帯している聖剣『カンパニュラ』を持つ。

最強の剣士につけられる称号"剣聖"を持ち、「世界最強の剣士」と謳われ続けている。
その強さは過去十刀剣武祭序列最上位に食い込んだ程であり、確かな実力を持つ。
事実、劇中ではガジェットを必要とせず機械生命体の大群をたったの一振りで退けている。
だが自身の力に溺れることも驕ることもなく、老若男女問わず誰に対しても紳士的に接し、正義感も強い完璧超人。
慈愛にも溢れ、劇中では他所の団でありまた研修団員として委縮しているライオットを気遣い声をかけ、
また自身の任務に誘うなどし、彼の緊張感を見事に解す一面が見られた。
団長としてのカリスマ性も兼ね備えており、自他問わずすべての団員を等しく面倒見、導いている。

エドガーとはレギュレイター結成前からの旧知の仲にして戦友。
自身が『騎士団』に属する前は共に行動し、戦場に繰り出していた経歴を持つ。

本編では誰よりも率先してゼレオロス帝国の所在やその目的、
行動パターンを冷静に分析し突き止めるなど、レギュレイターに多大な貢献を残してきた。
ゼレオロスの襲撃を受けても尚避難勧告を出さなかった女王ヴィエルの異変にいち早く気付いて単独で彼女のもとへ向かうも、
そこでヴィエルが反復現象に陥ってしまったこと、そんな彼女を人質に取った遊撃隊《アサルト》の卑劣な罠に嵌り、瀕死寸前の重症を負う。
遅れて駆けつけてきたライオットたちに女王を託し、静かに息を引き取った。

彼の実力をもってすれば遊撃隊《アサルト》はおろかゼレオロス帝国の本体を壊滅させられる実力は十分に備わっていた。
しかし、剣士の前に紳士である彼は一人の女性の為に我が身を犠牲にすることを選択。
そんな彼の生き様を嘲笑う遊撃隊《アサルト》の04に静かなる激昂を覚えたライオットにより、
後に自身が所持していた聖剣でその仇が討たれたのだった。

セインの死はレギュレイターを震撼させ、特にライオットや旧友のエドガーには彼らの行動理念に大きな影響を与えることとなった。
自身の死後、エドガー自身の強い希望により、第8調査兵団の団長の後継者に彼が認定された。

カオスファンタズマ Re:』では、世界政府の大将の命を受け、
自身を含む「王の騎士団」全員で幻影の巨塔を斬り落とすために進撃。
巨塔の防衛のため騎士団の前に遮る形で現れたエドガーと一騎打ちに臨む。

義妹にリラを持つが、その深い関係性は謎に包まれている。


来歴

聖暁教会を母体としている名家「マーカス家」の出身。
元世界貴族出身の騎士団長「ヴォルム」が修道院シスター長「アンジュ」との運命的な出会いを果たし、
剣を下ろして聖職者として生き方を変えたことで二人は後に結ばれ、「セイン」が産まれる。
セイン自身の類稀なる剣術は父親譲り、紳士たる優しい性格は母親譲りとされ、二人の"加護"を得て健康的に育てられた。


戦闘

か弱き者を守るために「剣」を振るうことに人生を捧げてきたその実力は二言なき"最強"の頂に座す。
世界最強の剣士である"剣聖"の名に恥じぬ神業の如き剣捌きは繊細にして豪快。
斬ると認識したものであれば物理法則を無視し、壁を貫通しその向こうの標的のみを捌くことも可能とする。
剣術のみならず基本的体術も心得ているが、剣士故に斬撃以外の攻撃に転じることは少ないものの、
手にした物のすべてを「剣」の代わりとし、鋭利の有無にかかわらず斬撃を披露する芸当も兼ね備えている。
氷冬雛菊などと同じく『刀剣覚醒(リベリオン)』を経ており、刀剣の真の能力の常時顕現を実現している。
ただし、如何なる理由があろうとも女性には決して「剣」を向けてはならないという自身の譲れない紳士的矜持があり、
相対する相手が女性であれば剣を引き抜くことはしないのが自身のポリシーである(この矜持が起因となり、『LAST RESORT』では不幸を招くこととなった)。
十刀剣武祭での優勝経験が少ないのも、女性剣士と相対してしまったが故であり(その際は自ら棄権を申し出ている)、
その例外を除けば必ず優勝する程の確固な戦績を持つ。

LAST RESORT』ではその明確な戦闘描写はごく僅かしか描かれなかったが、
カオスファンタズマ Re:』においてエドガーとの戦闘でその実力がついに披露された。

技一覧
+ ...
☆寵愛(アンジュ)
空間に偏在するエーテル粒子や霊子、更には火や雷など自然属性といった一切のエネルギー物質を吸収・還元する能力。
吸い上げたエネルギー物質の力を自身の潜在能力や斬撃の破壊力などの上昇に充てる基本的戦術にして、
自身を最強たらしめている固有の特異能力。
エネルギーで構成された無機物、或いはその物質を蓄えた物からそれを分離させて強制吸収することも可能であり、
一見すると強奪の類に該当する能力だが、本人はこれを「自らの愛を以て味方につけている」と供述している。
この能力を応用することで、例えばエーテル粒子が流れる場において
粒子を踏み台に地上を俊敏な速さで疾走したり上空を駆け抜けたりすることが可能。
この能力は、自身の亡き母親の名から由来している。

  • 聖灰曜日(スラッシュ)
一時的な斬撃強化上昇能力。
刀剣と持ち主が共に過剰発熱を帯びて蒸気が噴き出し、
迸る蜃気楼によって自身の位置認識を誤認させるパッシブ能力に加え、
この状態でのみ繰り出される"燃ゆる斬撃"で対象を焼き斬る破壊力を発揮する。
名称の由来は「灰の水曜日」と、斬りつけるを意味する「SLASH」およびSL機関とAsh(灰)から来ている。

  • 手合(リポスト)
対峙する相手の攻撃を看破・会得し、「剣」一本でその技量を再現・相殺する特異剣技。
物理攻撃に留まらず、遠距離攻撃であっても同等もしくはそれ以上の斬撃波を放つことで対消滅を引き起こす。
名称の由来はフェンシングにおける反撃を意味する「riposte」(リポスト)より。

  • 神聖域『落陽跪拝』(エルドラード「パルテノン」)
斬撃を縮小し城壁型に形成された固有結界。
張り巡らされた光粒子結界に踏み込んだ者を幾重に斬り刻む効果を齎す。
名称の由来はパルテノン神殿より。



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最終更新:2025年04月10日 20:14
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