小塒 鴹(ことや しょう)

■色

■弱点

■性別
女性

■属性
【金】【死】【熱】【幻】

■ステータス
攻撃力:1 防御力:17 反応:0 耐久力:5 FS(絶対生存):7

Vulture:▼Nor(偽)

タイミング:カウンター
効果:控えの味方1人が戦闘不能になったとき発動する。味方1人の防御力を+3する(2ターン)。対象が控えである場合、代わりに防御力を+3する(アクティブ1ターン)。
発動率:100%

能力原理

眼前の死!

もはや両陣営どちらにも肩入れしないなどと甘いことは言っていられない。
魔人能力『Vulture:▼Nor』の真髄を開示する気は絶対にない。
しかしこの次に戦場へ向かう某かには、僅かながら力をお貸しすることにしよう。

さて杖に意識を向ければそこから新鮮なブドウが実り、貝が卵を生み、初めて目にするような茸が伸びる。
これをよくすり潰して飲み下すといい。
すぐに恐怖は消え、抑えきれない昂揚と勇壮な自分に気がつくはずだ。
痛みを紛らわせるのに重宝する呼吸法も授けておこう。

願わくは、この人が少しでも持ち堪えて、ぼくが兵士として戦場に出ず済みますことを。

キャラクター説明

骨と貝殻を軸に、蔓と腱、木の枝や血管を編み込んだ杖をつく、怪我だらけの戦場カメラマン。
一人称の「ぼく」がしっくりとくる、美少年然とした少女。

これまでも無数のハルマゲドンでは陣営に属することなく、オブザーバーとして撮影に参加していた。

攻撃を防ぐ技術、少ない物資を運用する思考法、怪我を悪化させない知識、捕虜として虐げられないような振る舞い、等々生存のための知恵を多く身に付けている。

本人は己の絶対生存を第一に行動しているが、ハルマゲドン参加者から逆恨みや疑念を抱かれることも少なくはないため、仕方がなく生きて帰るための知恵を一部分け与えることもしばしば。

今回は命の危険はないと聞いて参加することにしたが、もしかしなくても騙されたのでは?

魔人能力『Vulture:▼Nor』は冒涜的と表現しても良いほど自在に現在から過去に及ぶあらゆる命の蘇生と回復を可能とする。

様々なリスクを鑑みて、小塒は自身の能力を「杖から木の実や肉を少量ずつ生成するもの」に偽装し、それ以外の用途で使うことを己に禁じている。
身体中の怪我を治さないのもまた偽装の一環である。
最終更新:2024年05月07日 20:28