«食と健康についての疑問» - cosmichistory @ ウィキ

2011.02.23

国連に統計によれば、2008年の平均寿命を比べると、日本は第１位です。しかし、ヨーロッパ主要先進国と比べて、それほど大きな差はありません。

·日本 82.7
·香港 82.2
·スイス 81.8
·アイスランド 81.8
·オーストラリア 81.5
·フランス 81.2
·イタリア 81.2
·スウェーデン 80.9
·スペイン 80.9
·イスラエル 80.7
·マカオ 80.7
·カナダ 80.7
·ノルウェー 80.6
·シンガポール 80.3
·ニュージーランド 80.2
·オランダ 80.0
·オーストリア 80.0
·アイルランド 79.9
·ドイツ 79.9
·マルタ 79.7
·ベルギー 79.7
·キプロス 79.7
·フィンランド 79.6
·マルティニーク 79.6
·ルクセンブルク 79.5
·イギリス 79.4
·韓国 79.4
·アメリカ合衆国 79.2
·ギリシャ 79.2
·チャンネル諸島 79.1

日本人の罹患率が低い病気はいくつもありますが、罹患率が高い病気もいくつもあります。日本人もヨーロッパ人もかかる病気の種類が違うだけで、平均寿命はそんなに変わらない。

さらに、日本人がヨーロッパ人より健康かどうかということになると、大きな疑問の余地があります。日本の治安はヨーロッパよりおおむね優れていて、1.5歳くらいの差は治安でも稼げてしまいそうです。

アメリカ人の平均寿命は日本人のそれと比べて3.5歳短くありますが、アメリカは年間90万人、つまり、毎年、人口の実に0.3%が行方不明になる国です。行方不明のほとんどは子供ですから、これがアメリカの平均寿命を大きく引き下げています。総合的な健康状態は、日本人とアメリカ人の間にほとんど差はないかもしれません。