闇夜に響く銃声編 過去ログⅥ

リング「ビュバババババッ(ロングソードに闇のエネルギーを纏わせ)―――はぁっ!!!(夥しい数の黒い斬撃を飛ばす」

ピーチ「カキィーンッ、カキンッ!!ス…カキンカンッ、キンカンカンッ!!! (常人外れの動体視力を駆使し一つ一つの斬撃をフライパンで正確に弾き返していく)」

リング「すごい動体視力ですこと……腹が立つくらいに……!(地面に手をつき、複数の魔方陣を出現させる」


ビュババババババババババッッ(複数の魔方陣から黒い触手が出現し、ピーチに向かって素早く伸びていく


ピーチ「シャラララーラン♪(フライパンを軽く振ると大量のハートが出現し、触手を包んで中和させる)お次はこちらからですね。ガシッ、パシパシ! ドンッ!!(リングの胸倉を掴んで頬にビンタを何発か打ち込んで尻でど突いて吹き飛ばす)」

リング「……!またこの手を…  !?(ピーチの連撃を受け、突き飛ばされる)がはぁっ!!!…………こ、この…!!」

ピーチ「シュンッ…カラン、カララン!!(突然フライパンを横へ投げ捨てる)命を懸けた戦いとは、こうも熱く滾るのですね。(背後からゴルフクラブを取り出す)」

リング「………私の顔を殴りやがって……許さん…許さん許さん許さん…!!(禍々しいオーラを放出し)…絶対…許さないわよぉぉ!!!!(もう一本のロングソードを取り出し、二刀流のスタイルになり」

ピーチ「まさに怒り心頭です!(リングの表情を伺い、まるで他人事のように驚いてる)」

リング「ズゴォォォォォォッッ(2本のロングソードに闇のオーラを纏わせ)…切り刻んでやる…切り刻んでパイに混ぜて旦那や息子たちに食わせてやる………!!!  ビュオッッ(先ほどとは比べ物にならぬ速さで向かってくる」

ピーチ「―――!!(咄嗟に身構える」

リング「―――死ね……小娘ぇ!!!!  ビュババババババババババババババッッ(さっきよりも数と速さを増した斬撃を繰り出す」

ピーチ「(無防備な状態でズタズタに切り裂かれていく)」


ズババババババッッ ガシャァァァァァァンッッ(夥しいガラスや石の破片が飛び散る)


リング「フ、フフフフフ……アハハハハハハハハ!!ざまぁないわね小娘!最初の勢いはどこへやら…大人しく切り刻まれやがって……ハハハハハハハ!!!!(ピーチを見て」

ピーチ「――――ガキィンッ!!!(その時、無数の斬撃を一纏めではじき返した)まぁ……せっかく新しく取り寄せたドレスが大なしに…!(何とも間の抜けた第一声)」

リング「――――!? な……何ですって………!!(大型の魔法障壁を展開し、斬撃を防ごうとする)……う…あああああああああっ!!!!(耐え切れずに障壁が壊れ、自分の放った斬撃で体中を傷つけられる」

ピーチ「…これだと流石の私も――――"起こり"ますよ?(黒い笑みを浮かべながらゴルフクラブの先端を回し、それを取り外す)カツーン… カツーン… カツーン…(もはや棒だけになったゴルフクラブで床を何度も一定のリズムで叩く」

リング「く……ぅう……殺す……殺す………っ!!!(2本のロングソードを重ね、闇のオーラを纏わせる)……そんな棒きれで………私を倒せるとでも思ってるのぉっ!?(2本のロングソードが合体し、黒い大剣に変わる」

ピーチ「(黒い笑みを浮かべたまま人差し指を突き出す)―――【桃の宣告】です。次の一撃で貴女は昇天します。どうぞ、ご覚悟を。 バチッ…バチチッ…!!」

リング「覚悟?フ…フフフフ……覚悟すんのは……(大剣を振りかざし) ――――――あんたの方よ、メス豚ァッ!!!!  ブゥンッッ ズバァァァァァッッ(大剣を目いっぱい振りおろし、禍々しい闇の魔力を蓄積した巨大な斬撃を繰り出す」


ゴォォォォォォォォォォォォッッ……(巨大な斬撃が猛スピードで迫っていく)


カズネ「ぁぅ この前の お姫さま…? な 何 してるの」

ピーチ「ブオンッ!!!―――――ガキイイィィィィーーーン……ッ!!!!!(棒を両手で支え込む事でその一撃を防いだ)ギリリリ…ッ…!!!なかなか…んっ、お強い……ですわね…ッ…!!(凄まじい鍔迫り合いになる)」

西園美魚「……お目を、伏せていてください。(カズネの側にきて自分の傘でカズネの視界を遮り)」

リング「なっ……!  フフフフ……棒切れごときで鍔迫り合いに持ち込んだのは褒めてあげる……でも、いつまで持つかしらぁ!?  ビュゴォォォォォォッッ(全身からどす黒いオーラを放出して)私の魔力はまだまだ残ってんのよ!!!(巨大斬撃を更に膨れ上がらせた上、複数の刃状の魔法弾を放つ」

ピーチ「…いえ、これはもうただの棒ではございませんよ。バチッ…バチ…ッ… バチバチバチィ…ッ!!!(棒になったゴルフクラブに電撃が迸り、やがてそれはライトサーベルを思わせる、全く異なった武器にへと変容する)カズネさん、少々離れていてください。感電しちゃいますよ。――――――ガキィンッ!!!!(凄まじい斬撃、そして複数の魔法弾を瞬く間にカウンター押しで弾き返す。そこに映っていた姫の姿から…リングの激しい憎悪をも圧倒させる鬼神にも似た幻が一瞬だけ出現した)」

西園美魚「フフ……実は私も、感電してしまいそうで。…貴女の、お美しさに…思わず見とれてしまいまして。(ピーチに)」

リング「―――――!?(瞬く間に弾き返されたのを見て)な……何ですって……そ、そんな馬鹿………な……?   !!!(ピーチの姿を見て、凍りつく)……どういう…事なの…この私が…!?」

カズネ「ぁ ぁぅ その声 昨日の… (視界を遮られ)」

カズネ「何だか 凍てついた 音…した」

ピーチ「バチバチバチバチバチイィッ!!!!!(ライトサーベルの刀身が更に肥大化していく)シュタンッ…!!(天井すれすれまで跳躍する)ギュオン…ッ!!(肥大化したライトサーベルを振り回し、前方へ薙ぎ払う)」


ドッドドドドッドドッドドドドッドドドッ!!!!!!!(ピーチのサーベルの刀身から数多の雷の槍が飛び出し、雨の如くリングに容赦なく降り注ぐ)


西園美魚「ええ…ごきげんよう。カズネさん…でよろしかったでしょうか。」

カズネ「覚えてくれて ありがとう 西園 …凄い 落雷の音 する」

西園美魚「一度お会いした方のお顔とお名前は、一生忘れません。 落雷……はっ(傘を掲げて避雷針にする)」

リング「(……体が……動かない………動いて……お願い、動いて……私は………あの人の為に………こんなところで……こんな奴に怖気づいてる場合じゃ………!!)――――――――あ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(雷の矢の雨にのまれていき」

ピーチ「パシュンッ(サーベルはただの棒に戻り、それをドレスの中へしまい込む)―――――――御免遊ばせ♡」

カズネ「そうなの とても 人の名前 大事に してくれてるの ぁぅ 叫び声… 近くで 激戦…」

リング「………  ドサッ(黒こげになり、その場に倒れ込む」

ピット「ほ、ほら!マリオさんにしかできないことがあるし!(あせあせ)」

ピーチ「少しくらいキツめの方がよろしいかと思います。しっかり反省するように!(背後で倒れ込んだリングに)お二人とも、怪我はありませんか?」

西園美魚「我々は皆、生きとし生ける者…。共通せし存在であるがゆえ、皆平等、そして、心豊かに生きねばなりません。人々が触れ合い、笑いあい、そうして繋がっていくのです。そうするにはまず、相手の顔と名前を覚えることから始まります。 おや……フフ(リングを見て)」

リング「……ごm……さい………ぁ……た……。(涙目で何かを呟き、意識を失う」

ピカチュウの中の人「やべぇよ…凄すぎる(雷の槍を見て呆然)」

西園美魚「いいえ…大事には、至りませんでしたが。………気絶しているだけのようですね。よかった…(ピーチに。リングを見て)」

カズネ「うん 基本… それが 大事  ねぇ 何があったの 誰も…怪我 してないの 」

西園美魚「あぁ…これは失礼しました。もう終わりましたよ…(カズネの前方位置から傘を動かし)」

ピーチ「そうですか、安心しました。 私にも…分かりません。ただ、周りを見れば一目瞭然かと。(辺り一面に広がる悲惨な光景を細い目をして一望する)」

西園美魚「…あなたはまだ、この辺りを巡られるおつもりで?(ピーチに) 」

カズネ「ぁ… お姫さま 勝ったの 怪我…してない? 西園も 大丈夫 この人も… 命 別状 無い(リングを見て) 」

ピカチュウの中の人「お、カズネちゃん。怪我はないか?(走ってくる) 」

ピーチ「いえ、私はこれから地下の会場へ避難しようと思います。 ええ、なんとか。怪我の方は何ともありません。(外見は結構重傷) 」

カズネ「で でも 酷い怪我 してる すぐ 手当て…」

西園美魚「そうですか…もうご活躍はされないのですね。……"先程のお姿のように"。(ピーチに意味深)」

ピカチュウの中の人「ん、嬢ちゃんは?(美魚に)」

ピーチ「(カズネの手を優しく止める)貴女の力を必要としている人たちがおります。私よりも、先ずはその人たちのために最善を尽くしてください。…活躍だなんてそんな。(苦笑)私はただ、人の悪行の見捨てられなかっただけでございます。」

カズネ「私の手 必要…? でもそんな人 何処に…」

西園美魚「……西園美魚です。西の園、美しい魚と書いて(ry(ピカ中に) それでも随分と、お腰が据わっておられましたが。……ひとつお伺いしてもよろしいでしょうか。」

ピーチ「これから私が行く避難所です。 お応えできる範囲なら。」

ピカチュウの中の人「ん、美魚ちゃんか。俺はピカ中だ。カタカナのピカに中央と書いてピカ中。よろしくな。 」

西園美魚「では…───”貴女は、何者ですか” (ピーチに) …どうも。ご丁寧に。」

カズネ「避難所… そんなところ あるの」

カズネ「ピカ中も 居たの こんばんは(お辞儀) 」

西園美魚「地下があるのはご存知ですか?よく大会というものが行われている場所です。現在そこは、最終避難地点となっているのです。(カズネに)」

ピーチ「……私(わたくし)はキノコ王国皇女、ピーチと申します。 主催者様が緊急で取り入れたとか、なんとか…そんな事を聞きました。」

西園美魚「キノコ王国、皇女……そうですか。(この納得したかのような発言の裏側になにかを秘めているような雰囲気があった) 」

ピカチュウの中の人「あの地下が避難所か…嬢ちゃんは避難しないのかい?(美魚に) 」

カズネ「うん 違う国 お姫様… 避難所 怪我している人 居そう… 私も 手助けできるなら…行きたい 」

西園美魚「そうですね、私は……もう少し、見てまわろうかと。戦場を知るのも、人のお役目ですから。 」

ピーチ「私がお答えできることはそれ位です。ではみなさん、御機嫌よう。(避難所へと向かっていった) 」

カズネ「あ まって 私も 其処に…(避難所に向かう)」

西園美魚「…ええ…ごきげんよう。………(ピーチを見据え)」

ピカチュウの中の人「見て回る…ねぇ…危ないぜ、気をつけなよ?(美魚に)」

西園美魚「…はい。重々承知しております。お気遣い、感謝いたしましょう。そちらも十分に用心してください。(ピカ中に) 」

ピカチュウの中の人「おぅ、どうも。奇襲には気をつけるよ。嬢ちゃんはこれからどうすんだい?(美魚に)」

西園美魚「これから……戦場があれば、窺う覚悟ですが。どこかに残されているかもしれない人を捜していくのもよいですね。」

ピカチュウの中の人「そうか…俺と同じような感じだな。俺も戦場があるならとことん戦う覚悟だぜ。(日本刀を取り出す) 」

西園美魚「そうなのですか…?ええ。私は……いざという時ならば致し方あらず、戦いに身を馳せることとなるでしょう。」

ピカチュウの中の人「嬢ちゃんこれから戦場とかに行くんしょ?俺も一緒に行っていいかい?(美魚に)」

西園美魚「……別に構いませんが、ひとつ、お約束していただきたいことがあります。これから見ることは……一切、口外しないでいただきたいのです。私も、やむをえなくなった場合は……"戦います"。(ピカ中に)」

ピカチュウの中の人「ん…分かった。誰にも言わん。口は固いんで安心しとくれ。(美魚に)」

カズネ「でも 場所 どこか わからなかった…(戻ってくる) 西園 ピカ中 無事で 良かった 」

西園美魚「ありがとうございま…──!カズネ、さん……どうして戻ってきたのです。」

カズネ「ごめんなさい お姫様 見失って 避難所… 見つける事・・・」

西園美魚「………すみませんが、お送りしてさしあげてくれませんか。(ピカ中に)」

ピカチュウの中の人「見つかんなかったのか?…大丈夫なのか、危険だぜ?(カズネに)」

ピカチュウの中の人「おぅ、わかった…確かあの会場だったよね?(顎に指を当てる) 」

西園美魚「ええ。そうです。 それでは私は、一足先に…失礼します(どこかへと歩いていく)」

カズネ「私は いいけど 他の人・・・ うん またね」

ピカチュウの中の人「あの会場は確か…(避難所に向かって歩いて行く)」



その頃、1F裏口付近…


一般人男性4「う、うああぁぁ…っ!!(裏口付近にて)」

一般人男性5「だ、駄目だ…!裏口から出ても囲まれていやがる…!逃げ場がねえよぉ…!!」

ロゼ「んー…困ったな。どいつをお相手すればこの騒ぎが落ち着くのか見分けがつかないやー…ねぇそこの人ー!」

一般人男性4「ひぃっ!…な、なんだ…ただの餓鬼か…。(ロゼを見て胸を撫でおろす)」

ロゼ「うんうん、ただの餓鬼だから落ち着いて答えて欲しいんだけどさー…これ、どういう状況なのさ(呑気に辺りを眺め)」

分解者「コツ……コツ……(返り血が付着したコートが不気味に揺れている)コツ…コツ、コツ… ……。(ロゼたちを見据えている)」

一般人男性5「ん、譲ちゃん(こちらはそう思い込んでいる)知らねえのか?今ここは――――!な、なんだあいつ……(恐る恐る分解者のいる方角を指す)」

ロゼ「(血…)おっけ、だいたい理解できた…(分解者に焦点を定め左の手袋を外す)」

分解者「……私は運命などという概念にはあまり興味は示さない。だが、それは皮肉なものだなと感じた。……こうして、現世で吐息ができた時に。(独り言)」

ロゼ「(左手に黒く禍々しい茨が巻き付き赤い薔薇が花開く)…僕もそんなものに興味はない、君の戯言にもね 」

分解者「…そうか。否、それでいい。所詮は死人の戯言だ。聞く価値と言えば、天国地獄がどんな所か…ということくらいだろうな。まあ、それは、いい。…今この体は私のモノではない。何かに束縛された傀儡に過ぎぬ。……いっそ殺してみよ。 」

ロゼ「ふーん…どうやら君と僕は似た境遇にあるよだ。まあ、そんな事はどうでもいいや、どうやら主犯の一人みたいだし……『何の躊躇いも無くバラせる』(薔薇が発火し燃え広がった腕で手招き)」

分解者「―――カオスソード…グロム。(黒の槍型のカオスソードをこめかみから出現させる)…ダッ(駆け出す)」

ロゼ「タンッ(バックステップを踏み発火した腕を横に振り抜く)…ようこそ、結界の世界へ」

腕から分離した火の粉は複数の薔薇の花びらへと変貌し分解者を囲むようにして舞っている

ナギサ「(一方数km離れた空にて)………血の匂いがします……少し、離れた所に何か、います(仕事で空を飛行している)」

分解者「――――!(これは…!)むんっ…!(ソードで振り払おうと試みる)」

レイハイト「・・・全く、何であの時は俺は動けなかったんだ・・・?(遠目から分解者とロゼを確認)・・・わお、蜜柑の子やってるじゃん・・・。」

ロゼ「カーマインズ・キルの花第1の能力…───触れた瞬間爆発する(ニヤッ」

分解者「――――ッ!!ボッカアアァァーーンッ!!!(爆風に飲み込まれ吹き飛んでいく)ズザザァー…ッ…!! …面白い能力だ。」

ロゼ「どーも!大した威力はなかったろ、一枚一枚の威力は低いからさ。だからと言ってうかつに動かない方がいい、爆弾は誘爆する(微動だにせず一歩も動いていない)」

レイハイト「・・・。(オペラグラスを併用する)なんかどっかの爆弾魔を思い出すな・・・ゲンなんとかや匠とか・・・。(ロゼと分解者それぞれを観察)」

分解者「左様か。なら―――――ブォンッ!!!(ソードを強く払い、花弁を全てロゼの方へと吹き飛ばす)」

ロゼ「!?…うお!(掌を前へ翳し花弁を収束させその間に隙が発生する)」

分解者「――――己の能力が仇となったな。(いつの間にかロゼの懐に潜り込んでおり、蹴り上げる)」

ロゼ「ガフッ!(蹴り上げられ宙に浮く)……──どうかな?物は使い用でさ ニヤッ」

分解者「…なに?(様子を伺う)」

一般人男性4「ひぃぃ…っ!あ、あの餓鬼…やるじゃねえか…!(離れたところで身を隠しながら観戦) 」

ナギサ「……!誰かと誰かが戦っています………急がないと………っ!?(突如無数のミサイルと同時に無人兵器が多数現れる) 」

西園美魚「……このようなところで、いかがなされましたか。(一般人男性4の背後にいて) 」

一般人男性5「(4の隣で)ああ…。しかし、あの宇宙人…何処かで見覚えのある顔だな…。 」

レイハイト「・・・蜜柑の子、一人ぼっちか・・・(ぎゅっと拳を作り)・・・男が、こんな情けない事してらんないよな・・・!(駆け出す) 」

ロゼ「言ったろ?『一枚』の威力は低いと コォォォ…(花弁を収束させた拳を分解者に向かって開く、掌からは炎と花弁が溢れる) 」

一般人男性4「うわぁっ!!…何だ…次はJKかよぉ…。ったく、どいつもこいつも脅かしやがる。 あの宇宙人を退治してもらってたんだよ。 」

分解者「なっ―――ごふぁ…ッ!!(炎に纏われながら吹き飛ばされる)トサァ…! パチパチ…ぐおぉぉ…!熱い…!!(のた打ち回る) 」

ピカチュウの中の人「俺としてはカズネちゃんも心配だ。避難しないと…(と言いながら歩き出す) 」

西園美魚「脅かせるつもりはなかったのですが……すみません。しかし、お逃げにならないのですか?ここはもう、危険地帯と化してきています。早々にお逃げください。 」

ロゼ「やあやあ、女の子とインセインくんじゃないかー!(着地してにっこり) さて、と。お次はどう出る?そちらさんもまだ全力じゃないんだろ? 」

カズネ「大丈夫 何処も 怪我…してない?(男性4に) 」

レイハイト「ごめん、我慢できなかった・・・流石に蜜柑の子一人にゃさせておけんしよ。(呪術書を取り出す) 」

分解者「(イヤ…待て、ここは…)(男性4を見て即座に駆け出す)ガシッ(男性4の腹部を脚で強打し、胸ぐらを掴む)」

ロゼ「心配性だなー。手伝ってくれるのは嬉しいけど足引っ張んないでねーケラケラ ……!(分離者の行動を見て目の色が変わる)」

一般人男性4「あ、ああ…ではお言葉に甘えて――――ぐふっ!?…あが…っ…(腹部を強打され、胸ぐらを掴まれる)」

西園美魚「…! 何者…(分解者を見て)」

カズネ「ぇっ…!?(男性の様子を見て)」

レイハイト「大丈夫だ・・・俺にはハチ公と呪いがあ・・・わお。(分解者の行動を見て、即座にそっとハチ公を一匹そっと這いずらせる)」

分解者「さて…(ソードの矛先を男の首元に突き付ける)…いくら死人と言えど、せっかく与えられた二度目の人生ならば、精々生き延びたいのでな。悪いが私も必死に抗ってみせよう。……さあ、来い。(クククと笑んでいる)」

一般人男性5「んなっ……!(腰を抜かしてみている)」

ロゼ「………(分解者を暫く凝視して溜息を漏らす)…あんた付いてないわー。ちょっと寿命を伸ばしたがばっかりに『活字に出来ないぐらいヤベエ最期』選んじまったんだぞ…?(右手に薔薇の柄が彫られた剣を出現させる)」

西園美魚「どういうわけか、存じ上げませんが……貴女には必ず、裁きが下ることでしょう。……お覚悟を。(差していた傘をなんと閉じ、それを分解者に構える)」

分解者「……なにを?(ロゼと美魚に)」

カズネ「ふ 普通の人 巻き込んじゃ だめ・・・(男性5をかばうように立ち)」

一般人男性4「が…ぁ……!」

レイハイト「・・・あーこりゃあ無いわ、流石にこれはねーよ・・・テメーは脳味噌たっぷりシェイクしてボロ雑巾にしても許せないわ。(呪術書を取り出し、そこに血を一滴垂らす)」

ロゼ「4つ数える…その人を離せば斬り殺すだけで終わりにしてやる、『約束』しよう。悪いことは言わない、正しい選択を要求したい」

西園美魚「…いざ!(傘を駒のように回して地上を巡らせ、傘が鋭い切れ味を得て分解者に襲いくる)」

分解者「この私に選択肢を与えるのか。ククク……クッハハハハ!!!…張ったりなら止めておけ。お前たちには見えないのか?"コレ"が。(掴んだ男性をより高く掲げる)おーおー、分からずやめ。(美魚を見て人質の男性を盾にしようとする)」

西園美魚「ッ─!…く……小癪な。(急遽、傘を手元に回収して)」

ロゼ「あー見えるとも、吐き気をよもおす光景で正直笑えない…『3秒』」

分解者「…誰も彼もが躊躇う。何を躊躇う必要があるのか?この私を殺したいのであれば、この男の犠牲など、どうてことはないだろう。」

レイハイト「さーてお前よ・・・折角のところ悪いが質問だ、お前・・・この内のどれかを選べ。(1.無様に殺される2.脳味噌をたっぷりシェイクされて死ぬ3.破裂して死ぬ)(分解者に歩み寄る、そこには只ならぬ「恐怖」を感じる。)」

西園美魚「……生憎ですが、死というものは、望みません。ただ少し…痛い目を、見せなければなりませんが。」

ロゼ「君じゃあるまいしそんな事しないよ。殺すにせよ慈悲ぐらいは考慮してたんだよ。時に君、人を見る時、初見で全てを把握出来たと思うかい?残り2秒だ」

分解者「どれも相応しくない選択肢ばかりだな。生憎だが遠慮しよう。(レイハイトに)ほぅ…小娘に何が出来るのかね。 さあ、それは無理なことだろう。ましてや覇気すら感じぬ輩など尚更だ。」

西園美魚「フフ…小娘、ですか。それはまた、随分な言われようですこと。(傘の先端を分解者に向ける)」

レイハイト「その選択肢は「与えない」。(血を連続で呪術書の魔方陣に垂らす、レイハイトはゆらめき輝く光の点に囲まれる・・・まるで火の粉を纏っているようだ)炎の外套・・・次は・・・。」

ロゼ「残り1秒だけどいいこと教えてやる。目先の事よりまずは自分を見た方がいい、人生の教訓とかじゃない、あんたの体を見ろってんだ」

ハチ公「シャッ!(先ほどそっと這いずらせておいた液体は、分解者に対して瞬時に伸び体に絡み付いて縛り上げる)」

分解者「さて、こないでのあればそろそろ終いをつけようではないか。……?(構えようとしたところロゼの発言を聞いて異変を察し、自分の体を見下ろす)」

分解者「ぬぐっ…!?(縛り付けられた瞬間、掴んでいた男を手放してしまう)」

ロゼ「君には腕なんて必要ないだろう、それはもっと大切な事のために使うものだ、君には肉体も魂も、あるもの全てが無駄だ(指を鳴らす)」

西園美魚「─────チェックメイツ(なんとも奇怪なことに傘の先端から突如、銃弾が放たれる)」

分解者「(掴み上げられる)さあ…な…!(この状況で不敵に笑んでいる)何を言って―――――――がふっ!!?(銃弾が胸部に被弾し、吐血する)」

レイハイト「じゃあ俺が選択肢を与えよう・・・「脳味噌をシェイクされた後に体を食い破られて」!(支持を送る、するとハチ公は分解者の体にすっと溶け込むように浸食する) 」


(銃弾が薔薇に被弾、刹那)…──カッ(薔薇からまばゆい閃光がほとばしる)


西園美魚「さあ…終わりにしましょう。このような…醜い争いを。(コツコツと分解者に歩み寄っていき)」

ロゼ「縛り上げ、銃殺、罪人に相応しい運びだな。つまりこういう事だ…君は死ぬ、せめてフィナーレは華やかに逝け」

分解者「ぬおおおぉぉぉぉ……!!(三人に圧倒され)」

グチャァッ、グォボグォボッ・・・ブシャァァァッ!!!(体内より分解者は脳味噌をハチ公にたっぷりとシェイクされ、体の中から鋭利な形状へ変化して体中から噴き出して食い破られる)


…── ┠゙グォッ(薔薇が地上の花火のように爆発する)


西園美魚「しかし………殺すつもりは、毛頭なかったのに。これで私も……お仲間、というわけですね。我ながら、卑劣なことを致しました。(ロゼ達に)」

分解者「ぉ…ォォオオ…ッ…!!……クァ…ゆ、許されよ……『団長』―――――――――――(跡形もなく消滅した)」

レイハイト「こんな野郎にはこれぐらい惨たらしい死に様が釣り合う・・・(右腕を地面に向ける、すると分解者を攻撃したハチ公が腕を這って戻る」

逃亡者「参ったな、あの現地人の3人や4人くらい片付けられると思ったんだけど……名前通り逃げ癖がついてるな、おお、こわいこわい(遠くから分解者の末路を見ていた)」

ロゼ「アリーヴェ・デルチ 問題は殺ったのが誰か…でしょ、君は同類なんかじゃない」

西園美魚「命は皆、平等であれ… 神の教えです。神の許しを得ずして、我々が手を下すことは、許されがたきことでした…」

権利者「(逃亡者の足元から首を生やし)おお可哀想に…。彼にも生きる権利はあったというのに」

レイハイト「あんだけやったら・・・多分俺かな、あれ殺傷力高いし・・・。(汗)しかし蜜柑ちゃんやるなぁ・・・。(関心) 」

ロゼ「殺った自慢か…。僕が言えたことじゃないけど能力であれ道具であれひけらかしは感心しないな」

西園美魚「……あなた方の殺生に、私は関わってしまったのですから。私も……同罪です。(ロゼニ)」

逃亡者「(肩をすくめ)逃げりゃ良かったんですよ、分解どころじゃねぇ、ったくミンチより酷ぇ」

レイハイト「割とひけらかしたつもりは無いんだけどな・・・ええいくそう、忌まわしい液体め・・・。(ぷんすか)」

ロゼ「じゃあ絶対に罪を犯さないならあそこで指をくわえて見てた? おお怖い怖い…、それあんま見せないでくれるかな(引きつり)」

西園美魚「…!…いえ、それは………できかねます。(ロゼに)」

レイハイト「というか俺も見たくないです。(液体は常時背中に張り付くように浸食している)」

ロゼ「結果はどうあれ君は君なりに正しいことを全うしようとしたじゃないか。それで充分だと思うな 世界初液体リュックサックか…」



スカーフィ「はぁ…はぁ…はぁ… …か、堅いよお…(涙目で足元を摩りながら二人を見上げている)」

メタルマリオ「ォォオ…ッ… …ガチン、ガチン、ガチン…(激しい闇を放出させながらスカーフィに近寄っていく)」

メタルルイージ「ォォオ…ッ… …ガチン、ガチン、ガチン…(メタルマリオに続くように動き出す)」

スカーフィ「…はぁ……はぁ…… ……。(…でも、ここでボクが頑張らなきゃ…フーナや氷冬にも…ううん。あそこのみんなももっと傷ついちゃう。…頑張らなきゃ…頑張らなきゃ…!)……。(意を決すると痛みを堪えて立ち上がり、二人を睨みつける)」

メタルブラザーズ『ガチン、ガチン、ガチン…ッ…!!(歩みから駈け出しになり、今にもスカーフィに攻撃を仕掛けようとする)」

スカーフィ「来いっ!お前たちになんか負けない!(そう言い放って手を突き出し、瞳を瞑る)―――殺戮眼(スラフター・テュー)(額に第三の目が出現し、瞑っていた瞳を見開いた)」

メタルマリオ「ダンッ ゴォッ!!(跳躍からの足払いを繰り出そうとする)」

メタルルイージ「スッ…オォッ!!(スカーフィの懐に潜り込み、アッパーを繰り出そうとする)」

スカーフィ(殺戮眼)「ボォォ…ッ!!(両脚に炎が纏われる)てぃやぁッ!!(その脚で連続蹴りを繰り出し、向かってきた二人を圧倒する)」

メタルブラザーズ『―――――!!!!(炎を纏った蹴りの乱撃を受け、華麗に宙へ舞う)』

スカーフィ(殺戮眼)「……!(宙へ飛んだ二人のうち、メタルマリオに目をつけた途端姿が一瞬にして消える)」

メタルマリオ「………!(地上を見下ろした際、スカーフィの姿が消えていた事に驚愕したのか、辺りを見渡している)」

スカーフィ(殺戮眼)「――――ここだよ。(メタルマリオの頭上に出現した時には、既に重い一撃を叩きこんでいた)」

メタルマリオ「――――!!!ドッゴオオォォォーーーンッ!!!(凄い勢いで垂直落下し、地面に激突する)」

スカーフィ(殺戮眼)「クルルルル…ッ…!!(その後体を横へ捻って回転しながらメタルルイージの元へ移動し…)…ぃやぁッ!!(足の爪先という鋭い一撃を顔面にお見舞いする)」

メタルルイージ「――――!!!ドッゴォ…ッ…!!(顔面に一撃をくらい、地面に落下して転がり倒れる)」

スカーフィ(殺戮眼)「…スタ…(着地)」

メタルマリオ「ブワッ…!(土煙りを払い、再度スカーフィに接近する)ボボボォ…ッ…!!(その時両の拳に炎が集束する)」

スカーフィ(殺戮眼)「……!!(身構える)」

メタルマリオ「ボボボボボオォッ!!!!(ある程度距離を詰めたところで掌から火炎弾をぶっ放つ)」

スカーフィ(殺戮眼)「くっ、うぅ…!にゃあ…!!(前転からの跳躍、空中回避、着地からの横ステップ、バック転で火炎弾を回避していきながらメタルマリオに接近していく)」

メタルマリオ「ズォッ!!(向かってきたスカーフィに殴りかかる)」

スカーフィ(殺戮眼)「ッ…!!(殴打に上段蹴りで対抗する)」


――――ドオゥンッ!!!!!! ズゴゴゴゴゴゴォォ…ッ!!!!!(二人の攻撃が相打ちとなり、周辺の岩石が粉々に崩れながら吹き飛んでいく)


メタルマリオ「スッ…ボボボォ…ッ…!!(もう片方の手に炎を集束させる)ボンボンボンボンボォンッ!!!!!(先ほどよりも倍の大きさを誇る火炎弾をその近距離で放つ)」

スカーフィ(殺戮眼)「(しまっ―――)――ぎぃぅ…ッ…!!(咄嗟に両手を交差させて防ごうとするが火炎弾に飲み込まれて吹き飛んでしまう)」

メタルマリオ「―――ガシッ!! ドォンッ!!(隙を突いてスカーフィの右足を掴み、背後の地面に叩きつける)」

スカーフィ(殺戮眼)「がっ…!!(叩きつけられた衝撃で僅かに吐血する)(こ、の…ぉ……)…ちぇあぁーッ!!(掴まれた状態の右足を高く掲げメタルマリオを、彼の攻撃同様に地面に叩きつける)」

メタルマリオ「……!!ドォンッ!!(叩きつけられた衝撃でスカーフィを手放す)」

スカーフィ(殺戮眼)「許さないから…ッ…!タンッ(跳躍)“ストロアックス”!!(仰向けに倒れたメタルマリオに目がけ強烈な踵落としを繰り出す)」

メタルマリオ「――――!!!」


ズッゴオオオオオォォォォォォーーーーーンッ!!!!!(メタルマリオを中心に、地面に巨大なクレーターが出来上がった)


メタルマリオ「(土煙りの中から姿を現した時は…既にピクリとも動かなかった)……サアアアァァァァー…(その後体は砂となって消滅した)」

スカーフィ「はぁ…はぁ…はぁ…(殺戮眼解除)…はぁ……はぁ……やった…♪(安堵の笑みを見せる)」


――――ゴッッ…!!(その時、スカーフィの腹部から鈍い音が鳴った)


スカーフィ「ぎぅ…ッ!!?(体がくの字に曲がる)」

メタルルイージ「―――ォォォォ…ッ…!!(スカーフィに拳による重い一撃を与えていた)ガシッ、ドンッ!!(そして胸倉を掴み、付近の湖へ殴り飛ばした)」

スカーフィ「(しまっ…あと、一人…いた…)…きゃあぁ…ッ…!! ドッボォーン…! (湖へ落ちる)」

メタルルイージ「……。ダンッ、ドッボオォーン!!(自らも後を追うように湖へ落ちる)」

スカーフィ「ゴポポポ…!!(かぅ…は、はやく…上がらなきゃ―――)(口を片手で押えながら上を目指して泳ごうとする)」

メタルルイージ「ドンッ(しかしスカーフィの行く手を遮るように上方から現れ、スカーフィに全体重を乗せて湖の底まで落下する)」

スカーフィ「――――ッ!!ガボガボガァ…ッ…!!(底に落下し、仰向けの状態で必死にもがいている)」

メタルルイージ「…ガシ……(そんなスカーフィの首を強く握りしめる)」

スカーフィ「ぁ… ゴボゴボ…ォ…!!(苦しみもがきながらメタルルイージの腕を掴むが、先程の戦闘の疲労や、水中故で全く力が入らない)ガボボ…ッ…(か…だみぇ… ……ひから…はいらな……っ…)(意識朦朧)」

メタルルイージ「ググググ……!(更に握力を掛ける)」

スカーフィ「…ゴパァ…ッ…!!(ごめんね… ふー…な… …つら、ら……――――)」


――――ザンッ!!!(突如、メタルルイージの体が上半身と下半身で真っ二つに切断される)


メタルルイージ「―――――!!!サアアアァァァー……(切断されると同時に体は砂となり、水の中へ溶け込む様に消滅した)」

スカーフィ「(ぃま…の……ぁ…)(拘束から解放され微かに残った力で事態を確認しようとするが、そこで気を失う)」


―――――ザバアァッ!!(その後、何者かがスカーフィと共に湖から出現する)


デュー「(脇に抱えたスカーフィを地面に横たわらせる)ポタ、ポタ… …すぐにこの娘の応急手当を。(濡れた服を脱ぎ捨て、木の根元においてあった政府軍の白いコートを羽織る)」

政府軍女医「はい!(仰向けに倒れているスカーフィの横へ移動する)ただちに心肺蘇生法を行います。」

デュー「手の空いている者は手伝ってやれ。それ以外は俺と共に来い。ブワサッ…!(辺りに呼び掛け、コートを払ってホールを一望する)」

デュー「ピ…(一直線にそれを指す)―――――――――全軍、本陣へ突撃しろォッ!!!」

政府軍兵士勢『おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーッッ!!!(デューの背後から駆け出し、ホール入り口の真っ向から突入していく)』



キルビス「(シグマと共にホールに潜入中)……ケント……どこにいる……。」


コツ…(キルビスの前方に何者かが現れた)


シグマ「我の眼にかかれば見つけられぬものは無い……心配せずともあの少年に………  !(前方に反応をキャッチし、立ち止まる」

キルビス「ん?どうした……  !(こちらも感づき)……誰だ!」

キルゴア「(その正体は…)ククククク…ッ…!(黒ぶちの眼鏡を光らせ、キルビスに向けて不気味な笑みを浮かべている)」

キルビス「!お……お前はっ……!!(左手を剣に変えて戦闘態勢に」

シグマ「……知り合いか、少年。(刀の柄を握り、キルビスに」

キルビス「あぁ……それも一番最低のな……!(キルゴアを睨み)何でここにいる……死んだはずだろ!!」

キルゴア(?)「クックックッ……よお、驚いたか?俺だよ、キルゴア様だよ。」

キルビス「……地獄から這い上がって来たってのか……くそ、どこまでもしつこい野郎だ……!(キルゴアを睨み」

キルゴア(?)「……なんだ、この「俺」を忘れちまったのか。クックックッ……アーーハッハッハッ!!久々の再開とはいえ、やはりこの俺の変身能力を見破ることはできないようだな!」

キルビス「……は?どういう事だ、一体……。」

シグマ「……もしや……(キルゴアを見て)…少年、どうやらこいつは……。」

キルゴア(?)→ドトゥール「(全身に赤い電撃が迸る)この顔を忘れたとは言わせねえぜ。この「変身のドトゥール」様をなぁ!!」

キルビス「――――!(ドトゥールを見て)お前は……!」

ドトゥール「クックックッ…!やっと思い出したか。(不敵な笑みを浮かべ)」

キルビス「あぁ、思い出したぜ……あの時ぶっ壊してやったはずだが、何でここに……?」

ドトゥール「さあな!気がついたらここで暴れていた。俺でもびっくりしているほどにな。…まあそんなことはどうでもいい。あの時の恨みをきっちり晴してやらねえとなぁ!!(再び全身に赤い電撃が迸り、何かに変身する)」

キルビス「……!(バックステップで後ろに飛び退き)……来るか……!」

パルキア(ドトゥール)「バチチ…バチッチ…ッ…!! 完了、メタモルフォーゼ。さあ、今度は楽に死なせねえぞ…?女神様の妨げとなる野郎にぁ、一切の容赦はしねえ!!コオォォォ…ッ!!!(口元にエネルギーが集束する)」
キルビス「……!で、でけぇ……だが、こんなとこで止まってられるか……!!(向かっていき」

パルキア(ドトゥール)「散れええええぇぇぇぇぇーーーッッッ!!!!!ドシュゥゥウウウーーーーンッ!!!!!!!!!(破壊光線を一直線上にぶっ放つ)」

シグマ「!(破壊光線の前に立ち、刀を抜き)……貴様がな……!!  ズバァァァッッ(渾身の一振りによって、破壊光線を両断する」

パルキア(ドトゥール)「がッ…!?ば、馬鹿なァ―――ズバァァァッッ(気がつく前に破壊光線ごと真っ二つに切断されていた)……!!…ガガッ…アガ…ッ… ボッカアアアアアァァァァァーーーンッッ!!!!!!(爆散)」

キルビス「おぉ、流石ガーディアン!!(シグマに)よし……行くぜ!」

シグマ「うむ……(去り際にドトゥールを見て)……所詮は偽物、この程度か…。」

ミラクルクリボー「っくそぉー!なんでこんなにいるんだよ!ここは鎮圧した筈だろ!?(1Fにて)」

フォックス「大方援軍が押し寄せてきたんだろう。…まだ諦めるな!(ストレートパンチから連続蹴りを叩きこんで軍勢を吹き飛ばしていく)」

ミラクルクリボー「俺はまだ諦めちゃいねえっ!!“嵐脚”!!(脚から斬撃波を放ち軍勢を斬り伏せていく)」

ロケット団員『ぐわああああぁぁぁあああぁぁああっ!!!」

西園美魚「コツ、コツ、コツ、コツ…(ホール内を巡り歩いている)」

フーナ「く、う…ッ!!(風刃を手裏剣から展開させ敵を切り刻んでいく) 」

ノコノコ「ごはぁ…ッ!!ドサァ!!(血しぶきをあげながら倒れる) 」

フーナ「ふぅ……(額の汗を腕で拭う)」

シン(不死の住人)「……。(フーナの背後に迫り、ビームソードを振りかざす)」


―――――ザシュッ!


ピカチュウの中の人「(バットを振り回しながらホール内を歩き回っている)」

西園美魚「…… ………(倒れたノコノコの側に歩み寄ってきて、静かに合掌して黙祷する)」

シン(不死の住人) 「……!!!…ドサ…ッ!(倒れ込む)」

フーナ「―――――!(咄嗟に振り返る)」

パタパタダッシュ「でやああぁぁーっ!!(速いスピードで飛行しながらピカ中に襲い掛かる)」

氷冬「(シンを切り裂いた張本人)もぅ、冷や冷やさせないでよね。(一刀を肩に置き、フーナに苦笑する)」

フーナ「氷冬…!ごめん、助かったよ。(構えを解く)」

西園美魚「………命は皆、平等であれ。…どうか、幸運が訪れますように。(黙祷後、倒れているノコノコをじっと見据えながら呟くように)」

氷冬「…スカーフィは一緒じゃないのね。(そう言い辺りを見渡す)…心配になってきたかも。」

ピカチュウの中の人「おっと、バットが…(振り回していたバットがすっぽ抜け、パタパタダッシュの方に飛んで行く)」

ノコノコ「サアアァァァー……(体が砂となり美魚の前から消え去った)」

パタパタダッシュ「覚悟しやがれ―――――でふッ…!!?トサァ…!!(バットが直撃し、床に落下する)」

フーナ「(スカーフィ…)…そうね、行こう!(氷冬と共にホールを出ていく)」

西園美魚「………霊圧が、消えてしまいましたか。……コツコツコツコツ...(再び歩き始め、引き続きホール内を巡る)」

ピカチュウの中の人「あー、またすっぽ抜けた…(バットを拾った時にパタパタダッシュを見る)…生きてる?」

パタパタダッシュ「――――サアアァァァー…(ノコノコ同様に、砂となって消滅した)」

ピカチュウの中の人「…堕ちたな(確信)(バットを拾いその辺を歩き回る)」

プルスト「(カオスホールにたどり着き)………何だよこれ……一体何が……。」


ドクンッッ……(カオスホール一帯から夥しいまでの禍々しい魂の反応をキャッチする)


プルスト「―――――――!!これは……まさか……何で地獄の囚人達がこんなに………  これも、あいつが……?」



チュドォンッ!!! ボゴォッ!!! ドンッ、ドンッ!!! ドゴォンッ!!! ジュダンッ! ズドドドドドッ!!!!(1Fの中央にて…モララーロング、二人による次元違いな激戦が、そこで繰り広げられていた)


モララー(TURBO)「でりゃりゃりゃりゃりゃりゃぁッ!!!(ロングと激しくぶつかり合っている)」

ロング「おらおらおらおらぁっ!!とっととくたばれやぁ!!!(モララーとぶつかりあい」


ドッ、ドガンッ!!! ボォンッ!!! ドンッ!!! ズガンズガンズガンッ!!!! ドオォンッ!!!


モララー(TURBO)「くたばんねえよッ!ぬおらららららららッッ!!!!!(目にも止まらぬ高速パンチのラッシュを叩きこんでいる)」

ロング「だったら意地でもくたばらせるまでだクソ猫ォ!!!!(ラッシュを複数の手で受けている」

モララー(TURBO)「(しめた…!)――――ちぇりゃあああああぁぁーッ!!!(隙を突き、がら空きになったロングの胸部に高速パンチを叩きこむ)」

ロング「ぐおぁっ!!………はぁっ!!!(パンチを受けた瞬間、口から黒い火球を吐きだしモララーにぶつける」

モララー(TURBO)「ぐはぁッ!?ドォーンッ!!!(黒い火球を直に喰らい、壁に激突し煙が辺りに舞う)」

モララー(TURBO)「(煙の中から出てくる)(ちッ…思ってた以上にタフな野郎だ…。)(ロングを見て)」

ロング「(再び武器を取り)………なかなかくたばりゃしねぇな……気に入らねえ………。(モララーを見て」



新世界・闇の世界(ダークワールド)・とある一軒家~

ジェイク「(自室にて、カオスホール襲撃に関するテレビ中継を見て)…何だよおい…あんだけ兵を引き連れて押されてるってどういう事だよ!? 」

シェリル「リ、リンちゃんまでノックアウトだなんて…何なのよマジで、何が救世主になるよ!大口叩きやがってあのクソジジイ!! 」

(テレビ中継で) ガイアス「ハァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛…ッ覇ァッ!(声‐置鮎龍太郎) (凄まじい闘気・覇気を放って奮闘している場面が時折流れている) 」

ジェイク「あのアホの事だ……調子こいてロクな戦略も練らずに突撃しやがったんだろ…英雄の力を舐めるなと何度も言ったのに……! 」

シェリル「どうするのダーリン……私達も行く? 」

ジェイク「…いや、まだあっちの兵力は腐るほどある…まだ俺達が行く時ではないだろう……もう少し、様子を見るとしよう。 」

シェリル「…ダーリンが、そういうなら……。 」

ジェイク「…それに、万が一奴がやられた時、遺志を継ぐ奴がいなきゃ困るしな……(親指で自分を指し 」

シェリル「…ダーリン…そうね、アイツの他に救世主に相応しいのは、ダーリンしかいないものね……。 」

ジェイク「おうよ……奴と互角にやれたのは、俺くらいのものだしな…まぁ、他に奴と互角か、それ以上の奴がいるなら話は別だが。 」

シェリル「何言ってるのよ、ダーリンに敵う奴が他にいるわけないじゃない…それは妻である私が一番分かってるんだから♪ 」

ジェイク「フフ……だと良いがな。(タバコをくわえ、火を付ける 」

キロネックス「………(窓の外から2人を見つめ 」



~カオスホール・1F 中央の庭~


モララー(TURBO)「かふっ…!!(やべぇ…そろそろ限界が近づいてきやがった…。)(吐血する口を手で覆う) 」

ロング「………おやおや?大分限界が近いとみた……ヒヒヒヒ、運が悪かったなぁ、俺様はまだまだ元気だ………。(体中から黒いオーラを発し)…………そろそろぶちかましてやるぜ、俺様最大最強の奥義をよぉ!!!  バンッッ(地面に手をつき 」


ヴオンッッッ……(モララーの周囲に複数の魔方陣が出現し 」


モララー「――――ッ!!(しまっ――――) 」

ロング「―――――――蜂巣ノ刑(バレットカーニバル)………くたばれ、クソ猫。 」


ジャキジャキジャキジャキジャキジャキッッッ   ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド(おびただしい数の魔方陣から、あらゆる銃器を持った黒い手が現れ、一斉発砲する 」

ロング「……ふ……ふふふふふふふふふふ…………ハハハハハハハハハハハ!!!英雄一匹仕留めたりぃぃぃぃぃ!!!!(ガッツポーズをして雄叫びを上げる 」

モララー(TURBO)「(マフラーの中から聖剣アロンダイトを取り出し…)づッ…!!ぬ゛お゛お゛お゛お゛お゛おおおおぉぉぉーーッ!!!! ズバババババババババババッッッ!!!!!(あるだけの力を出し切って高速で振り回し、できるだけ銃弾を弾き返していく)ぐううぅぅぅぅうううッッ!!!!!(眼は血走っており高速で振りまわる腕はもはや機械の領域で並の生物ではない。それでも全身の至る所に被弾していく) 」

ロング「ハハハハ………  え゛っ!?(; Д) ゜ ゜(モララーを見て)………こ……こいつ、マジか!?………い、いや……弾は確実に当たってる、もうじきくたばるだろう………ヒヒヒヒ………。 」


ブシャァ、ブシャァッ!!(モララーの全身から出血したものが地面に広がっていく)


パパパパパパパパパパパパパパパパパンッッ バリバリバリバリバリバリンッッ(弾かれた弾や薬莢がそこらじゅうに飛び散り、ガラスやコンクリートの破片が乱れ飛ぶ


ロング「ヴオンッッ(魔法障壁を展開し、破片を防ぎ)ヒヒヒ…足掻くねぇ………でももう終わりだよ、クソ猫………お前に俺様は倒せねぇ、俺様の宣言通り蜂の巣になってくたばるんだよぉ!!(必死で対抗するモララーの姿を見て 」

モララー(TURBO)「(…ねぇ…まだねえ……ッ…!!こいつをぶっ飛ばすまでは、ぜってぇなねえッ!!)―――ァァァァァァアアアアアッッッ!!!!   だぁらぁッッ!!!!   ドゥンッ!!!!(凄まじい回転切りで黒い手や魔法陣を消し飛ばす)―――――――!!!(ほぼ真っ赤に染まった全身をロングに向け、睨みつける) 」

ロング「――――!? …な……な……にィ……!?(強烈な風とモララーの気迫に怯み、その場に崩れ落ち)バカな………俺様は幻を見ているのか………ありえねぇ……ありえねぇってのぉ……!!(震える6本の手で武器を持ち、モララーに向ける 」

モララー(TURBO)「(マフラーを脱ぎ捨てる)…"お前は弱ぇ"…! ギィゥ(ロングを睨みながら右手を大きく握りしめる) 」

ロング「…はぁ……?んだとコラァ……死にぞこないの分際で……!(6本の腕全てにもっている銃の引き金を引こうとする 」

モララー(TURBO)「シュボッ…ボオオォォオッ!!(赤熱した拳から炎が展開される)シュピンッ!! ドゴォ…ッ!!!(一瞬にしてロングの懐に潜り込み思いっきり蹴り上げる) 弱え野郎は……人ん命を平気で奪う事ができる…!だがよ――――(ファースがメイを庇ったあの場面がフラッシュバックされる)―――――人ん絆は絶対に奪えねえぇッ!!(落下してくるロングに狙いを定める)」

ロング「ぐぉっ―――――!?(蹴り上げられ)―――――う……そだ……ろぉ……!?(そのまま落下していき」

モララー(TURBO)「(その燃え盛る拳による高速パンチをロングに炸裂させる)――――“赤黒覚醒(クリムゾンドライブ)”ッ!!!!!(炸裂した際、ロングのめり込んだ箇所が爆発して大きく吹き飛ばす)」

ロング「……!まずい……避けれな―――――!!!!(高速パンチを食らい、更に爆発で吹き飛ばされ、近くの壁を突き抜けて飛んでいく」

フォックス「タッタッタッタッ……!!ザザァー…!!(二階から降りてきて激しい爆音の鳴った庭の方を見る)あ、あれは…っ!!」

ミラクルクリボー「(フォックスの背から現れ)――――あっ!!」

ヴィクター「(真っ暗な空間の中に浮かぶモニタを凝視して)……なん…だと…ッ!?…チッ、こんな馬鹿げたことが…!!」

ロング「ズドォンッッッ(外の岩壁に激突し、やっと止まる)……が……ぁ………っ……………  ドサァッッ(その場に倒れ込む」

モララー「プシュゥゥ……(全身から溢れる蒸気が消滅)…へっ、へ… 見たかこのやろ… …トサァ…!(大きく仰け反り、バランスを崩して倒れる)」

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最終更新:2019年06月26日 14:43