罪と罰

《罪と罰》






「もし、あの時に僅かな我慢をしていれば。例えばこんな未来にはならなかったかもしれない。」

「もし、あの時に躍起になっていれば。例えば案外幸せな未来だったかもしれない。」

「もし、あの人のことを諦めていれば。例えばあのままの眺めを見ていられたかもしれない。」

「もし、あの時に拳を振るわなければ。例えばそんな未来もあったかもしれない。」

「もし、あの頃に彼女を貶めなければ。例えばあんな未来を享受できていたかもしれない。」

「もし、あの味を覚えていなければ。例えばもう少しましな未来にいたかもしれない。」

「――――――。」



「もし、あの日に奴が現れなければ。」

「喧騒に耳を塞いだあの日を、真に力を欲したあの日を、原罪を犯した彼を呪ったあの日を。きっと、俺は―――」












明日も、忘れない。





主題歌



主な登場人物(追記可能)



八大罪



  • 傲慢の鷲獅子
+ ...
八つの大罪の一員。読みはごうまんのじゅじし。対応する大罪は傲慢。
小奇麗なスーツを身に纏うが、ネクタイを緩めにするなどで若干着崩している。年齢24。
深い紫色で少し長い頭髪を持ち、すらりとした細身の長身。たまにハットを被る。

傲慢の名を冠し、周りの物を見下す性格をしている。
どこか飄々とした言い回しをするが、会話では敬語を使う。
八大罪のリーダーは正義の霊長であるが、事実上のリーダーは傲慢の鷲獅子。みんなのまとめ役になっている。
しかし、例え仲間であろうと組織に置く価値が無くなればその傲慢さ故に見下し、殺すことも厭わない。

能力は不明。
"境界"を操っていたようだが…?


「"悲劇"こそ、カタルシスの苗床なのですよ。」

  • 憤怒の黒竜
+ ...
八つの大罪の一員。読みはふんどのこくりゅう。対応する大罪は憤怒。
シンプルで落ち着いたファッションを好む。短い黒髪を整髪料を使いオールバックにしている。赤眼。年齢27。
憤怒の名を冠しているが、大罪の感情を表に出さずクールな性格をしている。
ただし正義の霊長を「クソガキ」などと呼ぶ辺り、言葉遣いはなっていない様子。
単純な腕力では組織内で右に出る者はおらず、"怒る"と手をつけられなくなるらしい。
能力は黒炎。確かに見た目だけは炎として燃え滾っているのだが、この黒い炎は熱を持たない。
その黒炎は"重く"、手のひら大の黒炎を人間に落とせば骨など簡単に砕いてしまう。

「あ゛ァ…帝釈天をブチ殺してぇと"怒った"阿修羅ってのは、きっとこんな気持ちだったんだろうぜェェェ!!」

  • 怠惰の鎧熊
+ ...
八つの大罪の一員。読みはたいだのがいゆう。対応する大罪は怠惰。
体長はゆうに2メートルを超え、至る所に鉄板が仕込まれた厚手のコートを着用している。年齢51。
怠惰の名を冠するだけあってとにかく動かない。気がつけば一日中寝ている。
しかし八大罪に属している以上、動いて任を全うしなければならないので渋々動く。
八大罪で最年長。暴食の蝱とはウマが合うらしく、よく一緒にマックへ食事をしにいく。
ジーンと対峙し、敗北。高所からの落下死。
能力は水を操る力。
高スピードの移動でのタックルが主の戦闘スタイルだが、
この高スピードは空気中の水蒸気を操作して背中を押している為。
使い様では、相手の水分を全て奪う事も可能だが劇中では使用しなかった。

「総重量1トン、だ。くれぐれも気をつけい、一瞬でスクラップになるぞ」

+ 戦闘ログ
血の臭いで噎せ返る、無人ビルにて―――


怠惰の鎧熊「――――何が言いたい、小僧(血に塗れた身体で、薄暗いフロアで男に声を投げかける) 」
ジーン「いや、人違いならいいんだ。俺の知ってるジジィじゃねえっつーわけだろ、お前は。…まァいいや。今な、イルミナティっつー組織でエージェントやらせてもらってんの。ッつーワケで――――なあ、八大罪って知ってる?!(弾丸を発砲する) 」

BGM - What The Fuck Is Wrong With You

怠惰の鎧熊「(手をかざし、銃弾を弾き飛ばす。鉄板が仕込まれていた) ワシの名は怠惰の鎧熊。総重量1トン、だ。くれぐれも気をつけい、一瞬でスクラップになるぞ(かざした手を一振りし、オォォンと風が吹き荒んでコートがはためく) 」
ジーン「ダイエットしやがれ、デブ!!(風に目を細め、鎧熊の胸目掛けて3発発砲して横に駆け出す) 」
怠惰の鎧熊「―――ドドドドドドドッ(その体系からしてはあり得ない程高速で移動し、手を伸ばしてジーンの顔を掴まんとする) 」
ジーン「(は…そんな、嘘だろ……!?)うおッ!!(咄嗟にしゃがみ、鎧熊の掴みから逃れて5mほど距離を取る) なんだ、テメェ…!随分足が速いな、オイ!!(拳銃を両手で構え、鎧熊の眉間に照準を合わせ叫ぶ) 」
怠惰の鎧熊「なんだ、恐れておるのか小僧。(掴みがスカり、ゆっくりと、力強く空を握りしめてジーンの目を睨む) 」
ジーン「うるせぇ、黙れ!!(ンだよ、今のは…!?あり得ねぇ、あのクソデブが、あんな速さで動けるワケがねぇ…!) 」
怠惰の鎧熊「ワシの声を聞かずに済むよう、今すぐ殺してやる…ゆくぞッ!!(フロア内に置いてあるデスクを掴み上げ、ジーンに向かって放り投げる。これも尋常な速度ではなく、ゆうに200km/hを超える速さ) 」
ジーン「―――ッッ!!(鎧熊がデスクを掴んだ次の瞬間には回避行動に移っており、隣のデスクを飛び越える)―――ピッ(鎧熊が投げたデスクがジーンの横を通り過ぎた時、水がジーンの頬に当たる)…!?(水………!?) 」
ドゴォォォォォオオオンッ!!!(デスクがビルの壁を突き抜け、轟音と砂煙が上がる) 」
怠惰の鎧熊「ちょこまかとッ……!!(フロア内に置いてあるデスク、椅子、パソコン等の障害物を無視(身体で吹き飛ばし)して一直線にジーンの方へ駆け出す) 」
ジーン「(何で水が…血?いや、血じゃない、べたべたしてねぇ。そういやブリーフィングじゃあ、得体の知れねえ超能力を使う可能性があるっつってたよな―――まさか) HEY!!俺とかけっこしようぜ、デブ!!(パンパンと手を叩き、挑発する) 」
怠惰の鎧熊「むぅぅぅううおおおおおおおおお!!!!(タックルでジーンを砕こうとする) 」
ジーン「ッ!(スライディングで滑り込み、鎧熊の股を潜り抜ける。その時、床を手で触る)(やっぱり、濡れてる…!こいつ、水をなんかのカラクリに使ってやがる!)そうと決まれば―――!(油と、バケツ!普通の会社ビルだ、それくらいどっかにあんだろ!)(そのまま駆け出し、フロアを出て階段を上っていく) 」
怠惰の鎧熊「(動きが…小僧、ワシの能力に気がついたか…!ワシの能力は『水を操る』。今の高速移動も、デスクを高速で投げ飛ばしたのも、空気中の水蒸気に"押してもらって"いたもの…!だが、今更何を企もうが遅い。ワシが一瞬で潰してくれる!!)待てェい、小僧ぉぉぉぉぉぉおおおお!!(ジーンを追い、高速で駆けあがって行く) 」

――無人ビル 8階――

怠惰の鎧熊「糞、無駄な小細工を……!(階段に張られたバリケードをぶち壊し、8階のフロアに入ってくる) 」
ジーン「―――よう。デブの割には中々のスピードじゃん(バケツを足元に置いてあり、フロアの奥に仁王立ちをしている) 」
怠惰の鎧熊「黙れ、黙れい!!潰れろぉぉおおおおおお!!!(ダンッ、と床を蹴って駆け出す) 」
ジーン「突っ込むしか脳がねえのかよ、クソジジィ!!ガンッ!(足元のバケツを蹴り飛ばす。中には油が入っており、中身を撒き散らしながら一直線に鎧熊の元へ飛んでいく) 」
怠惰の鎧熊「スンッ…(この臭い……糞、無駄な足掻きをぉぉおお!!)ガァン!(手でバケツを払いのける。その時、油が大量に身体にかかる) 」
ジーン「スッ、カチッ―――ブンッ(懐からライターを取り出し、点火してふわりと投げる。そしてなめらかで、流動的な動きで銃口、ライター、鎧熊の"目"が一直線上になるよう照準を合わせる) 」
怠惰の鎧熊「――――(拳銃には目もくれず、走りながら水蒸気を操ってライターの火を消そうとする) 」


ジーン「――――"そんなんじゃ遅せぇよ、デブ。" バァンッ!!(点火されたライターを撃ち、鎧熊の目にライターごと銃弾を撃ち込む) 」


怠惰の鎧熊「ドッ  ぅぅうあがあああっぁああぁああっぁああ!!!(目を押さえ、よろける。点火されたライターが身体の油に引火し、一気に炎が全身を包む) くそ、くそォォォ!!(水蒸気を操り火を消そうとする、が――)バチィッ!!(炎(油)が弾けとび、床や天井に引火していく)―――!? 」
ジーン「天ぷら作ってる時に、水だけは入れるなって教わらなかったか?このボケ老人(自分の頭を人差し指でトントンと叩く) 」
怠惰の鎧熊「お、の、れェェェェェエェェェエェエェエエェい!!!!!(力強く床を蹴り、駆け出そうとした、が。火災によって建物が脆くなり、床が抜ける)――――っ(ぽかんと口を開け、総重量1トンの怠惰の鎧熊は次々に床を抜いて8階から1階へと落ちていった) 」

ジーン「―――――自分の体重で潰れてろ。(穴を見下ろし、不敵に笑む) 」

  • 強欲の烈狐(涼)
+ ...
八つの大罪の一員。読みはごうよくのれっこ。対応する大罪は強欲。
あでやかな和服を身につけ開いた番傘を差している。
狐面を被っており、素顔は一切見せていない。茶髪でショート。年齢17。
強欲の名を冠するだけあって欲しい物が沢山ある。何でも欲しがる。
何でもといえど例外もあり、人体の一部(特に首)を蒐集することを生き甲斐としている。
ケビンのラストオーダーが決め手となり、心肺活動を停止させられ眠るように死亡した。
能力は引力と斥力。欲しい物は何でも手に入れたがる故の能力なのだろうか。

「君、すごく素敵……ねえ、ボクの物になってよ。大切に"飾る"から」

+ 戦闘ログ
涼「(外を歩いている)…何か嫌な感じ……ふふ、第六感とかいうやつ?…(引きつった笑いをしている) 」
ピカチュウの中の人「熱~き~グラウンド~は~♪闘志~燃えて~♪(涼の近くを歩いている) 」
ケビン「(布に包まれた大剣のようなものを携え腰を下ろしている)直感ってーのは結構当たるもんだよな、残念ながら。黒猫が横切る程度である事を願おうや(ケラケラ) 」
涼「…あれ、ピカ中さんじゃん?こんばんはー…(元気がなさそう) ケビンくん、それ………あはは、君も感じてるんだ(苦笑する)…今日はさ、もう帰ろ…(ケビンの側に寄り) 」
ピカチュウの中の人「ん、涼ちゃんじゃん。元気なさそうだけど…どうした?(涼に) 」
森ノ宮「(青ざめた顔で歩いている)財布…財布落とした… 」
ケビン「(薄目を開け烏を見送る)…涼だけで帰りな、その方が安全だろ(微笑) 」
涼「今日ダントツでついてない人がいる……!?(汗)(森ノ宮を見て) …そ、そっか。そうだよね……狙われるのが、ずっとあたしだとは限らないし…ケビンくん、絶対気をつけっ――――(その時、何かに強く引き寄せられるかのように側面へ飛んでいき、咄嗟にケビンの方へ手を伸ばす) 」
シルバー「 ホットのココアってのーは、美味いもんだねー…(ホットココアの缶を持ちながら木に寄り掛かっている) 」
レイハイト「あーっくそー・・・読めねぇ、難解すぎんぞこの呪術・・・。(呪術書を片手に、歩いている) 」
ケビン「財布なんて直ぐに拾われちまいますよ(哀) ッ!?…(しまっ…)涼ッ!(腕を伸ばすが届かずにすり抜ける) 」
森ノ宮「ついてないんだよ……クレジットカードに免許に……この前金下ろしたばっかりじゃねーか……拾うなよ…警察に届けろよ… 」
強欲の烈狐「(涼は、烈狐の手にピタリと張り付いていた―――)…やぁっと、捕・ま・え・た…♪(狐面で顔が隠れている) 」
シルバー「 …おや、一体どうした?(缶を一旦置き、涼の方向を見て) 」
レイハイト「うお・・・貴重な一般人が・・・。(涼を一瞬確認)・・・(財布拾ったけど、あの人のっぽいか・・・?)(森ノ宮をちょっと確認し) 」
涼「あっ…ぁっ……ケ、ビン…くん……みんな…(瞳孔が開き、小さくなった瞳が小刻みに震えている) 」
ケビン「(強欲の烈狐を見目の色が変わる)……烈狐…、ああ。見間違う筈がねぇ、そのふざけた仮面、欲しいもんを得た時の喜びよう、お前か…! 」
森ノ宮「冷蔵庫に在庫あったっけな……っつーかカードはいかんでしょ… …えっと、お姉さん知り合い? 」
ピカチュウの中の人「…あんたは…!?(烈狐をみる)涼ちゃんっ! 」
シルバー「 …こりゃ、久しぶりにあの兜の出番が来るか? 一応のセッティングを…(ココアを飲み干し、空き缶を懐に仕舞って兜と剣を取り出し、点検を始めた) 」
レイハイト「・・・なーんか、超悪者っぽいなー・・・手出しされてねーからまだどうでもいいけど。(強欲を確認する) 」
強欲の烈狐「そうだよーケビンくーん、みんな……ボクだよ。八大罪、強欲の烈狐(含み笑うように言い、涼の背中に両手を張り付かせる) 」
ケビン「だろうなァ…涼を抱え込んだのは街がいなかったようだ(呼応するかのように笑む、善人の形相ではない)…ま、再会を喜ぶのは後にして…だ。そいつをまず離そうか、ん? 」
強欲の烈狐「嫌だよ、ここで殺しちゃう。この世界で二番目に殺したかった子だから…もう何か月も追ってたんだよ?(涼の背中で力を発動させ、何やら不穏な音が聞こえ始める) 」
涼「助けっ…、助けて…誰か…!…ケビっ…、くん……ッ!(激痛に顔を歪め、口から血が溢れる) 」
ピカチュウの中の人「(八大罪…!めんどくせぇことになりそうだな…)…ちっ…!(烈狐を見る) 」
森ノ宮「喧嘩……にしちゃ荒いな、その辺にしといたほうがいいんじゃないのかい、姉ちゃん 」
ケビン「そうさせる訳にも行かねーんだなこれが、何しろ仕事だしィ。いや、何よりも…何ヶ月も追ってた…だって?………ははっ、嫉妬するじゃねぇぁァーッ!(モーニングスター(鎖付き鉄球)を布から取り出し、アーチを書くようにくねらせて烈狐の背後に鉄球が接近する) 」
レイハイト「・・・少しぐらい、いいよな・・・?(呪術書の裏面の魔方陣に一滴血を垂らし)束縛。(強欲を指差す、すると強欲は強く縛られたようになり少しばかり動けなくなる) 」
シルバー「 …よし、問題や異変は一切なし…と。 さて…久しぶりに被るが、サイズが合ってなかったりとかはしないよな…?(一つ深い息をつき、兜を被る) 」
強欲の烈狐「~♪(ピカ中と仮面越しに視線を合わせる) えぇ~、嫌だって言ってるじゃーん…だってこの子には死んで欲しいんだし♪(森ノ宮に) じゃあ君、その仕事クビになるよッ!(半歩引いて振り向き、涼を盾にする) ―――ッ…!?(動けなくなり) 」
レイハイト「・・・やっぱ、ちょっと疲労感がきついわー・・・。(ボリボリと頭を掻き)ボサっとしてんなよ、はよ助けてやりな。(ケビンにニヤッと笑って言う) 」
ケビン「上等、退職手当はテメェに請求してやらぁ!(持ち手を捻り鉄球の起動を逸らす、涼、烈狐には当たらず素通りした) 」
涼「―――ッ!!(目を瞑る)……ほっ…き、気をつけてよねケビンくん…っ!(文句を言うも、苦痛に耐えた笑みで) 」
ギャルギャルギャルギャル…(鉄球はスクリューのように回転し強力な引力を発生させていた。それは周囲に見境なく影響し引っ張ろうとする)
強欲の烈狐「ふふ、彼もボクのコレクション候補かな…?(シルバーを見て) あっはは!退職手当はぁー…僕の、僕"だけ"のコレクションになる権利だね……ッ!?(引力に引っ張られ、少し体勢が崩れる) 」
レイハイト「うぇあ!ちょ、まずいッ!!(引力に抗おうとするが、唯の人間の力はたかが知れているものである)くそッ!ハチ公!(右腕にハチ公を付着、それをゼルダのフックショットのように伸ばし先端を尖らせ地面に突き刺し、固定する) 」
シルバー「 …久しぶりの体だ、実に約半年以上か…強欲、Greed。その名に違わず、幾つもの物を欲しているそうじゃないか?(強欲を指差して) 」
強欲の烈狐「うん、欲しいものは何でも手に入れるんだ…そう、何でもね(シルバーに) 」
森ノ宮「何が起こってるやらさっぱりだが、人死は寝覚めが悪いな、さぁどうする俺 」
ケビン「配慮しとくよ、顔に傷つかん程度にはな!(一瞥して微笑) おいコラ、間違えんなよ。俺 だけ がてめーを拾う権利だろうが!(そのまま鉄球を直進させる) やば…そこのあんた大丈夫かー!何でもいいから何かに捕まっとけ! 」
レイハイト「俺は唯の人間じゃぁぁぁぁ!もっと大切に扱ってくれぇ!!(ハチ公につかまってぶらんぶらん) 」
強欲の烈狐「ふふっ、とりあえずー…ボクのコレクションになってみる?大切に飾るよ、君の首(森ノ宮、レイハイト、シルバーに) あっはは!君がボクの物になるんだったら、それも悪くない話かもしれないねっ!(やはり涼を盾にし、鉄球を受けようとする) 」
涼「か、顔以外は傷付けても良いってわけ!?この薄情者ぉー!……ッ!!(鉄球を目の前にし、目をきつく閉じる) 」
シルバー「 そう、それで…人の身体の一部分を集めるのが嗜好らしいじゃないか…それに、オレは決してコレクションにはならない…なる、としたら――――その仮面を割ってからにしてやる(剣を構え戦闘体勢に入る) 」
レイハイト「あー俺自由が好きだから他人のモノになるつもりはねーや・・・今絶体絶命だけど。(強欲に、ぶらんぶらんなう) 」
強欲の烈狐「クスッ……威勢のいいハリネズミくんだね…♪(戦闘態勢に入ったシルバーを見て、含み笑うように) やだよ、君はー…手が綺麗だから手を飾ろうかな?(レイハイトに) 」
ケビン「げえ!?以外と深刻にってる!?(レイハイトを二度見) そう思うんだったら手から零れねぇよう大人しくしてろや!(構わず鉄球を直進させようとする(衝撃を貫通させ烈狐のみにダメージを与えようとする意図がある)) 」
森ノ宮「死人が出ると寝覚めが悪いっつったろ、戦うさ(煙草を咥える) 」
ピカチュウの中の人「卑怯者かよ…!(涼に飛んで来た鉄球を食らう) 」
強欲の烈狐「――――(勢いを止めない…いいや、盾にもならないんだったら、もういらない)――バキッ…―――ドッ(涼の体内で不吉な音が鳴り、涼を前方に放り投げて鉄球にぶつける) クスッ…ボクと戦えるのかな?ダンディーなおーじさんっ…(含み笑うように森ノ宮に) 」
レイハイト「俺いつも風呂入って念入りに体洗ってるからどこも綺麗だぞ、だがお前には今のところは何もやらん。(強欲に、場合によっては何かやらんとでも言いたそう) 」
シルバー「 …フッ、オレの首を刎ねる割にはいい笑いじゃないか。その笑いは後にどういう声になるんだろうな…?(兜で見えないが、善人らしからぬ言及をして不敵な笑みを浮かべる) 」
涼「かっ……(身体をびくんと痙攣させ、吐血する)…ズザッ…(放り投げられて地上を滑る。ピカ中が鉄球を受けてくれたので鉄球には当たらなかった) 」
レイハイト「あーもー放っといてくれないでくれよー、俺一般人だから繊細かつデルィィッケェェェートゥーなんだぞー。(ケビンに、さっきよりもっとぶらぶらしてる) 」
ケビン「!?……(モーニングスターをかなぐり捨て駆け出し涼を受け止める)(鉄球に直接の破壊力はないはず…だが今の劣って!)……おい、冗談よせよ… 」
ピカチュウの中の人「涼ちゃん!?(涼に駆け寄る) 」
強欲の烈狐「違う違う、形だよ。男の人の手にしては、ほっそりしてて綺麗な手をしてる…だから欲しい。嫌だと言っても絶対に貰うからね(レイハイトに小石――しかし斥力を使い弾丸並の速さと威力――を投げつける) へぇ……絶叫でも、させてくれるのかな?(狐面の裏で不敵に笑み、シルバーに) ……冗談でも何でもない。内臓と骨を引力と斥力で捩じり切って、中ぐちゃぐちゃだから…たぶん即死でしょ。……ねえ、どうして彼女を追い続けてたかわかる?(ケビンに言い、自分の狐面に手をかける) 」
涼「(ぐったりとしていて、動く様子は全く無い) 」
シルバー「 絶叫?まさか!そこまでの恐怖を与えるつもりはないけどよ、その笑みは出来なくなる…そうなるかもな(一旦剣を鞘に戻し) 」
レイハイト「ほっそりとして綺麗・・・ねぇ、俺結構鍛えてるつもりなんだけどなー、・・・でも今の行動はBADだぜ・・・。(瞬時に目星を使い判断、ハチ公を被弾部分と思われる場所に付着させて防ぐ) 」
ピカチュウの中の人「お、おい…!(涼に治癒オーラをかける) 」
ケビン「ハ…ハッ……!(嘘だ…俺のせいじゃない、目開けろよ。さっきから治癒までしてんだぞ!?) ……(震えながら顔を上げる) 」
森ノ宮「既に三体一じゃねーか、後で出るよ」
ピカチュウの中の人「…!!(頼む、目を開けてくれ!俺はもう…目の前で女の子を見殺しにするのは嫌なんだっ!)(オーラをかけ続けている) 」

強欲の烈狐「あっはは…それはとても楽しみだよ。君の顔を飾る時は、笑顔にして飾ってあげるよ…(シルバーに) ……へえ、やるじゃない(レイハイトの様子を見て) 無駄無駄、即死だって。それ…(ピカ中に) それは――――(狐面を取り、素顔を見せる。その顔は倒れている『泉ヶ森 涼』と寸分違わぬ顔だった)―――君を愛する人は、この世界に一人だけで充分だからだよ。(慈愛と狂気、欲求が混ざり合う笑顔) 」

レイハイト「・・・俺な、俺に危害を加える奴が大嫌いなんだよねー・・・もしあのままだったら手首ぐらいちょっとあげようかなと思ってたんだがなー・・・。(でもぶらぶらしてるから威厳なし)・・・なんてこった、双子ってやつか?(顔を確認) 」
強欲の烈狐「双子?違う…ボクは正真正銘、泉ヶ森涼だよ 」
ケビン「…嘘だろ、そんなの筋が通ってない…。俺がお前と会う前から涼は追われていたんだろ?嘘だ嘘だ、そもそも俺なんかを好きになる奴はいない、俺は関係ない!嘘だと言ってくれ、全部、嘘だと言えよッ!(三白眼になり鉄球を拾い上げおぼつかない足取りで歩み寄る) 」
シルバー「 (ケッ、とことん趣味悪いなぁこいつ…生首を笑顔で飾られる以上の絶望は無いだろうな…)…そうか。 ならば…首を集めるのが嗜好なのだから、お前は――首を刎ねられてれば本望なんじゃないか?(兜のバイザーを上げて、真剣な眼差しで強欲を見て) 」
ピカチュウの中の人「そ、即死だって…!?(涼を見る)なぁ、返事してくれよ…! 」
森ノ宮「(胡桃が会ったって奴の御同類かな…)おーい!さっさとその娘病院に連れてけ!(懐から拳銃を抜く) 」
レイハイト「・・・双子っぽいな、いや異論は言わせないぜ・・・だったら複製術が効くかもしれねぇな。(ニヤリ)・・・さて、お前さっさとやられて臓器ぶちまけてくれよ。(強欲に、ここでようやっと引力から開放される) 」
強欲の烈狐「じゃあ筋が通るように考えなよ―――例えば、そっくり似ているけれど此処じゃない、"別の世界"があったとか……♪(歩み寄るケビンにこちらも歩み寄っていき、懐から小太刀を抜く) ……残念、そうじゃあない…そもそも、死ぬのなんて嫌だよ。欲しい物が手に入らなくなっちゃうでしょ…?(シルバーの眼をこちらも真剣な目で見つめ返し) ふふっ…もう諦めたら?それに、そこに死んでる涼はボクと同じなんだし…悲しむことないじゃん?(嗤い、ピカ中に) ッ―――(拳銃…!ちっ、あんな物持ってるヤツがいたなんて…) だぁーから、双子じゃないって……姉妹はいないもの。…やる気になったの?(不敵に笑み、レイハイトに) 」
レイハイト「いーや、やる気なんてねーよ・・・俺まだまともに手出しはされてねぇし・・・こっちから手を出す義理もねぇ。(呪術書を読んでいる) 」
ピカチュウの中の人「…!!(俺はまた…女の子を守ることができなかった…守ることが…) 」
涼「(やはり、ぐったりしたまま動く様子はない) 」
森ノ宮「人間そんな簡単に即死はねーだろ、落ちてるだけか、呪術の類いって所だろ……まあ、なんだ、手を上げろ、ねーちゃん 」
ケビン「(鉄球から鎖を切り離して握りしめる)涼がお前のドッペルゲンガーだとでも言うのか?訳がわからない。それでも、あいつとお前は別の人間だ、異なる時に笑うし、泣いたりもする、別人なんだよ。一人の人間として自分で考えて生きて……(横たわる涼に目をやり沈黙) 」
シルバー「 (…やっぱりこいつ、欲望に忠実だ…一つに目を付けると、どんな手段を取ろうともそれを手にしたい訳だ。それが例え、生物の身体でも――――)死ぬのは嫌…か。確かに、そこは共感する。だが…幾多の無関係な人々を手にかけたお前を、オレは見過ごす訳にはいかない。だからオレは―――ここでお前と闘うッ!!(剣先を強欲に向け、決意の固まった声を張る) 」
ピカチュウの中の人「(俺は…何て最低なんだ…こんなんじゃ…こんなんじゃ…)(目の光がなくなっていく)ぅ…あぁぁぁぁぁぁぁ!!(女の子を守りきれなかった自責に押しつぶされ、倒れてしまう) 」
強欲の烈狐「そう?まあ、君が手を出すつもりがないなら助かるけど…ボクも手を出さないから、安心していいよ(なんて…嘘だけど。傘の針を飛ばす時に巻き込んで殺そうかな…) ありきたりだけど…嫌だ。と言ったら?(嗤い、左手を森ノ宮に翳して斥力を発生させる。拳銃を弾き飛ばそうとする) 確かに彼女とボクじゃ別人かもしれない、こうしてヘンな能力も使えるワケだしさ…でも、君を想うボクは一人だけで充分なんだ(小太刀を突き出し、ケビンの腹を突かんとする) 」
レイハイト「あーそりゃ有難いや、そのままでいいぜー。(呪術書を読んでいる)(すかさず心理学を行使する) 」
強欲の烈狐「あっははは…ご立派だよ。果たしてボクを止められるかなッ!!?(番傘を開いてシルバーに向けると、無数の針が射出される。この時レイハイト、ピカ中も巻き込もうとする) 」
ピカチュウの中の人「…(反応がないまま無数の針が身体中に刺さる) 」
森ノ宮「うおっ!?(拳銃を手放す)どっかでしょっ引いて貰う、かな、お前さんまだ暴れる気だろ 」
シルバー「 ああ、オレは今、立派にぬ覚悟もある…その覚悟が今あるからこそ、お前と闘う事を決意したんだ…ッ!! ッパァン!!(バイザーを下げ、頭部への針の侵入を防ぐと同時に居合いで自身に向かってくる針を斬り落とすが、レイハイトとピカ中に向かう針は斬り落とせなかった)(クッ、しまった…あいつらの針は斬れなかったか…!) 」
レイハイト「まあ、予想の範疇だな。(ハチ公を地面にひっつけ、それをカーテンのように広げて盾にして防ぐ)これで俺とあんたは晴れて敵対関係だ・・・ぶっ殺してやるよ。(強欲に、その視線は人のものではない冷たさを感じる) 」
ケビン「(無抵抗に脇腹を貫かれ出血する)あー…おかげで目が覚めたわ。そうだな、俺もそう思ってた、一人ぐらい、俺を必要としてくれるやつがいればいいかなー…ぐらいに思ってたさ。…馬鹿だったよなぁ…、側にあるものまで欲しがらなくて本当に馬鹿だったよォォォッ!(小太刀を握り、鉄球を近距離で投げつけんとばかりに振り被った) 」
森ノ宮「なあっ……早速刺しやがった、あの野郎…! (ケビンに駆け寄る) 」
強欲の烈狐「あっはははは!そりゃあもちろん…アナタのダンディーな顔も、欲しくなってきちゃったし…ッ!!(駆け寄る森ノ宮に閉じた番傘を斥力で射出する。当たれば身体を貫いてしまう威力) へぇ、随分な覚悟だよ…!(シルバーの出方を窺う) 」
レイハイト「・・・さて、手始めにコイツだ。(呪術書の魔方陣に一滴の血を垂らし)ファントムブロウ!(強欲を指差す、すると見えない強い衝撃が音も無く強欲に向かって飛んでいく) 」
強欲の烈狐「ゾクッ―――(何、このプレッシャー…この前、似たような感覚が…!)(レイハイトを警戒する) な……ッ!?(小太刀を引き抜こうとするもビクともせず、戸惑って隙を作ってしまう) 」
森ノ宮「うおっ!?(身を捻って避ける、が、左腕を抉られる……やめとけ、後悔するぞ 」
シルバー「 行くぞ、強欲(Greed)ッ! "トリプニック"!! …ッドォォオン!!(空間を斬りつけ、その時の衝撃波を残したまま3つの*形の衝撃波をを作って強欲の方向に飛ばす) 」
ケビン「(回転が生じた鉄球を0距離射程で鳩尾に叩き込む)ちったぁお前を見習えば良かったんだッ!自分に素直になっときゃぁ良かった!欲すれば良かったッ!!(ホルスターに仕込んだ小型鉄球を取り出し叩きつけようとする) 」
強欲の烈狐「(魔術の類いか…!) ドッッ!!(視えないものを避ける事など出来る訳もなく、ファントムブロウが脇腹に衝撃を与える) 何で後悔するの…?欲しいものを、ただただ集めてるだけ…少年が蝶を捕まえて、標本にするのと同じことだよ(引力を発生させ、森ノ宮の左腕を抉った傘を手元に引き寄せる) ―――ッ!?結構、やるじゃん……っ!!(番傘を開いて身を守るように構える。そして傘から斥力を発生させ、*型の衝撃波を跳ね返そうとする) 」
強欲の烈狐「かッ…!!?(鳩尾に鉄球を叩きこまれ、飛沫があがるように吐血する)急に、何を言ってッ…ハッ、くッッ!!(小型鉄球を取りだしたケビンの手を掴み、斥力を発生させて弾こうとする) 」
レイハイト「・・・さて、お前が始めての相手になるようだが・・・耐えられるか?(ナイフを手に持ち、強欲に突っ込んだと思いきや血を垂らす、その瞬間強欲の後ろから現れる)テレポーターとブーストエモーションの合わせ技、名付けて・・・切り裂きジャックだ!(そしてブーストエモーションを使用して素早く切り裂き、瞬時にテレポーターで離脱&違う方向に現れ再びブーストエモーションを繰り返し凄い速度で辻斬りのような事をする) 」
シルバー「 …斥力だと!?(くっ、身体にかすってもオレへのダメージはデカい…ここはッ!) ッパァン!(跳ね返ってきた衝撃波を掌に寄せ、超能力を使い球状に丸めて手で握り潰す)次の手は…これだ! "ランシングソード"ッ!(剣先が開いて『Ψ』の様な形になり、それを強欲めがけ投げていく) 」
強欲の烈狐「あっ…!(速ッ―――!?)(レイハイトの多方向から繰り出される斬撃を目で追い、番傘で凌いでいく。が、全て上手くいく訳もなく数回身体を斬られる)いッ、つ…くそッ、今度はそっちから―――ザシュッ!(咄嗟の事で身体が動かず、シルバーのランシングソードが肩に刺さる)………っ!!?(激痛で軽い目眩を覚える) 」
森ノ宮「俺の出る幕じゃないみたいだな、おーいってー………止めないとな 」
ケビン「無理だったんだよ、どうせ囮ぐらいにしか思わない、人間として接しないって割り切ろうとしても無理だった。お前も、涼も欲しくなっていた、欲深だった訳だ!もっと早くにそれに気付いていれば涼を本気で守ろうとしたのにッ!!(もう片方の腕で顔に向かって掌底を繰り出す 」
シルバー「 Nice!(刺さった剣を超能力で手繰り寄せて手に取り、剣のギミックを解除する)さぁ、次は…ランシングと来たんだ…"ライジズム"!!(シルバーがこの言葉を放った瞬間、剣に雷のオーラが纏う) 」
レイハイト「さて・・・追撃だ(魔方陣に血を垂らす)追加効果:毒だ。(強欲に指差し、すると強欲の足元から毒があふれ出してくる) 」
強欲の烈狐「ドンッッッ!!(掌底を正面から喰らい、十数メートル吹き飛び地上を削る勢いで滑走していく)……あっ、はは…ずぅーっと気付かないままより、今気付けただけ……マシでしょ…(ゆっくりと立ち上がり、愁いを帯びたような複雑な表情をしてケビンに) (あのオジサンは…腕を潰した、きっとまともには戦えない…あのハリネズミくんは、雷の剣…!?そんでもって、あの人は―――)毒かッ!?(咄嗟に飛び退き、毒から逃れる) 」
レイハイト「ちぃっつ、追加効果系は攻撃が当たった回数分しか使えんのに・・・大人しく地面に伏せて毒に塗れて体が解けてしまえば良かったのに・・・!(言ってる事が過激になっている、魔方陣に血を垂らす)追加効果:雷!(強欲の足元から強い電撃が素早く走り体を駆け抜けようとする) 」
シルバー「 ライジズムは"Rizing prism"の略…超能力で拵えたプリズムを使って、雷を増幅させたレーザーとして発射するッ! キィン!キィン!キィン!…ビシュゥゥゥゥゥ…(プリズムを設置し、そこに剣を差し込むとプリズムの中で雷のオーラが乱反射し、最大限まで強化された雷がレーザーとして強欲の方向へ飛んでいく) 」
強欲の烈狐「なっ、立て続けに―――ぅあ゛あ゛ぁッ!!(飛び退いた着地点で電撃が流れたので回避できず、電撃を受ける)(まずい…視界が暗く……ッ!)(大量のダメージが蓄積されているので強い目眩を覚える) くそ、くそっ…くそぉおおッ!!(身体を捻って雷のレーザーを避けるが、腹部を掠めて抉られる)…っあ゛…!?(目を見開く) 」

ケビン「(荒い呼吸をし烈狐に焦点を絞る)遅過ぎたよ、気づかない方が幸せだったな…お陰で何もかも得られなくなるんだ、お前をここで失うんだからな…!(鉄球を両手に構え脇目も振らず駆け出した) 」

強欲の烈狐「……ケビンくん――――っ(手に持った番傘と小太刀を手放し、ケビンの一撃を受けようと両手を広げる) 」

ケビン「これでラストオーダーだ…(これまでの比ではない火花が散る程の回転をする鉄球を握ったまま振りかざす)………──ごめんな(影で顔は見えなかったが、雫が宙を舞った) 」

強欲の烈狐「(両手を広げ、ケビンの一撃を受け止めんとする)……――――愛してるよ。(目尻に雫を湛え、愁いを帯びる、柔らかな笑顔) 」

──ガッ…(鉄球はすり抜けるように烈狐の身体を貫通した。回転の衝撃は全身に回り心臓に達するが痛みはなかった)

ケビン「──……俺もだよ、残念ながらな 」

強欲の烈狐「(目を閉じ、衝撃に身を任せてゆっくりと仰け反って倒れ、絶命。) 」

涼「(外傷の差こそあるが、表情や地に伏せる体の体勢は強欲の烈狐と対になっていた) 」

レイハイト「全く、手間かかったな・・・。(ナイフに付着した血を拭き取る) 」
ピカチュウの中の人「…(目を開けて立ち上がる)…終わったのか…(強欲の烈狐を見る)」
シルバー「 ――――終わった、か……っ……(初めて『死』に直面した悲しみからか、振り向いた際に一粒の雫が零れた)…(悲しみは表に出さず、敢えて『何も感情を出していない』姿で去っていく) 」


ケビン「(交互に二人を見、腰を下ろして顔を焼け爛れた掌で覆う)……お前等が大好きだったよ……涼… 」

  • 色慾の蠍
+ ...
八つの大罪の一員。読みはしきよくのさそり。対応する大罪は色欲。
露出の多い扇情的な衣服を好んで身につける。
明るい茶髪のセミロングカールにピンクメッシュを入れている。年齢23。
色欲の名を冠するだけあって下いことが大好き。例えるなら、ナニとか。若い男性に目がなく、目に入るとすぐに誘惑しようとする。
自分磨きに余念がなく、容姿だけみれば類い稀な美女。ナイスグラマー。
性格は割とのんびりしており語尾を延ばすクセがある。
八大罪の活動にはあまり協力的ではない様子。
能力は不明。

「私はね…案外、この街が嫌いじゃないの」

  • 暴食の蝱
+ ...
八つの大罪の一員。読みはぼうしょくのあぶ。対応する大罪は暴食。
体の線が見えにくいワンサイズ上の服を着用する。
肉付きがよく、顔も体もふっくらしている。髪型は深めの橙色でナチュラルストレート。年齢19。
暴食の名を冠するだけあって食欲が旺盛。嫌いな食べ物はなく信じられないほど大量に食べる。
特に人肉、血液を好む。鋭い爪と強い顎を持ち人間の体など簡単に裂き、食い千切ってしまう。
本人は肉付きの良い体を気にしているようで、絶賛ダイエット中。毎晩風呂上がりに体重計に乗る系女子。
怠惰の鎧熊とはウマが合うらしく、よくマックへ食事をしに行く。
B.Fの発火するクッキーを食べ、体内を焼かれショック死。自らの舌も噛み切っていた。
能力は爪の伸縮。
伸びる勢い、長さは凄まじく、1km先の人間でさえ貫いてしまう。
爪が刺さった相手から血液を吸収することが可能。
両手合わせ10本の爪で一気に吸収されれば、ものの数秒で骨と皮にしてしまうだろう。

「脳天から指の先まで、全部喰らい尽くしたげる」

+ 戦闘ログ
飲食店にて―――

テレビ「――…先日、アルセム国の住民の半数が行方不明になると言う事件が…… 」

暴食の蝱「(国民の、半分………あ、ダメ。食欲が―――)」
B.F「…どうしました?(蝱の様子を見て覗き込む) 」
暴食の蝱「……あー、うん。あれだけ食べられたらどれだけ幸せだろう、って―――(雰囲気が一変し)」
B.F「―――(雰囲気が変わったのを感じ取り目を見開く)」

暴食の蝱「あぁーーーー。(次の瞬間には、大口を開けてBFの首を今にも食い千切らんとしていた) 」

BGM - In A Day

B.F「―――ッ!(咄嗟に蝱を掴み焔を放つ) 」
暴食の蝱「あっあ゛ぁああッあづいぃいッ!!(掴まれていたので避けようもなく、身体に焔が燃え移る。床にのた打ち回り何とか鎮火) ―――くっ…はは、焼肉って…おいしいよねェ(目付きも声のトーンも全て一変。別人になったかのよう) 」
笠間「…い……な、あっ!? 」
槭「ハハハ… …ッ!?お、おい、B.F!?何してんだよ、今のはただの悪ふざけじゃ……!? 」
B.F「(しまった、ここじゃ人の目が…)ッ明確な殺気を覚えました…(戦闘態勢で口元を引きつらせる) 」
来ヶ谷「悪ふざけにしては随分と、おいたが過ぎるな。 」
槭「……だって、お前……さっきまで普通に話してたのに、おかしいだろ、そんなのよォ……!(薄々勘付いては居るが否定したい、といった表情) 」
笠間「……さっきから血の匂いぷんぷんしてたの、あれふくよか姉さんだったんすね……(飴を頬張る) 」
サリー「(撫でられながら絶句)…え?…何よこれ、何をやってるの? 」
B.F「槭さん…この方とどのような関係だったのかは知りませんが、事実は事実ですよ、眼の前の光景が「現実」です(目つきを変え店から飛び出る) 」
槭「(即座に稔梨の目を隠す)みぃ!こっちは見ないように外に出ろ!逃げるんだ、全速力でな! 何をやってるかなんてこっちが聞きてぇよ、クソッ……悪いなサリー、なでなでタイムは終わりみたいだぜ 別に、特別な関係だったわけじゃねぇ、けど……クソッ、クソッ、意味わかんねぇ! 」
来ヶ谷「おい、どこへ行く…!……行ってしまったか。(BFを見て) 」
暴食の蝱「もう、どうでもいいやぁ……この店を出るまでは、我慢しようと思ってたけどさ…あんなおいしそうなニュース見ちゃったらさ、もう、どうでもいいよね?(焦点が合わない目を全員に向け、嗤う)………(暴食の蝱の目的は飽くまで捕食。店から飛び出たBFは一旦ターゲットから外し、店内の人物達に迫っていく) 」
稔梨「ハッ(妄想の世界から帰って来る)え、えぇっ!?ど、どうしたんですか!?えっと、えっと…わ、分かりました!(走って店の外へ) 」
サリー「そんな、そりゃ会ったばかりの人だったけど…だった、けど…! 」
来ヶ谷「 ……サリーさん、きみも、どこかに隠れていろ。(刀を取り出して戦闘態勢) 」
槭「ハ、ハハ……笑えない冗談だぞ、腹ペコキャラは分かるけどよ、何もそこまでしなくたって……! 」
笠間「みーちゃんダッシュっす!ヤバいっすよ! 化け物同士仲良く、って感じじゃ無い……っすよねぇ 」
B.F「――ッ!?(ついて来ないッ!?あくまで食べれればそれで…食べる…?)チッ…(店の外から蝱に向けて焔を放つ) 」
ピカチュウの中の人「…やばいな…戦闘態勢だぞ…どうするか…(暴食の蝱を見る( 」
サリー「隠れろって言われても…む、無理…!だって足がすくんで……っ! 」
暴食の蝱「冗談なんかじゃない。食べたいものを食べたいだけ食べる……あたしは暴食の蝱…脳天から指の先まで、全部喰らい尽くしたげる(一番近かったサリーに手を伸ばす。その時、BFの放つ焔に再度当たる) ッ!!!あいつッ……!(テーブルにあった水を入れているボトルを身体にかけ、鎮火) 」
ピカチュウの中の人「サリー、この手に掴まれ!(サリーに手を差し出す) 」
来ヶ谷「…えぇい、ここに入るか!(自分の懐を示してサリーに) 」
槭「暴食の……そうか、お前、八大罪の……! ピカ中!早くサリーを店の外に! 」
サリー「(焔が着弾すると同時にピカ中の腕にしがみつく)……う…自分が、ほんとに情けないよ 」
B.F「この店はお気に入りなんです、出る気がないなら、追い出すまで…ッ!(蝱が鎮火している隙に、焔を纏った足で飛び蹴り) 」
ピカチュウの中の人「イーッ!(サリーを外まで連れて行く) 」
暴食の蝱「グゥゥアアッァアア!!(獣のような咆哮を上げ、BFの飛び蹴りを両手で掴んで止める。焔を纏っているので当然手に燃え移るがお構いなし。そのままBFの足に噛みつく) 」
B.F「ッ!?(足を噛まれ苦痛に顔を歪めながら片足を付く)ちょうど、いい!(蝱を引きずりながら店外へ向かう) 」
来ヶ谷「さあ……来るか?(刀を構え、暴食の蝱に) 」
槭「(ダメなのか……?どう見ても正気には見えない、説得は、出来ないのか……?)クソッ……クソォッ……お前はァァァァァァァ!!(蝱の後ろから駆け寄り、首めがけて抜刀斬りを仕掛ける) 」
暴食の蝱「ミシッ…ミシミシ…!!(顎の力は尋常ではなく、引き摺られながらも肉を食い千切ろうと鋭い歯を食い込ませて行く。引き摺られていたので槭の斬撃は当たらず) 」
サリー「(店外で膝を付く)…はぁ…外までは追ってこないよね、ね……あれ?皆…!?(店に振り返る) 」
非力な人間は、いざという時に使い物にならん。だから…そういう輩は要らん、そう言われて切り捨てられ、貴様はおしまいだ。(厳しく) 」
B.F「(店外に出てニタァと嗤う)ここなら、邪魔なく存分に戦(や)れますね、食いしん坊さん(歯を喰い込ませる蝱に対し、身体の体温を急上昇させる) 」
槭「チッ……!(つーか、何だアレ……あの噛む力……!アレじゃ蝱っつーより鰐……!)バカッ!サリー、そんなとこでボサッとしてんな!(B.Fと蝱の後を追い店外へ) 」
ピカチュウの中の人「非力すぎるな俺…実際こんないざという時に使い物にならん…(暴食の蝱を見ながら)女相手だと、やっぱダメだな…刀が使えん… 」
暴食の蝱「!!(体温の上昇を感じ、口を離して一旦距離を取る)…残念、おいしそうな人間がいっぱい居たのに…あ、ひとりきた…♪…ねえ、あたしとなら相性良いと思ってない?あたしは歯しか使えないって(口元にしたたる血液をおいしそうに舐めとり) 」
来ヶ谷「 やはり来ぬか…ならば、こちらから行くしかあるまいな はあっ!(忍者のごとく素早い動きで暴食の蝱に接近していき斬りかかる) 」
サリー「う、うん…って追うの!?逃げようよ!危ないし何より…こんなの、怖くて見てられない! 」
ピカチュウの中の人「(…修子ちゃんと一緒に住むことになってから、少しは変われるかと思ったが…ちっとも変わってないな、俺は…一体こんな時、何ができるというんだ…)(暴食の蝱や唯湖を見ながら) 」
槭「違う、もっと遠くまで逃げなきゃ意味がねぇってことだ!早く立て!家まで逃げるぞ! 」
B.F「相性、ですか…残念ながら考えてませんでしたね。何せ――生まれてから初戦闘なもので(流れる血を蒸発させニタァと嗤う) 」
ピカチュウの中の人「どんな悪人だろうと…女の子に刀を振るうことができない…何て非力なんだ…何てバカな男なんだ、俺は!(地面を叩く) 」
暴食の蝱「んん~♪ふたりめ……!(なんと唯湖の速さを見極め、手首を掴んで止める。そして手首に噛みつこうとする) 」
ピカチュウの中の人「このままじゃあいつが言ってたとおり、俺は女の子を守れずに斬り捨てられちまう…だが…(日本刀を取り出す) 」
サリー「そ、そうそう、早く遠くまで逃げないと!…逃げ…なきゃ…(惨状を振り返りながら立ち上がる 」
来ヶ谷「 ぐっ!?なんっ…だとっ…!がっ…っ!?お、おい…何を、する気だ…。よせ……よさんか、があっ(暴食の蝱に噛みつかれようとしている) 」
ピカチュウの中の人「やめろ!(噛み付こうとしていた暴食の蝱と唯湖の間にはいる) 」
モモタロス 「 (ゾゾゾゾゾゾーッ)お前の望みを言え(ピカ中の前に砂で現れる) 」
槭「B.Fッ!そいつは、殺さないでくれ!色々と言いたい事とか、聞きたいことがあるんだ!八大罪には! 今はこれでいい…何も出来やしないんだ、俺はっ……!ほら、サリー!(サリーの手を握る)ふらふらしやがって、動けるな!? 」
暴食の蝱「あれま、そう…じゃあ、そこまで手を煩わせる事もなく終わっちゃうかもねェ…(焦点の合わぬ目をBFに向け) (逃げようとしている槭とサリーを横目に見ている) にーっ……ガブゥッ(間に入ってきたピカ中の肩に噛みつき、深く歯を突き立てる) 」
来ヶ谷 「 っく…すまない、助かった。だが…(ピカ中に) 」
ピカチュウの中の人「ぐぅっ!(肩を噛まれる)…な、なんだあんたは…(90156に) 」
B.F「…承知しました(槭に) 食事の一番乗り、もっと喜んだらどうです?(嗤った次の瞬間蝱の死角に現れる) 」
ピカチュウの中の人「気にすんな、トラウマに縛られこんな時に何もできねぇ非力な男だ、女の子を守るくらいのことはさせてくれ…(唯湖に) 」
サリー「だ、大丈夫…!でも…(暴食の熹等に目をやり)任せることしかできないのかな…? 」
モモタロス「 (そして砂から実体化へ)俺が誰か?ンなもん関係ない。望みを言えばそれでいい。 」
ピカチュウの中の人「俺の望み…か…困ってる女の子を守れるような力が欲しい…それだけだ。(90164に) 」
ほほう、それは頼もしい限りだな。では…(チラリとサリーに目を向け)…ここは、任せる。(ピカ中に) 」
槭「足引っ張って、あげく死ぬより逃げた方がよっぽど役に立つさ……!俺にはカッコよくみんなを守る事なんて出来やしない、今ここでお前を助けるので精いっぱいだ……いくぞ!(悔しそうな表情でサリーの手を引いて駆け出す) 」
暴食の蝱「ガリガリ…ブチィッ!(ピカ中の肩の肉を裂き、食い千切る)  ふ、ふ…結構速いねェ…活きのいい料理…!(死角に現れたBFの方へゆっくり振り返る) 」
モモタロス 「 契約完了…!(ピカ中の中に入っていく) 」
サリー「──ッくぅ!(目元を拭い槭について行く) 」
B.F「――――(振り返る蝱に蹴りを入れる) 」
ピカチュウの中の人「ぐぅっ!!(肩の肉を食いちぎられる)…くそ、当分使えねぇなぁ、左腕は… 」
ピカチュウの中の人「…任された!(暴食の蝱を見る) 」
暴食の蝱「えへ、へひひッ……逃がしまーーーー……せん!!(逃げ出す槭とサリーの方へ向けて二本の指を向ける。するとなんと"爪が伸び"、槭とサリーの脚を貫かんとする)  ドッ!(BFの蹴りが入り、ゆらりと仰け反る) 」
ピカチュウの中の人「…させん!(伸びた爪を掴む) 」
B.F「ガッ!(仰け反った蝱に反対側の脚でもう一発) 」
サリー「しま………──(爪が足に接触するかしないかの瀬戸際、大鎌のようなヴィジョンが現れそれを阻む) 」
槭「……ッ!?く、そっ……!嘘だろ……!?(右足を爪で貫かれる) 」
来ヶ谷 「 …─!? サリーさん!無事か…!(追いついてきて) 」
サリー「槭ぇ!(踵を返して駆け寄る) 私は平気だけど槭が……(ふと頭上を見ると青いコートを羽織った巨大な白兎が背後霊のように浮いている) 」
ピカチュウの中の人「はぁぁぁ!!(蝱に突進する) 」
暴食の蝱「ニチャ、クチャクチャ……ゴクンッ…ああ、君…けっこうおいしいよ…食べ応えがありそ~~~…ッ!(嗤い、ピカ中に) ッ…!!(ピカ中が掴んだ時にはもう遅く、ピカ中に蹴りを繰り出す) ガッ!!(BFに二段蹴りをされ、更に大きく仰け反る。…が、ゆらりと体勢を戻し、手を前に出してBFを掴もうとする。その動きはまるでゾンビそのもの) 」
来ヶ谷 「 なにっ、槭が…? おい、どうだ…まだ立てるか?(槭に) 」
槭「なにこっち来てんだ、逃げろっつってんだろ、馬鹿サリー……!(足を貫かれた時のショックで倒れこんでいる) 這ってでも追いつく、とっとと逃げろ! 」
ピカチュウの中の人「ぐはっ!(蹴られるが、蹴り飛ばされる瞬間に蝱の足を日本刀で斬りつける) 」
B.F「ッ―――(手ごたえが、ない…!)(両足を地面に付いたところで蝱に掴まれる) 」
来ヶ谷 「 むぅ…やはり無理か。 ……ほら、掴まれ。(槭の前で背を向けてしゃがみ) 」
千広「…?(ピカ中を見る)…おかしい、ピカ中さんが女の子に刀を振るえるはずがない….だって、あの時以来、女の子に刀を構えると震えが止まらなくなる体質になってしまったんだから… 」
暴食の蝱「―――ッ!!ガブゥッ!!(BFを掴み、頸動脈に食いつこうとするもピカ中の斬撃でよろめき、急所を外してBFの鎖骨あたりに喰い付く) 」
サリー「普段普通ぶってる人が何強がってるんだよ!引きずってでも連れてく!(槭の腕を自分お肩に回す) 」
B.F「く、ぁっ…!(鎖骨を噛まれ血が噴き出す)この、ぉッ…!!(蝱の腹に手を当て、抜け出すために焔を放つ) 」
千広「….それになんかおかしい…髪が異常に逆立ってる…(ピカ中を見る) 」
槭「いいか、俺の言葉を聞け、俺の身を案じるなら俺の言葉を案じろ。俺よりもサリーを優先しろ、どちらが危険かなんて関係ない!サリーを連れて、早く逃げろ! バカサリー!こういう時は動けなくなった奴は早く捨てるもんだ、じゃないと…今は良いが、アイツがこっちに構い始めると逃げ切れなくなる!俺なら、大丈夫だから! 」
ピカチュウの中の人「その子を離せぇ!(後ろから蝱の肩を日本刀で突き刺す) 」
暴食の蝱「あっづ―――(BFから口を離し、腹が焔に焦がされて目を大きく見開き瞳孔が開く)―――う゛ッ…!!(肩を突き刺され、これにもたまらず表情を歪める) 」
来ヶ谷「 ─────わかった。 来い!(サリーの手を掴んで走る) 」
千広「…まさか、ピカ中さんに何か取り付いてるとか…?後でお祓いしなきゃ…(あわわ) 」
サリー「やかましい!そんな身体で大丈夫だなんて説得力ないでしょうが!二人で運べば早くここから離れられる! 」
B.F「―――あはっ♪ドスッ!(苦痛に顔を歪めたかと思った次の一瞬、思わず笑いを零し、蝱の腹部に何かが突き刺さる感覚を与える) 」
槭「大丈夫だ、サリー……俺にはいざとなったら、頼りになる奴らが居る。だから、本当に大丈夫。な?(微笑み) 」
ピカチュウの中の人「その子(B.F)を離せぇ!(蝱にタックル) 」
SEEK「(今日もメイプルさんのところに行って治療受けなきゃ…ほんと、助かるわ、利用させてもらうだけ利用するなんてなんか罪悪感…ん、なんか騒がしいな)(たまたま槭達の近くを通りかかる) 」
暴食の蝱「――――あ゛…ぁ……え……?(ゆっくりと自分の腹部に目をやる) 」
サリー「それ、本当に信じてもいいの?本当に大丈夫なの? 」
来ヶ谷 「 何をぐずぐすしている…!早く、逃げるんだ!!(サリーを引っ張り) 」
B.F「…簡単なことですね、手ごたえがないなら――― 一気に焼き払ってしまえばいい(蝱の腹部には足の裏から飛び出たスパイクが突き刺さっており、目を向けた瞬間焔でドリルが構成される)BAD BLAZE…! 」
槭「俺を信じな、サリー…それにほら、何なら今すぐ決着がつきそうだよ。でも万が一がある、サリーは逃げるんだ 」
ピカチュウの中の人「…!?何だ、あれは…(B.Fを見る) 」
サリー「(自分が情けない…どうせ死んだ身なのに、護られてばかりで…!)──ッ(引っ張られかけ出す) 」
暴食の蝱「ぐぅッ…ぁ…!(ピカ中のタックルで更に深くスパイクが刺さる) ………く、ふふッ…どうしようも、ないや…(焔のドリルを目の前にし、動けない) 」
SEEK「(あれは、アンドロイド…?嘘…あんなの見たことない…)(B.Fを発見し影から静観) 」
来ヶ谷 「 …ここでくたばるようなら、槭…少年は、その程度の男だった。だが……その程度の男で、生涯を終える気はなかろう?(槭に) 」
槭「俺の直感が言ってるのさ、俺は此処で死なないってね。だから問題無し、俺の直感は正常稼働時は的中率8割越えだぜ(自分の頭を指でトントンと叩く) 」
B.F「あは、楽しっ…これが戦闘…ふふふ…(蝱にニタリと嗤う)命令です、命は取りません、動けなくなっていただきますが―――(目を見開くとドリルが弾け飛び、蝱を死なない程度の焔が包む) 」
来ヶ谷 「 うむ。それを聞けて、お姉さんは安心したぞ。…帰ったら、キャッキャウフフだ。 さ、行くぞ!(サリーの手を掴んだまま引き続き走り) 」
ピカチュウの中の人「…殺すつもりはないのか?(B.Fに) 」
ルシア「(サリーとすれ違い様フードの隙間からサリー似の顔を覗かせる)………ニタァ… 」
B.F「槭さんの命令ですから。 」
ったく、あめぇんだよ…(ピカ中の中からの声) 」
槭「……ふぅ、誤魔化すにも一苦労か(サリー達が行ったのを確認して)……はは……やべ、血ぃ、足んね……(目の前の景色がぼやける) 」
暴食の蝱「ッッ――――――!!!!(焔に包まれ、絶叫。)……ぅ、あ…殺し…痛、い……(地に伏せ、浅い呼吸を繰り返している。意識も朦朧とし、動ける気力は残っていない) 」
SEEK「(ふと槭に目を向け驚く)うわ、なんかやばそ…!(思わず近付く) 」
B.F「ふぅ…結構、疲れますね(鎖骨の辺りを抑えながら蝱に近づく)元気になったら、私にも聞かせてもらいましょうか…八大罪、でしたっけ 」

  • 嫉妬の刹蛇
+ ...
八つの大罪の一員。読みはしっとのせ(さ)つだ。対応する大罪は嫉妬。
暗色系の地味めな服を好んで身につける。
髪は暗い緑色、ゆるふわボブ。年齢13。
三白眼で目の下のクマが酷く、常時俯き気味。全体的に暗い印象を与える。
嫉妬の名を冠するだけあって被害妄想、他人に対する妬み嫉みの感情が嫉妬の刹蛇を支配し、視線を感じただけで舌打ちをする。
八大罪で最年少。起伏に乏しい体を気にしているらしく、色慾の蠍のナイスグラマーを妬んでいるらしい。
ルキウスに首を刎ねられ、即死。
能力はサイコキネシス。
ただし能力の発動条件として、対象と目を合わせることがトリガーとなる。目のある生物以外には通用しない。
複数の個体と同時に目を合わせる事は不可能なので、能力を行使する対象は必ず1人になる。


「地面に汚い顔こすりつけて、この私に命乞いしなさいよ!!」

+ 戦闘ログ
廃工場が多く点在する区域の大通り―――


槭「――――……そんなもんは、一時しのぎの現実逃避でしかない筈だ!お前が本当に求めるものは、他にあるだろ!?」
嫉妬の刹蛇「チッ…!!妬ましい、うざったい…!何も知らない癖に、そんな説教じみたセリフを吐く口が本当に気持ち悪いわ!!!(槭としっかり目を合わせ、目が赤く光る。すると槭の指が自身の口元に入って唇に引っかかり、強い力で自分の指で口が引っ張られる。裂けそうな勢いだ)
槭「ッ!?くっ……ふぁう……!何も……何も知らないからって、口出しするななんて……!それこそエゴだ、分別の付かない……子供みたいな…ことを、言うなよっ……!お前はただ……幸せになりたい、だけなんだろうが……!でも、お前は幸せになることじゃなくて……周りが不幸になることを望んじまった……!だから周りを妬み……嫉むようになった……違うか? 」
B.F「(!)(いけない…!つべこべ考えてる暇はなさそうね…!)(槭と刹蛇の様子が目に入り、刹蛇の元へ飛び出て行く) 」
笠間「(なんとか平和に終わって欲しいっすけど……多分……)わわっ、そんな怒らないで欲しいっすよ! 」
嫉妬の刹蛇「チッ、チィッ…!!何がおかしいのよ…!(紅夜が目に入り) ――――(槭に言われ、ぷつんと目の光が消え目眩がしたようにふら付き、頭を抱える。この時槭にかかった能力は消えた)……ぁ、え…違う…あなたを、不幸にし、た…?ちがっ違う…違うゥ!私のせいじゃな………ぁぁぁあああああッッッ!!!(頭を抱えて苦しみ、絶叫する) 」
紅夜「不幸を…(どうしよう、それ僕じゃないか。状況的に考えてあの女はほっとけば裁かれる…それでいいのか?)…ヘラ…ヘラ……か、感情を笑って抑える癖があるんですよ…とてつもなく泣きたいんだ…あんたが他人とは思えないよ…ヘラ… 」
槭「よしっ……(口から指を抜く)……ッ!?刹、蛇……!?お、おい、刹蛇!どうしたんだよっ!? 」
B.F「(辿り着いたところで刹蛇の様子を見て目を見開く)コレは…?槭さん、一体… 」
槭「分からねぇ……分からねぇ、けど……俺の言葉の何かが、琴線に触れちまったらしい…… 」

嫉妬の刹蛇「(絶叫が収まり、ぶらりと腕を降ろして項垂れる)――――――…ごめんね、アヤちゃん……すぐに悪いの、全部コロしちゃうから…許して―――(目を伏せ、幽かに聞こえる程度に、呟く)―――――ッ!!!(そして、開眼。非常に強い風が吹き荒び、周囲に居た者を数メートル吹き飛ばす) 」

B.F「琴線…一体、何が…―――ッ!伏せてッ!!(伏せて衝撃を軽減するが、吹き飛ばされ壁に激突する) 」
槭「――――!!かっ……ぁ……!(吹き飛ばされ、壁に打ちつけられてあっけなく気を失う)刹……蛇…… 」
笠間「ああいう人じゃないかわいい娘がひどい目に遭うのって目に毒っすよ、(遺体から目を反らし)……うん、わあっ!?(ぶっ飛ぶ) 」
紅夜「何が悲しくてそんなに泣いてるんだ…僕も泣きt──(吹っ飛び電柱に叩きつけられ吐血) 」
嫉妬の刹蛇「ざまぁないわ…グループでたかってへーこらし合う屑ども……!(吹き飛んだ周囲の人物を見回し、気絶した槭に気がつく)…ヒ、ヒヒ…こいつからヤっちゃうね…(懐からペン先が真っ赤に染まったボールペンを抜き出し、槭に歩み寄っていく) 」
立華 奏「ぅ…ッ……。ぁ…待、っ…て……(槭に歩み寄ろうとしている嫉妬の刹蛇を軽く掴み)……どうして………あなたは、そうなの…… 」
嫉妬の刹蛇「そうなのって、こうだからでしょ?(淡々と言い、刹蛇を掴む奏の腕をボールペンで深く突き刺す) 」
ルキウス「(突然刹蛇の背後に現れ、細剣を振り下ろす) 」
メラ…(刹蛇の足元に焔が灯る)
立華 奏「…うっ…!っ………どうして、もっと………も、と……自分に……自信、持たないの………(突き刺されながらも嫉妬の刹蛇に) 」
嫉妬の刹蛇「ぁっ―――(気配に気付き振り返るが、回避するまでには至らず肩を斬られる)ッ…あ…!!(肩を抑え、苦痛の表情を浮かべてその場から飛び退く。この時、足元に灯った焔からも逃れる)……チッ…その気持ち悪い口を閉じなさい…!(奏を睨み、言い放つ) …(肩、斬られ……場所を変えよう。追ってこなければそれはそれで良しだ…だけど、私は手負いだし、これ以上のチャンスはないはず。必ず追ってくるわ…!)(駆け出し、ひとつの廃工場の方へと向かっていき中に入る) 」
立華 奏「…!……どうして……… …!ま……待って……(嫉妬の刹蛇を追いかけるように廃工場のほうに) 」
B.F「(ガラ…と音を立てながら立ち上がる)痛っ…やっと場所を変えてくれるようですね…多少はやりやすく、、(ふとルキウスに目が行く) 」
ルキウス「やれやれ……無茶しちゃ駄目だよってあれほど言ったのに君はもう……(倒れる槭を見下ろして) さ、行こうかアンドロイドちゃん?とは言っても、君の力が必要かは怪しいけど……ね(クスッと笑って廃工場へ歩いていく) 」
B.F「…かもしれませんね(ルキウスに言われ、小さく笑い追いかける) 」

廃工場―――…その内部には何と、至る壁、至る天井、至る障害物などに無数の"鏡"が張り巡らされていた。

ルキウス「へぇー……あはは、彼なら趣があると言うのかな?……いや、単純に気色悪いと一蹴するかもしれないなぁ(きょろきょろと周りを見ながら歩く)こういうのは、大抵鏡に映った自分かと思ったらそうじゃなかった……っていう場合が多いよね、クスクス 」
B.F「こうも周りが自分ばかりだと、吐き気を催しますね…(口元に軽く手を当てあまり鏡を観ないようにする) 」
ルキウス「僕が考えられる程度のレベルだと……まず僕が今言ったような策略、この場合はしっかり鏡を見ていた方が良いけど……気になってるのは彼女の目から発せられる光。アレが鏡を反射して何らかの影響を及ぼすとしたら……鏡は見ない方が良いのかもね(きょろきょろ) 」
B.F「いっそのこと、鏡を破壊してしまうのは難しいでしょうか…? 」
嫉妬の刹蛇「映画の見すぎよ……映画が自由に見られる環境なんでしょう、ムカつくわ……(ルキウス、BFが映る正面の鏡に刹蛇も移り、BFと目が合い目が赤く光る。BFの腕があり得ない方向へと曲がっていく) 」
立華 奏「………やっと…見つけた……(嫉妬の刹蛇の側にいて) 」
ルキウス「お勧めできないなぁ、鏡に何か仕掛けられてる場合もあるし……古典的だけどよくある手口だからね、鏡の裏に爆弾とか…… あれっ?なぁんだ、普通に出て来たんじゃ……わ、アンドロイドちゃんの腕が!すごいなぁ、手品?えっと、この鏡に映ってるってことは……後ろ?(後ろを振り返って) 」
嫉妬の刹蛇「いつの間にッ……!!(奏が側に現れるも、BFの目から目を逸らさない) ……(ルキウスが振り返ると、そこに立っていた) 」
B.F「(!)――う、ぐっ…!(腕からミシ…と音がし、さっきと同じように一度腕を焔にして回避を試みる) 」
ルキウス「普通に出てきちゃっていいの?僕なんかに斬られちゃう君が……すぐ死んじゃうよ?君って凄く弱いみたいだしね、おまけに子供だ(ふふっと笑う) 」
ピカチュウの中の人「昨日はラブリー、今日はヤス!よくやってくれた…(廃工場付近を歩いている) 」
立華 奏「………ねぇ……あの、人形達……さっさと、始末…・・して、くれないかな……(ルキウスを指差して嫉妬の刹蛇に) 」
紅夜「(ぐにっ)……ってぇ…(ピカ中の足元) 」
嫉妬の刹蛇「きひっ……バァーカ…そんなんじゃ、私の能力は解けないわよ…!!(BFの腕を曲げ続ける) …チッ…!!何、それ…弱い、子供ォ…?…殺す殺す殺す殺すころすころすコろすコロスコロスコロスッッッ!!!!(BFを浮かせ、弾き飛ばすようにルキウスにぶつけようとする) 」
ガラガラガラガラガランッ…!(ピカ中に大量の金属棒が転がり落ちてくる)
嫉妬の刹蛇「言われなくたって、すぐにぐちゃぐちゃにしてやるわよ…アンタもまとめてね…!!(奏に) 」
ピカチュウの中の人「そして明日は岸か…明日こそは勝ってもらわないと困る…ん?(紅夜を見る) 」
B.F「チィ…ッ!(ビシ…と腕の音が強くなり、そのままルキウスの方へ) 」
ルキウス「アハハッ!凄い凄い、凄い呪いを感じるよ!そんなに呪いの感情むき出しで恥ずかしくない?みっともないと思わない?あまりにも醜過ぎるよ君は、槭くんがどうしてこんな子を助けようとしたのか……分からないなぁ(クスクス) 」
立華 奏「………あんな、人形風情と…一緒になるなんて………腹が立つわ。それに、前々から…………鬱陶しいと、思っていた。(嫉妬の刹蛇に) 」
紅夜「…口いっぱいに血の味がする、ひでえ顔になってるんだろうな…頭上注意ですよォ(起き上がり金属棒に手を翳す) 」
ピカチュウの中の人「何なんだこれはっ!?」
ルキウスの方へ飛んで行ったB.Fの身体は次の瞬間、まるで途中経過が飛ばされたかのように既にルキウスの足元に転がっていた。身体には衝突したであろうダメージを残しているにもかかわらず……
ガォン(金属棒が輪切り状に分解されピカ中を避けるように落下する)
B.F「―――(地面に転がる自分に気付き、目を見開いて自分の身体を確かめる) 」
嫉妬の刹蛇「―――!?(途中経過が飛ばされた現象を見て、驚く)(なに、今の…!?) ブッ………殺す…!!絶対にぃぃぃい……ッ!!!(BFから目を離し、ルキウスと目を合わせる。目を離したときにBFにかかった能力が解かれる)……さあ、どうしてくれるのかしら…!?(赤い目でルキウスを見据える。ルキウスが宙へ浮く) 」
ピカチュウの中の人「!?(輪切り状に分解された金属棒輪切り状を見る)何だあれ… 」
ルキウス「あぁ、ごめんねアンドロイドちゃん。僕はダメージを受けたくなかったんだ、痛いのは嫌いだからさ(クスクス) わわ、凄いねぇこれ……でも……クスクス、駄目じゃないか、あまり急ぎ過ぎると……すぐに、来ちゃうよ? 」
立華 奏「…………黙りなさい……(ルキウスの前に立ちはだかり) 」
ルキウスが穏やかに微笑むと、嫉妬の刹蛇の視界が突如として真っ暗になる
B.F「…いえ(何が起こった…?あの方の能力…?) (能力が解かれ、腕がだらんとなる)楽になった…同時に掛けられるのは一人、なのかしら…
嫉妬の刹蛇「何が言いたいかサッパリだわ…!!サルとは会話が成立しないみたい―――…?…えっ?なに、これ!?…やだ…ッ!!(視界が真っ暗になり大きくうろたえる。ルキウスと目を合わせられなくなり捉えられなくなったので、ルキウスにかかった能力が解かれる) 」
紅夜「…あの女の子どうなったんだろうか…やべ、泣きそ…考えれば考える程泣きたくなる(体育座り) 」
ルキウス「あ、わ、わわわわっ!?(能力が解かれて普通に落ちる)あいたたたた……あはは、何も見えないでしょ?残念、君はもう終わり。君の"視覚"は奪われた……実は、もう他にも奪ってたんだけどね。気付いてなかったみたいだけど(クスクス) 」
気付けばいつの間にか、嫉妬の刹蛇は自身の傷口から出る血の"匂い"を感じずにいた
B.F「……(鏡に手を付きながら立ち上がり、様子を見守っている) 」
ピカチュウの中の人「…しかしなんでいきなり金属棒が飛んできたんだ…?それにあの輪切り状になったのは一体…? 」
立華 奏「…ッ……(ルキウスに殺意の眼差しを向けている) 」
紅夜「ああ、それは僕が…いやそんな事はどうでもいい、そんな事より…(クマができた目で辺りを見渡す) 」
嫉妬の刹蛇「ぁ……え…?……うそ、でしょ………(自らの死を身近に感じ、放心した表情でぺたんとへたり込む)………(他にも…?え、そう言えば…さっき、肩斬られて…血……血の臭いが、ない…?)あ…あぁぁ……っ 」
立華 奏「…っ…!!(嫉妬の刹蛇を見て、ひどく案ずるように駆け寄る) 」
ルキウス「あ、キミキミ。それ以上そんな目で僕を見ちゃ駄目、彼女みたくなっちゃうよ?(奏を見て) ハハハ、アハハハハハ!感じるよ、キミの呪い!恐れてるんだね、それもまた呪い!キミはもう僕の手のひら……これから聴覚を奪うも、触角を奪うも自由自在……どう?怖い?ふふ、あははははっ! 」
立華 奏「…ッ………なるなら………本望よ。それから…………殺してやる…ッ(ルキウスに) 」
嫉妬の刹蛇「いや…いや、いやいやいや…!!ひどいことしないでよアヤちゃぁん…!助けてパパ…!ママぁッ!!あああぁぁぁぁぁッッ!!(頭を両手で抱え、号哭。) 」
ピカチュウの中の人「…何が起こってるって言うんだ…?(紅夜に) 」
立華 奏「…!!っ……!!(嫉妬の刹蛇をひどく案ずるように必死で抱きしめる) 」
紅夜「えぇーっとですねぇ。知人から聞いたアレだと思うんですが『八大罪』というのが…(号哭を聞き取る)…あ…ああ…まただ…!ヘラヘラ…誰かが泣いて…ヘラ…やめろよぉ…こっちが泣きたくなるだろ…! 」

ルキウス「クスクス、そうなってからじゃ遅いのに……馬鹿だね、キミは ふふ……これ以上虐げることも無い、かな?じゃあ、止めを刺してあげる(細剣を刹蛇の首元に押し当てる)さよなら、僕より幸せなお嬢さん(そう刹蛇の耳元で囁き、首を刎ねる) 」

立華 奏「ッ───!!!ッ…ぁ……ァ…ア…ァ………(ルキウスの行動を見て)ッ……ッ!!!(もはや見境なくなり、その辺の歩行者すらも手にかけようとしはじめる) 」
ピカチュウの中の人「八大罪…?(号哭が聞こえる)…女の子の悲鳴…!? 」
嫉妬の刹蛇「(誰かを安心させてくれる人って…誰が安心させてあげられるんだろう…結局、分からず仕舞いだったなあ…) ピト…(細剣を押し当てられ)――――スパッ(首を刎ねられ、血糊を撒き散らしてドサリと前のめりに倒れる) 」
B.F「(終わったのを見て目を伏せる) 」
紅夜「止んだ…ピタリと弦が切れたみたいに悲鳴が止んだじゃないか。なんだよこれ、何で、何であんなに苦しそうだったのか聞いてすらねぇよ…やべ…泣くわ俺 」
立華 奏「ッ…くッ…、ゥ゛…ゥ……ッ!!(見境なく斬り続けて、紅夜にも突如襲いかかる) 」
ルキウス「うーん、僕の能力、明かせなかったのがちょっぴり残念かな……聞いて怯える姿を見るのも、愉しいものなのだけれどね。クスクス(剣を振って血を払う) 」
ピカチュウの中の人「…何が起こったんだよおい…よくわかんねぇぜ…!(悲鳴が止んだのに戸惑う) 」
B.F「今回は、本当に出る幕がありませんでしたね…構いはしませんが(目を伏せたまま歩き去ろうとする) 」
紅夜「クソやかましいぞ通り魔かテメエ、感情移入すらできませんよ駄々っ子(奏とすれ違い様に金属音が響く) 残念ですが…いや仕方のないことです。終わったんでしょう、戦いがね(ピカ中に) 」
ルキウス「あぁ、アンドロイドちゃん?外に転がってる槭くん、回収しといてよ。僕はこっちを回収して帰るから、さ(刎ねた刹蛇の首を片手で持ち、身体を肩に乗せて) 」
ピカチュウの中の人「…!!(倒れた刹蛇を見る)…あ、あの子はこの前の…!? 」
B.F「(横目でチラリとルキウスを見る)…承知しました、家にでも運んでおきます。…悪趣味な戦い方なんですね(小さく笑う) 」

――――………。

詳細はキャラページ参照。

  • キャスター
+ ...
ストーリードラマにおけるエネミー側専用サーヴァント。身長178cm
クラスはキャスター(魔術師)であり、主に霊魂関係の術に長けている。
肉弾戦はかなりキツイサーヴァントであるが体術スキルを保有しており、どちらかと言えばアサシン(暗殺者)クラスに近いキャスターと言えるだろう。服装違えど火愚病そっくり。外見は「 こちら 」。
彼の性格なのだが、マスターとなったキャラ(エネミー)によって違ってくるという。飄々とした性格にもなれば冷静沈着な性格にも。(※ようはそこらへんは自由にカスタムしちゃってください!)

ステータス
筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:Ex 幸運:D 

保有スキル
+ ...
  • 魂の共鳴(Ex):自分を呼び出したマスターの魂と共鳴することによりスキル・宝具(※ここでは能力・技・特殊な武器や道具と思ってもらってよい)を各最大二つまで追加することができる。どのようなスキル・宝具を持つかはマスターによってことなる(※ここも自由にカスタム!!)

  • 反魂師の眼(A+):魂の波動を読み取ることができ、高確率で相手の能力や性質など詳しい情報を手に入れることが可能。隠れている生き物や魔術トラップも簡単に見抜ける。故にかくれんぼにおいてはマジチート

  • 体術(D+):体術が使える。

  • 無効化否定(Ex):文字通り無効化を謳う力を否定し機能させなくする。ただし無効化能力が対象、結果的に無効化された、例えば闇の魔法が光の魔法の効果により・・・などというような必然からくる無効化ではこのスキルの効果は得られない。


宝具
+ ...
  • 黄泉夜行:対軍宝具(C+)
召喚魔法参照、隠密に策略様々な用途が可能。相手側の死体を操ることもできる。

  • 狂犬:対人宝具(B)
殲滅対象に女性がいる場合、自分の戦闘能力にその女性の戦闘能力を付加させることができる。女の敵・・・・。

  • 天地を満たす、届かぬ祈り:対軍宝具(A)
世界に蔓延する怨念を吸収し、それを108つの爆裂光弾にして飛ばす

  • 死霊は人形の傍らに:対人宝具(C)
とある想いが宝具となったもの。マスターが死亡した場合、自分の命と引き換えにマスターを復活させる。

  • 仇なす祈りがこの空を堕とすまで:対星宝具(Ex)
対星宝具とあるが星を木端微塵にするほどの威力はない。星に影響を及ぼすという意味での宝具である。
遥か神話の時代より反魂師は『空は過去、現在、未来・・・と時空・次元を超えて常に無数の怨念が蔓延し、埋め尽くしている』という思想を持ち、それが歪んだ形で宝具となったもの。過去からはるか未来の世界に蔓延し埋め尽くす怨念を“現在”の世界にかき集めそれを星を侵食するレベルの『膿』として天空から広範囲にわたりドロドロと流し込むように落とす。もはやこれは、魔法や能力という枠を超え、一種の災害・災厄である。
この宝具について簡単に言えば、(空から落ちてくる)あのドロドロに触れると死ぬぞぉ!!(ジブリ並)


真名
+ ...
真名は『火具已魅彦命』、古より外法の術を扱う反魂師と言われる者の名であり、初代~終わりの代である火愚病のデータが一つの個体となり現界。マスターによって性格等が違ってくるのはあまりにも数が多いからである。



立ち向かう者たち





関連ページ


関連画像


過去ドラマへ戻る

コメント
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年02月01日 23:24