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嗤う人間師

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cocsenario

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嗤う人間師

レビュー投稿数:6件

基本情報

作者名 ニム
サークル名 V企画シナリオ出版部
頒布・公開サイト BOOTH,Dropbox
対応する版 6版(旧版/クラシック版),7版(新版)
価格 301円~500円
舞台 1990年代以降(現代),日本以外の国・地域
タイプ ロールプレイ重視, ダイスゲーム, シティ系, 一本道型, シナリオ独自の世界観, 秘匿HOあり
トーン ホラー重視, サスペンス, エモ(感動)系, うちよそ向け, ドラマチック
シナリオの文字数 約XX字

シナリオに含まれる要素

ネタバレを含む可能性があります
+ ...
特殊な展開・設定 メタフィクション
世界滅亡
探索者の役割や取得情報に必ず偏りが発生する
NPCだけで進む場面がある
探索者同士の争い(PvP)
突然特定のロールプレイを強要される
クトゥルフ神話要素が登場しない
裏切り・敵対側への寝返り
ホラーの具体的な要素 人体・内臓
人形
探索者の状態・設定 パワハラやセクハラを受ける・強要される
犯罪行為を強要される
倫理観の無い行為を強要される
探索者の設定を強制的に追加・変更される
特定場面の感情を指定される
デストラップがある
助かる人数が限られている
四肢欠損
一方的に悪意を向けられる
性に関する表現
犯罪・未成年要素 暴力・殺人
自殺
薬物
未成年が残酷な目に遭う
その他 実在の事件
倫理観を問う展開
思考実験
選択肢に無い要素
+ ...
  • ほぼ確実に敵エネミーとの戦闘が発生する
  • Hoによる役割の偏り
運営編集用
+ ...






このシナリオで最も魅力だと思うポイント

舞台・設定 1件 描写文 0件
ロールプレイのしやすさ 0件
戦闘等のバランス 0件 ストーリーの流れ 0件
NPCの個性 3件 謎解き・推理内容 0件
特殊ギミック 0件 その他 0件

注意情報

※件数は、該当選択肢の回答数を記載しています。

オマージュ・パロディの有無

含まれていない 1件
含まれており、引用・参照元が明記されている 0件
含まれており、引用・参照元の明記は無いが
誤認の意図を感じない
0件
引用・参照元の利用度合いに疑問がある 0件
わからない 2件

引用・参照元の利用度合いに疑問があると指摘された参照元

※前項で「引用・参照元の利用度合いに疑問がある」と回答された場合のみ、疑問がある参照元を記載しています。
なし

生成系AIの利用有無

利用されていない 2件
利用されている 0件
わからない 1件

注意事項の記載

十分だった 1件
不十分だった 2件
不十分理由
+ ...
重大な地雷(参加者が苦手とする可能性のある)
要素の明記が足りない
2件
プレイ時間の想定に大幅なズレがある 0件
本文内容と異なる記載がある 0件

本文詳細情報

※5点満点の評価を平均しています。
項目 平均点数 投稿件数
文章の読みやすさ 3.0点 3件
レイアウトの見やすさ 4.0点 3件
自由度の高さ 2.3点 3件
※自由度の高さは、以下の基準で判定をお願いしています。
 点数の高低はシナリオの優劣を示しません。
 1点 自由度が低い、ほぼシナリオをなぞる
 5点 自由度が高い、柔軟な対応が必要

キーパー経験者の声

※件数は、該当選択肢の回答数を記載しています。

シナリオを改変して遊びましたか?

ほとんど改変しなかった 1件
誤字脱字の修正を行った 1件
意味が分かりにくい文章を書き換えた 1件
一部の設定を変更した 0件
展開だけ参考にして、ほとんど作り変えた 1件
図表の修正を行った 0件
図表を新たに作成して使用した 0件
その他 1件
その他の内訳
+ ...
エンディングの幅が狭かった為、別EDを用意した。 1件

このシナリオでまたキーパーを務めたいですか?

ぜひ務めたい、
自分からこのシナリオを紹介したい
0件
このシナリオで遊びたいプレイヤーがいれば、
キーパーを名乗り出たい
1件
このシナリオで遊びたいプレイヤーがいて、
他にあてが無ければ名乗り出る
0件
プレイヤーに直接頼まれたらやってもいい 1件
もうこのシナリオで遊びたくない 0件
その他 0件
その他の内訳
+ ...
項目 0件

プレイヤー経験者の声

もし違うメンバーで遊んでいた場合も、セッションが楽しくなっていたと思いますか?

※「シナリオで遊んで楽しかった」と回答した場合のみ質問を行っています。
※件数は、該当選択肢の回答数を記載しています。
思う 0件
思わない 0件
わからない 1件

レビュー投稿者のコメント

詳細なネタバレを含む可能性があります
+ ...
  • 2024/01/05 4:58:05 ①ストーリー評価。まずコズミックホラー的な楽しみ方は望めない。作中、度々出てくる救いのなさがシナリオの味として機能している感覚。ただこれはPLに不満感を与えてしまう可能性もあるだろう。要注意。舞台設定的な裏付けもないため現代イギリスである必要性も感じなかった。 ②特権システムという名称の所謂ハンドアウト制。そもそもホラーPvPはクトゥルフでやる必要はないと考えているが、特にその印象を塗り替える内容ではない。結局犯人宛ゲームのようなものをやらされるが、実際のプレイヤーの声はあまりいいものではなかった。また、終盤までこれが機能することはないため、道中にHOの話題になるたびに展開がグダグダする。
  • 2024/01/05 11:56:37 (総評) HOとは別に配布される「特権」の特殊行動と探索者の思想が鍵を握るシナリオ。刑事ものではあるが謎解きの要素は薄く、むしろ「この「特権」を使ってどう"勝つ"か」を考える戦略ゲームのような遊びを楽しむことができた。 (気になった点) ・「特権」のひとつを引いた場合、探索者の意図しない犯罪行為を強要される場面がある。逆にこの特権以外は行動の強制がないので、犯罪行為の強要に抵抗感がある場合は該当特権を外してもらうようKPに伝えた方がいい。 ・子どもが悲惨な目に遭う要素が全面に押し出される場面がある。該当シーンは脳当てで回避可能ではあるものの、子どものそういう描写に耐性がない人には勧められないと感じた。
  • 2024/01/15 6:38:47 ①テーマが事件解決ではなく、タイトルにある「人間師」との対峙である。KPはクリア後にその説明をする必要性がある。そうでなければ、プレイヤーに不満を抱かせる可能性のある展開である為、注意が必要。 ②神話的事象そのものではなく、サイコホラーに神話的事象の一部が採用されている内容と言える。 ③採用しないという選択肢もあるが、基本的には秘匿HOありのシナリオである。但しキャラクター作成時に発生する秘匿ではなく、シナリオ進行後に配布され、メタシステム的なものである。 ④秘匿HOはプレイヤーのスキルによって、KP裁量で配布する必要がある。HO自体に偏りとも言える役割がある為、配慮しなければいけない。 ⑤NPCから話を聞かないタイプ、ハナから信用しないタイプの人には決して向かない。探索者に加えて登場するNPCを含めての、ドラマチックとカテゴライズされるシナリオである。 ⑥KPは探索者により、ある程度の難易度の調整を検討しなければならない可能性がやや高い。但しこれはシナリオにも「調整して良い」と明記されている事項についてである。 ⑦最初にも明記した通り、「人間師」と向き合うストーリーの為、KP側には一定以上の人間師への理解度が必要となる。人物設定や、文章からそれらを汲み取らなければ本当に面白いと思えるシナリオの演出は難しい。 ⑧探索者同士が仲違いする可能性がある。しかし弁明は可能なものである為、直ぐにエンディング処理を済ませるのではなく、説明の場を設けるのが適切と考えられる。 エンディングがそもそも必ずしも良い気持ちで終えられるものではない。むしろ暗い気持ちで終えるのが大半である。故に少しでもやりたい事はやらせてあげる気持ちが重要になるだろう。 ⑨各種処理やNPCのロールプレイにクセがある為、KP初心者にはやや難易度が高いかもしれない。但し基本ルールや選択ルールを正しく有利に活用し、時にはロールプレイ、ダイスやアドリブ等の機転も活用する事が出来れば、有意義に進行する事も出来る。(かくいう私も時にPL達からの提案に助けられつつ、良い感想を得て10卓以上を終えている。) ⑩テーマである人間師がハチャメチャに良い。対峙した敵として適当に片付けるのではなく、メインテーマでもある為、設定や行動原理から深く説明・考察して欲しい。
  • 2024/01/17 23:34:50 シナリオ途中でカードが配られ、クライマックスでカードに応じた能力の発動がありますが、所持カードに対する推理導線が『全くありません』。ただのPLの脳内当てになっている点が非常に残念。また、シナリオ序盤に特定のPCへのデストラップがあり、こちらも『通常PLが振るであろうロールに成功する事だけ』という分かりにくいものになっている。デストラップがあるのであれば、PLに推理導線を作るべきだろう。総じて、プレーヤーが困っている所をキーパーが見たいための非常に不親切なシナリオだと感じました。
  • 2024/03/22 19:54:34 【システムについて】 ・シナリオの大きな特徴として、特権システムというHO制が採用されている。HOの内容は探索者自身は知らず、あくまでPLのみが把握しているものとなる(人狼ゲームの役職に近い印象。メタシステム)  しかし、シナリオ内の情報から推理することは出来ず、最終的には脳内当てやメタ読みになってしまう。また、あくまでPLが持っている情報であり、探索者自身がHOの内容を把握していないため、PC目線で探索者を動かすタイプのPLには、指定されたことをどのようにRPに落とし込むか迷ってしまう。KPは特権システムの扱い方については十分に説明を行ってほしい。 ・街の調査時、このシナリオ独自の特殊な技能判定が採用されている。(成功回数によりポイントが加算されイベントフラグが立つ。※シナリオを購入していない為、正しい処理は不明)。技能成功により情報が開示され、そこから次の行動を考えるといったようなシティ探索の醍醐味はほぼないと言っていい。公式シナリオやクラシックシナリオのような事件調査を期待したPLは肩透かしを食らうかもしれない。代わりにNPCの話をよく聞いておく必要がある。NPCの発言・会話を重視して聞く・NPCと話すのが好きなPLなら探索を楽しめるだろう。  KPはゲーム性やシナリオのトーンを事前に説明すると、PLは心の準備をしてセッションに挑める。 【ストーリについて】 ・救いのない不条理なストーリーが好みのPLなら楽しめるだろう。しかし、体験型のゲームであるTRPG、とくにコズミックホラーであるCoCで行う必要のあったのかは疑問が残る。また、メタ読みが必要になる特権システムが採用されているため、物語に没入して楽しむべきなのか俯瞰してゲーム性を楽しめばいいのか迷ってしまった。 ・シナリオで探索者の行動を一方的に叱責される、探索者の行動が余計な被害を生むなど、シナリオの構成・ストーリーが探索者の存在や行動、ひいてはCoCプレイヤーなら当たり前に行うであろう行動を否定してくるような構造になっていると感じる。  その胸糞の悪さ・後味の悪さがシナリオの長所になっているのかもしれないが、KPが物語に酔いしれてシナリオと一緒にPLの行動を否定すると、PLとしては不満が残ってしまう。KPの加害性・PLに対する優越感を増長しやすい(いわゆる愉悦KPになりやすい)構造をしているように感じる。シナリオにはPLへの配慮を促す注意書きがあるようなので、KPはよく読んでPLにしっかりと寄り添ってほしい。 【総評】 ・TRPG・CoCでやる必要があった内容なのか甚だ疑問が残る。  ゲーム性としても物語としても、十分な注意や配慮、コミュニケーションが必要になるシナリオだと感じた。
  • 2024/04/02 17:06:28 Hoによりエンディングに関わる極端なパワーバランス差があり、非常に不快な思いをした。HOが〈メタ推理のPL脳当てゲーム〉にしかなっておらず、しかも〈一切推理材料がない〉のにその結果、理不尽な途中ロストが発生する。また、その脳当てゲームすら全員が参加できる訳ではなく、HOによっては一方的に判定不可のデストラップのようなロストをさせられてからエンディングで聞かされる事になる。ストーリー全体は悪くないだけに、ノイズでしかないこの要素が非常に残念。

※当ページは、投稿されたレビューの内容にもとづいて作成しています。
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