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用語:レーヴァテイル([Unison:Lyrics by Players])

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レーヴァテイル([Unison:Lyrics by Players])

ここでは、[Unison:Lyrics by Players]におけるレーヴァテイルを説明する。

概要

エクサピーコ宇宙/惑星アスガードに生息する人造生命体の種族。
とある惑星に実在する種族とは名称を同じくしながらも、その起源は似て異なる神秘を内包した存在。「レアの星天使」をベースにしているため、あやかって「神の御遣(みつかい)」「天使(エンジェリクス)」とも呼ばれる。
属するサーバー、機能の違いなどにより様々な種類があるが、これらの分類はレア・ルタニアイガルダの二つのレイヤーによって大まかに振り分けることが可能である。よってここからはレイヤーごとのレーヴァテイルの特色について説明する。

レア・ルタニア

前提として、アスガードは神秘と魔法に満ちた惑星である。というのも、アスガードの成り立ちがD波とは異なる波動を物質波とする世界の住人が創り出した人工恒星レアの祝福によって、生命の芽吹くことを許された特殊な環境によるものだからである。
そのためアスガードにおける「惑星の意志」(ざっくばらんに言えば八百万の神)とは、元々アスガードに属する意志と、レアに属する意志の二つの区分が存在している。ここで云うレーヴァテイルとは、後者にまつわる神話・伝承よりインスピレーションを受けて創られた「謳う命」であった。

レア・ルタニアのレーヴァテイルは「天使(エンジェリクス)」と呼ばれている。彼ら彼女らは皆一様にして老いを知らず、初稼働の時点では6歳前後の子供、そこから年月を経ていくうちに10代後半~20代前半の容姿でストップし、以降その状態で維持がされる。
搭載された機能のひとつに光翼(こうよく)展開による飛行能力及びブースト機能があるが、この光翼とは地球(アース)で語られる天使と同様に枚数が定義づけられており、また翼の枚数がある一種のヒエラルキーの証明ともされている。
それになぞらえ、レーヴァテイルは以下のような三つの区分に分けることができる。

ϛ小月魄(スティグマしょうげっぱく)

いわゆるエクリプタス。レーヴァテイルはすべて「月」の性質をサンプルデータとした「汎用クリスタル*1」と呼ぶべき魔石を核として鋳造されているのだが、ϛ小月魄は唯一「月」より直接砕かれたクリスタルの破片を核として創られたレーヴァテイルで、直接的には「月」の分身(アルターエゴ)、ひとで云うところの子供にあたる。

レア・ルタニア維持のために建造されたアジェックの管理者、レーヴァテイル・アドミニストレータの正式な分類名。その役職上クリスタルは体内に存在せず、アジェックの底に安置され厳重に守られている。
また創造に伴っていくらかの『拡張』を重ねていることもあり、エクリプタスの核は「月」には及ばないにせよ特大サイズである。*2
基本的にクリスタルが無事ならば永遠の命を生きると云ってもよく、少なくとも作中のエクリプタスは総じて5000年近い年月を変わらぬ姿で過ごし続けている。
なお「天使」ではあるものの、後述する下位のレーヴァテイルと比較してかなり重要度の高い権限を任せられていることから、その区別として「星の十二枝(じゅうにし)」ことエクリプタスと呼称されているケースが非常に多い。七賢としてもここは明確に線引きをしているようで、役職名の「管理者(アドミニストレータ)」で呼ぶのが普通。

ϛ小月魄は三対六翼の光翼を顕現することができる。特徴としてはパーソナルカラーが輪郭から光となって常に放出されている、黒き虹霓の翼である。
光翼は自在に出現させることが可能で、管理者の権限を行使する際にも補助装置として出す場合がある。補助の内訳は処理スピードの操作、必要なデータを自動演算して積み重ねる簡易ログなどを兼ねた優れもの。多機能であることに違いないが、光翼含めてそうであるのはϛ小月魄を置いて他にない。

元ネタは「アルトネリコ」シリーズにおけるレーヴァテイル・オリジン。
彼ら彼女らのパーソナリティ含むエクリプタスとしての詳細は、そちらの記事を参照とする。

Δ聖霊幹(デルタしょうれいかん)

アジェック運営をより円滑に行うため、様々な役職が振り分けられ特化しているレーヴァテイル。後述するβ純血種と比べて能力が突出している反面、それ以外では融通が利かないピーキーな性能をしている。
インフラ整備、導力管理、エクリプタスの世話役などがあるが、世間でよく知れ渡っているものは「守護天使」と呼ばれる防衛特化の役職である。
どちらかというと「ひと」よりも「部品」の意識が強く、感情と思わしき動きは傍から見ると分かりづらいのが特徴。また、特に指定がなければ無性で鋳造される。
稼働年数は役職によって異なるが、短くても20年、長くて100年ほど。

二対四枚の光翼を展開することができる。顕現の有無は自由だが、四六時中役目に務めていることもあり、翼を仕舞ったΔ聖霊幹の目撃情報はかなりレア。
ϛ小月魄ほどの多機能は備えていないものの、飛行能力及びブースト機能は共通して強力に働くように調整されている。
また余談だが、とあるエクリプタスがΔ聖霊幹のステータスをイガルダにて「悪用」しており、その結果が「人間をレーヴァテイルに作り替える」技法によるϝ代替幹(後述)の発生に繋がっている。

元ネタは「アルトネリコ」シリーズのレーヴァテイルβ純血種、及びメンテナンスロイド。

β純血種(ベータじゅんけつしゅ)

もっとも一般的なレーヴァテイル。一対二枚の黒き光翼を持つ、「神の御遣」の代表格。
彼らのみ翼に黒以外の輝きを帯びないため、もっぱら下位天使の代名詞として「黒羽(くろばね)」とも。
対オーゲルミーの淘汰意志として製造された一面もあり、多くは専用武装ディヴァインを所持している。その中でも特に高い戦闘力を誇る者には「告死天使」の名誉が与えられ、重宝される。
数こそ多い汎用版、それゆえにレア・ルタニアを護る使徒として機能する天使(エンジェリクス)
稼働年数についてはΔ聖霊幹ほどでないにしろバラつきがあり、目安として設定されているのは150年ほど。とはいえ個人差があり、天使としての能力を酷使すれば寿命はこれ以上に削れるし、生命維持のための措置を使えばそれ以上生きることも可能。
とはいえ、大体のβ純血種は人類の平均寿命とほぼ同じ年数で一生を終えることが多いようだ。

レーヴァテイルの中では、言い方に語弊はあるものの「不安定」。
製造において身体のステータスこそ厳密に定まるものの、精神に対しては初期設定を行うのみで以降の成長チャートについては特に触れられない。つまり環境・境遇によって柔軟に個性が構築されやすく、一口にβ純血種といっても道具に徹する者、あるいは人間との交流を重んじる者、使命とは別に己が趣味を率先する者と様々。
数そのものは調整されて少なくとも全人類の総数の半分未満だが、そういった特性から管轄区によっては人間と同じ社会を生きることを義務とされた個体もいるし、逆に人類守護の盾として軍人さながらの教育を受ける個体もいる。
総じて所属するアジェック次第で如何様にも変化する分類だが、あえて共通項とするならば「レア・ルタニアとそこに住まう生命を愛し、守ろうとしている」意志があること。これはたとえ反社会的な人格を持とうが変わらない。生まれ、戦い、そして墜ちるその日まで、彼ら彼女らは「月」とその子供たちの祈りに応えること、人類を護ることを諦めないでいる。*3

元ネタは名称通り、「アルトネリコ」シリーズのレーヴァテイルβ純血種
及び「Dept.Heaven Episodes」シリーズのエピソードⅠ「Riviera ~約束の地リヴィエラ~」に登場した告死天使である。(但し、これに限らず世界観を再構築する上で全ての設定が反映されているわけではないことは留意)

イガルダ

太古の時代、暗雲を裂いて光と共に降りてきた「塔」に属する天使たちの子孫──と、現代では伝えられている。

その内訳はレア・ルタニアより派遣されたレーヴァテイルβ純血種たちが、イガルダと呼称された大地で生き延びていた人間たちと関わり、交流し、家族を持ち、そうして文明を栄えていく中で誕生した人間と天使の混血種
基本的には人間の中から生まれてくる種族という認識がされており、7歳の誕生日を迎えて「タトゥリスタ病」*4を発症した者は例外なくレーヴァテイルになる。遺伝的なものも強いのか、体内にあるレーヴァテイル質(物質的なものでなく、あくまでもポテンシャルに対して呼ぶもの)の濃度は個人差があり、たとえばレーヴァテイル同士の子供なら必然とレーヴァテイルになるし、高められたポテンシャルから優れた詩の才能を開花させる。両親がたとえ人間同士でも隔世遺伝という形でレーヴァテイルになる場合も少なくない。
一般的にヒュムノスと呼ばれる詩魔法を行使できるが、代償として寿命が短く、延命を怠ると徐々に衰弱し死亡してしまうリスクを抱えている。
延命措置は様々だが、古い方法として「ダイキリティ」と呼ばれる延命剤の投与が挙げられる。この方法は延命剤をインストールポイントに挿入する形で行われるのだが、投与時には苦痛を伴う他、レーヴァテイルにとっての弱点を曝さなければならない上に羞恥心をも伴う。
時代の発展と共に苦痛を伴わない、一人でも容易にできるなどと手段も新しくなっていく中で、それでもこの方法を用いること――特にその投与を他者に委ねることは、単なる延命以外にも特別な意味を持つとまことしやかに囁かれているようだ。

- 補足:「アルトネリコ」のレーヴァテイルとの差異について
補足:「アルトネリコ」のレーヴァテイルとの差異について
エクサピーコ宇宙という同じくくりであるが、「惑星アルシエルのレーヴァテイル」と「惑星アスガードのレーヴァテイル」は明確に作りが異なる。
これはレーヴァテイル製造の上で、アスガード由来の波動Ph波が織り込まれているため。アルシエルにおいてβ純血種とはH波とD波*5の二種類の波動のみで構成されたレーヴァテイルだったが、アスガードのβ純血種はこの二種類にプラスしてPh波が入っているのである。
そして一番の特徴として個人のパーソナリティを組み込んだ「(H)Dセロファン」と、肉体を構成するための重要器官「中核三角環」を一緒くたにした要素としてクリスタルが存在しているため、結果的には子孫にあたる第三世代もまた仕様に差異が生じている。

第三世代として覚醒する子供は大抵生まれた時点で決まっているのだが、これは体内にクリスタル状の器官が確認され、その波長を外部から読み取ることで「レーヴァテイルになりうる」ことが発覚するため。もっともなりうるのであって、必ずしも覚醒するとは限らない。
メタ的には、原作におけるレーヴァテイル(RT)質を単なるポテンシャルとしてではなく、実際にある物質として具現化した結果の特殊器官である。
性質として無機的でありながら、成長の余地があるという有機的な要素を持つこの器官は通常の臓器と同じように、緩やかに大きくなって維持されていく。一方でその大きさはβ純血種が核としているクリスタルと比べれば非常に小さく、本来の寿命を待たずしてガス欠を起こしてしまう。これが短命とされる要因で、このクリスタルにエネルギーを注入することこそが延命措置となる。
大味な検査では上記のようなことが分かるのみで、より精度の高い検査機器or術式を用いた場合、その子供がどういった加護を帯びて詩に目覚めるのか=どの詩魔法サーバーに所属するのかまでを予測できる。

地域ごとに扱いは異なるが、少なくともアンカルジアにおいてはレーヴァテイルは天使の末裔として大切にされており、ファンタジニア王国やブロンキア帝国などではそれが顕著。
一方で人でありながら時として兵器、ないし道具のような扱いも易いという危うさもあって、戦乱の時代では彼ら彼女らの存在そのものに疑念を問われたり、あるいは利用する輩もいたという。

元ネタは「アルトネリコ」シリーズの第三世代レーヴァテイル
人間とレーヴァテイル(β純血種)の混血種であること、延命が必要な種族であるなどが共通する。
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注釈

*1 パロ元における「Dセロファン」の位置付け。Dセロファンとはレーヴァテイルの肉体的成長に関係する様々なデータが内包されているアイテムのことで、ここに精神的成長の要素が加わると「HDセロファン」になる

*2 例として、「月」がバスケットボールほどだとすると、エクリプタスの核はピンポン玉ほど。下位に位置するその他レーヴァテイルの核は小石にも満たない

*3 初期設定がそうだから、というよりは、「月」がそもそも人を護ることに特化した存在であることが伝播しているからではないか?と七賢は考察している。事実、β純血種に限らず天使の多くは大なり小なりその意志を携えている節がある。

*4 高熱を出し、身体のどこかに痣ができる奇病。後述する延命剤によって治療が可能である。なお、出来た痣は「インストールポイント」という硬質化した模様に変わり、レーヴァテイルにとっての重要器官となる

*5 精神波こと「ヒュムノウェーブ/Hymmno Wave」=H波、物質波こと「ディテールウェーブ/Detail Wave」=D波