C4400型 > プレジデンテ・ファン・ペロン級防空装甲巡洋艦



備考
分類 防空装甲巡洋艦(CAA)
前級 C4300型/エスメラルダⅢ級嚮導装甲巡洋艦
次級 C4410型/リバダビア級装甲巡洋艦


詳細↓

備考
全長 303m
全幅 37m
満載排水量 81500t
機関 PE N6000K ネザー機関 ×2(105000HP×2)
D7-SD8G1 ディーゼル×2(24000HP×2)

PE X4080 推進電動機 ×4(32000kw×4)
SAT310「セイレーン」電気推進ポッド×2(30000kw×2)
統合電気推進
合計出力 188000kw(255600HP)
最大速力 33ノット
乗員数 操艦要員150名+その他要員最大200名

解説

クラフタリア同盟統合海軍向けに設計された巡洋艦向け船体規格「MC」に基づいて建造された最初の艦級(計画名:MC-AA1)で、全長300mを超える超大型の防空巡洋艦。
弾道ミサイルの迎撃能力等防空艦であるが故の機能は一通り備えているが、最大の特徴は3連装砲6基18門の「ELG-24 240mm多用途電磁速射砲」を搭載している点である。

この240mm砲は砲戦型多脚AMU「AMU-351 ラヴェジャー」に搭載されたものと同様の弾薬を使用し、戦艦主砲並みの長射程と毎分20-25発と言う驚異的な速射性を誇る。
対艦ミサイル・弾道ミサイルから宇宙艦まであらゆる空中目標を撃破可能であるとされる反面、口径の小ささ故に対大型艦用兵器としては威力不足であり、運用思想が従来のクラフタリア装甲巡洋艦と根本的に異なる。
本級は統一歴170年代末に艦齢60年を超え、老朽化が深刻となっていたナバルデウス級駆逐艦の現存艦2隻及び、エムロード級装甲巡洋艦の代替艦として計画された。

既存の"ティソーナⅡ"共同交戦システムを発展させた"ティソーナR"共同交戦システムを初めて搭載した艦級(というか実態は造形艦)であり、独特な主砲も含め、実験艦的要素が強い。
本級の計画はOFCとの対立が激化していた統一歴140年代に構想された「防空軽巡洋艦 CLAA-X」が源流であり、当時技術的に困難だった砲装型の防空巡洋艦を、より進んだ技術で実現したものと言える。
尖った設計コンセプト、癖の強い主兵装から同型艦は2隻のみの建造となり、以後は船体設計を流用したオーソドックスな装甲巡洋艦の建造へと移行した。

装備
 
主砲 ELG-24 240mm3連装多用途電磁速射砲 ×6
副砲 TC237A 127mm「ウルトラライトⅢ」両用砲 ×4
L-CIWS Mk2 大出力型対空レーザー砲×4
12.7mm連装機銃 ×4
ミサイル発射機 【VLS-17 40モジュール/160セル】
SAM-164 「シーレイヴン」中距離艦対空ミサイル×80
SUM-160 対潜ミサイル×32
SSM-136 「ハルバードⅡ」対艦ミサイル×8
魚雷 【SST/SUTL-005 533mm連装魚雷発射管 ×4】
SST-141B 533mm対艦長魚雷
SUT-170A 324mm対潜短魚雷
艦載機 CSH-5K 哨戒ヘリコプター
CUH-5M 汎用ヘリコプター
CSH-7 多用途哨戒ヘリコプター 4機
QSH-16 無人哨戒ヘリコプター 2機
RQS-501 無人偵察・観測機  4機
搭載艇 -
C4Iシステム RS-FCS ver19
TWS-15「ティソーナR」共同交戦・データリンクシステム
      
TIWS-M7C 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合)
レーダー MR-600B 多機能型レーダー
探知・妨害システム SPM-200 コマブロ式TNT起爆妨害システム
IWS-300 「アイアンウォール」対ミサイル防御壁展開システム
ソナー ACS-2U トライデントASWS対応ソナー



  • 同型艦
艦番号 艦名 分類 状況
CAA-4401 プレジデンテ・フアン・ドミンゴ・ペロン(Presidente Juan Domingo Perón) 現役
CAA-4402 プレジデンテ・イサベル・マルティネス・デ・ペロン(Presidente Isabel Martínez de Perón) 現役
   
合計 2隻運用中

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最終更新:2024年11月28日 11:05