詳細↓
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備考 |
全長 |
784m |
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全幅 |
235m |
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満載排水量 |
1145000t(公称値) |
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機関 |
PE N5000XT ネザー機関×6(1260000HP)) |
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合計出力 |
1260000HPHP |
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最大速力 |
29ノット |
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乗員数 |
500名(操艦要員)+300名(最大:航空機運用人員など) |
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解説
全長780m、排水量1000000tを超える超大型三胴戦艦。
口径80cmの連装電熱砲計14門、ニャルラトホテプ級戦艦の主砲と同等の6連装副砲を14基84門、弾道ミサイルや超大型巡航ミサイルも発射可能な大型MPVLSなど、多彩かつ圧倒的な攻撃力を誇り、
さらに自艦の主砲に余裕をもって耐えられる堅牢な装甲を有し、中型空母並みの航空機運用能力まで持つ万能戦艦。
標準歴3030年/統一歴137年頃から、艦齢25年を超え老朽化しつつあったヨグ=ソトース級を更新する名目で構想されていた「ヨグ=ソトース代艦級三胴戦艦」を設計の源流に持つ。
「ヨグ=ソトース代艦級三胴戦艦」は予算が承認されなかった(当時の同盟統合軍には大艦巨砲主義を忌避する傾向があった)ことから一度は計画中止とされ、
代わりにヨグ=ソトース級の近代化改修も提案されたがこれも却下された。
しかし、対立国が次々と大型かつ強力な戦艦を建造し始めたことで、同盟統合軍内でも対抗可能な超大型戦艦建造が検討されるようになっていた。
さらに、対立国との間で発生した戦闘によって超大型戦艦に対し、ヨグ=ソトース級以下クラフタリア戦艦が数的優位にもかかわらず惨敗したことで、世論をも味方につけた戦艦建造運動が活発となった。
そこで「ヨグ=ソトース代艦級三胴戦艦」の設計を拡大、コスト削減のため同世代の
ディアトリマ級空母と船体設計を共通のものとして建造されたのが本級である。
既に対立国の多くが全長600m以上、排水量50万t越えの超大型戦艦を多数建造・配備を完了しているという状況下で仕様は纏められ、既存のあらゆる超大型戦艦と互角もしくは優位に戦える能力が確保された。
航空主兵論をドクトリンの基軸とする
同盟統合海軍が建造した戦艦だけあって、その基本的なコンセプトは「大艦巨砲主義に終焉をもたらす」というものである。
具体的には、仮想敵たる対立国の超大型戦艦を上回る大口径主砲と重装甲に加え、主砲以上の攻撃力を持つ対艦ミサイルに中型空母相当の航空機運用能力を持たせることで、
大艦巨砲主義の権化たる仮想敵に対抗可能な攻防力を持たせつつも、それ以上に有用とみなすミサイルと航空機を主眼とした戦闘力を示すことで、際限のない戦艦肥大化に終止符を打つというものである。
このようなコンセプトが決定された背景には、実際に建造された本級4隻を以てしても、対立国は単独で同等の巨艦を10隻以上保有しており戦艦戦力の劣勢が覆しようがない状況であったことや、
同盟統合軍内においては大艦巨砲主義否定派が多く、対抗上消極的に建造されたという本級自体の建造経緯がある。
また航空機運用能力に関しては、本級が置き換える対象に航空戦艦のリサリア級が含まれていたというのが最大の理由である。
同型艦は当初2隻の予定であったが、艦艇建造費が増額されたため4隻が建造され、大型戦艦のヨグ=ソトース級とヨス=トラゴン級、航空戦艦のリサリア級をほぼ1:2で置き換えた。
本級の圧倒的な能力は半減した配備数をカバーして余りあり、維持費も同等以下に抑えられた模様である。
装備 |
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主砲 |
CCM18-2 2連装2400+弾頭自由装薬砲(800mm連装電熱砲) ×7 |
副砲 |
TC221 6連装自由装薬型コマブロ速射砲(410mm6連装砲) ×14 |
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TC234A 7方位対応・自由装薬型コマブロ速射砲(127mm「ウルトラライトⅡ」両用砲) ×8 |
VLS-9(128セル) |
VLS-9A(AAWS)コマンドブロック式対空VLS ×4 |
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「トライデント」統合対潜火力投射システム用VLS ×1 |
VLS-12 超大型MPVLS(80セル)*装飾 |
LSSM-147「シリウス」超大型超音速対艦巡航ミサイル |
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SSM-136B「ハルバードⅡ」超音速対艦巡航ミサイル(1セル4発) |
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ICCM-147「レギュラス」超大型戦略巡航ミサイル |
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LRBM-150「ポラリス」準大陸間戦略弾道ミサイル(後日装備予定) |
TT-12 連装魚雷発射管 |
「トライデント」システム用連装単魚雷発射管×4 |
近接防御火器 |
CBCIWS-30 コマブロ機関砲システム ×8 |
その他火砲 |
CBC-10 コマブロ速射砲 ×2 |
艦載機 |
CVF-84B 戦闘攻撃機 ×8-16 |
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CSH-5K 哨戒ヘリコプター CSH-7 多機能哨戒ヘリコプター CMH-7 多用途ヘリコプター ×12 |
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QSH-16 無人哨戒ヘリコプター ×8 |
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RQS-404 無人弾着観測機 ×16 |
搭載艇 |
QPS-1 無人哨戒艇 ×6 |
C4Iシステム |
RS-FCS ver17 Bv3 |
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TWS-10「ティソーナⅡ」共同交戦・データリンクシステム |
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TIWS-M7B 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合) |
レーダー |
MR-544CB 多機能型 |
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*その他、航海用・水上捜索用など多数 |
艦番号 |
艦名 |
分類 |
状況 |
BB-1201 |
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(Howard Phillips Lovecraft) |
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現役 |
BB-1202 |
オーガスト・ダーレス(August Derleth) |
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現役 |
BB-1203 |
ネクロノミコン(Necronomicon) |
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現役 |
BB-1204 |
ルルイエ(R'lyeh) |
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現役 |
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合計 |
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4隻運用中 |
最終更新:2022年01月01日 23:51