8130型 > ヴェガヴィス級試作双胴軽航空母艦


備考
分類 軽航空母艦(CVL)
前級 8050型/デルフィオルニス級大型航空対潜艦
次級 8200型/エナンティオルニス級軽航空母艦




詳細↓

統一歴150年代前半に同盟統合海軍が進めていた「次世代型軽空母開発計画」に基づいて建造された試作軽空母の1隻
当時同盟統合海軍は氷山空母「ファーランド」をCELTO機構軍へと移管し、複数種類の戦艦が老朽化していたため、これを補うべく軽空母の建造を計画した。
そこで提案されたいくつかの設計案のうち、実際の建造へと至った艦のうち一隻が本艦である。

基本的な設計面では一度構想されたものの建造が見送られたナディア・コロナード級輸送艦の拡大発展型をベースに、無人航空管制室など新機軸を盛り込んだ軽空母として設計を改めた。
基本設計を高速輸送艦から流用することで、高い搭載力と機動性に加え、量産効果による建造コスト低減をも狙っていたが、競合していた改デルフィオルニス級高速軽空母と比較して搭載機数や速力こそ互角ではあったものの、双胴船体ゆえの建造コストの高さを量産効果を以てしても相殺することが叶わず、そのうえ同時に発着可能なヘリコプターの最大数は改デルフィオルニス級高速軽空母の5機に対して4機、エレベーターやカタパルトの搭載数に至っては半分と総合的な能力面で劣っていたため、量産は見送られることとなった。
同型艦はなく、訓練や簡単な警備を主任務とし二線級に位置付けられる首都防衛艦隊(第一方面艦隊)に配備され、練習空母として用いられている。

備考
全長 223m
全幅 67m
満載排水量 25340t
機関 PE N6000M ネザー機関 ×2(50000HP×2)
D7-SD665 ディーゼル×4(15000HP×4)

PE X3070 推進電動機 ×4(20000kw×4)
SAT150「セイレーン」電気推進ポッド×2(15800kw×2)
統合電気推進
合計出力 116000kw(157700HP)
最大速力 31ノット
乗員数 操艦要員45名+1800名)



装備
 
CBFCMG-2 2連装FC機銃(12.7mm機銃) ×6
艦載機 軽空母運用(標準装備) ヘリコプター揚陸艦運用時
CVF-88 戦闘攻撃機×24-28 CUH-12 汎用複合ヘリコプター
CMH-7 多用途ヘリコプター×12
CSH-7F 多機能哨戒ヘリコプター ×8 CUH-5M 汎用輸送ヘリコプター
UH-02SC 汎用輸送ヘリコプター×20
QSH-6 無人哨戒ヘリコプター ×4
MCH-7 掃海ヘリコプター ×2(常備機なし)
CUH-13 艦上輸送ヘリコプター ×2(常備機なし)

  • 同型艦
艦番号 艦名 分類 状況
CVL-8131 ヴェガヴィス 現役
     
合計 1隻運用中

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最終更新:2021年11月17日 14:23