▲バッチ1(初期建造艦)
詳細↓
老朽化が進行していた
白鯨型の更新を目的に設計・建造された対潜空母。
元来より
同盟統合海軍はシーレーンの防護を主任務としており、特に潜水艦による通商破壊を極めて大きな脅威と捉え、対潜戦へと注力してきた。
標準歴2990年代には、予てより構想が進められてきた対潜哨戒ヘリ母艦である白鯨型を配備、国内外の当時最新鋭の哨戒ヘリを搭載し、対潜戦の主軸を担ってきた。
しかし、仮想敵国の多くが潜水艦の運用にそれほど力を入れていなかったことや、護衛艦隊の基準構成艦であるフリゲートや駆逐艦のヘリ運用能力向上もあって、白鯨型以降純粋な対潜空母の建造は永らく行われなかった。
一方で個艦で大戦駆逐艦並みのソナーや対潜攻撃兵器を備えつつも、複数の哨戒ヘリを同時展開可能な白鯨型は対潜戦において最も有力な艦艇とみなされ、幾度かの実戦で活躍し高い評価を得ている。
近年では再び対潜戦の需要が高まりつつある半面で白鯨型は老朽化と設備面での陳腐化が著しく、代替艦として建造されたのが本級である。
武器システムは概ね同時期の
メガニウム級フリゲートに準じ、艦隊嚮導艦として指揮能力及び航空管制能力を中心に強化が図られている。
「ティソーナⅡ」共同交戦・データリンクシステムの採用でより新しい世代のCSH-5KやCSH-7Bといった哨戒ヘリの管制が可能となっているほか、無人哨戒ヘリの運用も想定された。
艦載機は基本的に哨戒ヘリが中心であるが、V/STOL機の運用もある程度可能であり、一般的な軽空母としても運用が可能となっている。
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備考 |
全長 |
236m |
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全幅 |
65m |
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満載排水量 |
26700t |
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機関 |
PE N5000-F ネザー機関×2(130000HP) |
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D7-SD835 ディーゼル×2(22000HP) |
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PE X3070 推進電動機 ×2(40MW/54000HP) |
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合計出力 |
206000HP |
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最大速力 |
35ノット以上 |
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乗員数 |
操艦要員&航空機運用要員300名+500名 |
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装備 |
バッチ1・2 |
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主砲 |
TC232 7方位対応・自由装薬型コマブロ速射砲(127mm「ウルトラライト」両用砲) ×1 |
副砲 |
CBC-14-2 連装コマブロ速射砲(76mm砲)×2 |
VLS-9B(96セル) |
VLS-9B コマンドブロック式対空対地VLS ×4 |
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艦隊防空システム用コマブロVLS(広域制圧型) ×1 |
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「トライデント」統合対潜火力投射システム用VLS ×1 |
TT-12 連装魚雷発射管 |
「トライデント」システム用連装短魚雷発射管×4 |
近接防御火器 |
CBCIWS-30 コマブロ機関砲システム ×2 |
その他火砲 |
CBFCMG-2 2連装FC機銃(12.7mm機銃) ×4 |
艦載機 |
CSH-5K 哨戒ヘリコプター CSH-7 多機能ヘリコプター ×12 |
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QSH-6 無人哨戒ヘリコプター ×4 |
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CMH-7 多用途ヘリコプター MCH-7 掃海ヘリコプター ×2 |
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CVF-84B 戦闘攻撃機 ×4→CVF-88 戦闘攻撃機×4 |
C4Iシステム |
RS-FCS ver17 Fv3 |
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TWS-10「ティソーナⅡ」共同交戦・データリンクシステム |
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TIWS-M7C 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合) |
レーダー |
MR-544B 多機能型レーダー(ACR-2B コマブロレーダー統合) |
探知・妨害システム |
SPM-100 コマブロ式TNT起爆妨害システム |
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IWS-300 「アイアンウォール」対ミサイル防御壁展開システム |
ソナー |
ACS-2C トライデントASWS対応コマブロソナー |
艦番号 |
艦名 |
分類 |
状況 |
CVK-8051 |
デルフィオルニス |
バッチ1 |
現役 |
CVK-8052 |
マランビオルニス |
バッチ1 |
現役 |
CVK-8053 |
メセタオルニス |
バッチ1 |
現役 |
CVK-8054 |
ペルディプテス |
バッチ1 |
現役 |
CVK-8055 |
アンスロポルニス |
バッチ2 |
現役 |
CVK-8056 |
パレユーディプティス |
バッチ2 |
現役 |
合計 |
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6隻運用中 |
最終更新:2021年11月17日 14:03