ここでは『
幻影魔法』の魔術の一覧、その術者を紹介する。
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【初級魔法】
主な術者:
蜃気楼で自身の幻影(分身)を作り出す魔法。
幻影魔法の基本の術とされている。
ただし生成された分身体は実体がなく、また一切動けずその場に案山子のように立ち止まるだけである。
【中級魔法】
主な術者:
初級魔法『ミラージュ』の強化版。
移動可能な幻影分身を生み出す魔法。
ただし分身には実態がないため攻撃手段に用いることができず、あくまで陽動にしか利用できない。
また影が無いことから、その点に気づかれると対処される弱点を持つ。
主な術者:
モララー、
X
周辺に幾つもの鉄壁を出現させ攻撃を防ぐ。
壁から壁へと蹴って移動する用途もある。
主な術者:
エドメア
動物に洗脳をかけて飼いならし、その目を通した映像を術者の元に映し出す。
主な術者:
クレアシオン?
特殊な魔力を生成して不可視化させる。
ただ、本当に見えなくなるだけなので普通に攻撃は通ってしまう。
主な術者:
相手の中級レベル以下の属性魔法を模倣する魔法。
【上級魔法】
主な術者:
カメザード
中級魔法『ミラージュ・ドゥーブル』の強化版。
術者の幻影分身を実体化させ使役する魔法。
3体前後まで生み出し術者と共に攻撃を繰り出すことができるが、
以前と同様に影が無いことや耐久性の乏しさなどの弱点も抱えている。
カメザードはこれを「ミラージュアタック」と呼んで使用している。
主な術者:
X
敵の遠距離攻撃及び魔法を片手で受け止め吸収する。
主な術者:
クレア?
目を合わせた相手に1分間の長い悪夢(ユメ)を見せる。体感時間では1分どころでは無いが、現実には1分である。
見せる幻は自分で好きに指定することもできれば、相手に任せることもできる。
主な術者:
クイント
i .自身に幻術をかけることで身体能力を飛躍的に上昇させる自己暗示
ii.自身の体内に発生した固有結界を目を介して現実世界に投影させ幻術を実体として扱う
これらの二つの効果を得られる。
主な術者:
術者自身の影を実体化し、意のままに使役させる魔法。
主な術者:
他者に変装する魔法。
上級神聖魔法の『トランスフォーム』とは仕様が異なり、その実態は相手に自分の姿を別人に錯覚させているものである。
これは見ている相手の脳に直接干渉し、その記憶を閲覧することで再現されたものである。
故に、仕草や声音などが精巧に再現されているように錯覚を覚えてしまう。
主な術者:
中級魔法『マイム』の強化版。
相手の上級レベル以下の属性魔法を模倣する魔法。
ただし相応以上の魔素が消費されるため、扱いが難しい。
【最上級魔法】
主な術者:
上級魔法『ミラージュ・トライプ』の強化版。
幻影分身を生み出す『ミラージュ』系の最高傑作ともいえる魔法。
攻防ともに優れ、ほぼ術者と同じ動きで敵を翻弄しつつ攻撃する。
魔素の消費によっては十数以上にも及ぶ分身体を生み出すことができる。
また、これまで唯一の弱点だった影の有無についても細部まで再現されていることから、
肉眼での対処は不可能といえるまでに強化された。
【不明】
主な術者:
クレアシオン?
魔力を増幅し、その場に一時的に固定させる。
固定された魔力は術式が変わっており、この魔力を繋ぎ目にして一部の最上級魔法の土台にする。
これを介さないと撃てない事も…
【禁断級魔法】
主な術者:
対象者一人に対し凄まじく強力な幻覚賞齎し、無限ループに陥れる禁断魔法。
一度この魔術にかかってしまうと、術を受ける直前までの行動(遡行時間は術者の意思で指定可能)を延々と繰り返すこととなる。
ループに陥った対象者は死滅するまで永遠に同じ行動を繰り返し、自分が死んだことに気づかず忽然と絶命してしまう。
このループから抜け出すには、対象者がループ空間の中で何らかの小さな異変、即ち分岐点に気づいて行動を改めることで成功する。
同じレベルの幻影魔法でも解除は不可能だが、外部から対象者の精神に干渉し分岐点へと促すことはできる。
非常に厄介な魔法だが、扱い方を誤れば発動した術者自身が逆にこのループ空間に囚われてしまう危険なケースも備わっている。
最終更新:2025年09月21日 01:07