エーテル

エーテル() / Ether 》

すべての命の源であり、人間の活動や魔法などの原動力ともなる一種の生命エネルギー。
動物や草木、生きとし生けるすべてがその身体にエーテルを宿し、これが枯渇すると死に至るとも言われ、
混沌世界の物質を構成するために不可欠なエネルギーとされている。
エーテルはすべての生命に未知なる力を与え、特にこの混沌世界においてはエーテルの流れが著しく激動的であり、
時にそれは奇跡的な現象を巻き起こすためのきっかけともなり得る。
魔法使いたちの間ではこのエーテルは「魔素」(マナ)とも呼ばれている。
大地も血液の様にエーテルが流れており、その血管とも呼べる部分を『地脈』と呼ぶ。

通常は目視困難な極小粒子体であり、何らかの条件を経て結晶化したものが『クリスタル』となる。
大量のエーテルが凝縮して生まれるクリスタルの規模は極僅かなものであり、
その為国家のエネルギー政策や軍事勢策に欠かせないものとして、世界政府もその力を欲している。
エーテルやクリスタルは加工することで電力をはじめとする様々なエネルギーに変換可能であり、
偏にエーテルエネルギーとしてこの世界に生きる者たちの生活に不可欠とされている。
更には合金や爆薬としての用途に精製することも実現されており、様々な物質への変換が可能なリソースとなっている。

前述したようにエーテル自体は少量だが多くの生命に生まれつき元々体に持っているものとされ、
その濃度や周波数は個人・個体ごとに異なる模様。

これらの開示情報はエーテル学のパイオニア「ソフィーナ」という人物によって解釈されている。


派生種

  • 偏属性クリスタル
カオスファンタズマ』、『カオスファンタズマ Re:』、『劇場版 カオスファンタズマ Re: 幻廊篇』の三作品にのみ登場。
通常のクリスタルとは異なり、いずれかの属性に偏向した性質を持つ。
自然災害や地殻変動によってエーテルの流れに大きな乱れが生じる、
ある一定の属性に偏向したマナが結晶化する。
幻影の巨塔を形作る結晶体マテリアルでもあり、カオスファンタズマの劇中にて度々登場している。

  • イリジオン
劇場版 カオスファンタズマ Re: 幻廊篇』のみに登場。
幻影の王だけが生み出せる「偏属性クリスタル」の派生種。


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最終更新:2025年08月27日 22:22