アカツハラ帝国PixivファンタジアⅢ

 トライホルン大陸・東大陸に位置する国。
 首都はアマハガネ。指導者は大将ヤタ
(本来の指導者はアカツハラ皇帝
 勢力紹介時につけられた呼称は「紅の大帝国」
 勢力色は赤色。


 歴代アカツハラ皇帝が東大陸諸国への侵略・併呑を繰り返し、
 東大陸全土を統一した帝国。
 優良な文化・技術は惜しまず取り入れ発展した大国であり、
 北部に鬼妖族の地「ベイダオ」、
 南部に古くからの東部宗教が色濃く残る「ラーカン」、
 西部に製鉄、遺跡研究の優れた「イグニス」が領国として存在する。

 現在は若き皇帝の代わりに将軍ヤタが実権を握る。

 魔法技術等で他国よりも後進的な国であったが、
 外大陸から来たという鉄化面の学者ウェイダーによる
 古代技術研究により多くの強大な技術を手に入れる。
 しかし、その急激な変化を国内では快く思ってない者も多い。

 二大勢力の勢力争いにより西大陸が統一され、強大化することを恐れたヤタ。
 混乱に乗じアカツハラ帝国は西への侵攻を開始する。



 ■地名■
アマハガネ
‐ミカヅキ平原:(日:三日月)アマハガネの南に広がる平原。
‐カラクマ旧寺院跡:アカツハラ東部にある寺院跡。
‐クロバネ山脈:アカツハラ北部にある山脈。
アカツ七城路
‐南海城:アカツハラ南東端にある城。
‐北門城:アカツハラ北東、ベイダオ付近にある城。

イグニス
‐海天城:アカツハラとイグニスの間にある城。
‐赤の古代遺跡群:イグニスの北~中部付近にある遺跡。
フラム

ベイダオ
バイシュエ
‐白雪三島:ベイダオ北部にある列島。

‐ラーカン:南部帝国領。
‐ツラン寺院:ラーカンにある寺院。

‐セミジマ:(日:蝉島)アカツハラ南部に浮かぶ島。



 ~略歴~

 ギガンダル連邦によるウィンドラント侵攻に呼応して、
 ヤタ、ナガシマ、ウェイダーからなる帝国軍本大隊がウィンドラント領ワゾー諸島へ進出。
 ラムルアルブレヒト魔法騎士ドワイトら迎撃するウィンドラント軍を
 風見鶏の戦いで打ち破り、ワゾー諸島を勢力下に置く。
 しかし同時期にギガンダルの冥王ドレイクによるベイダオ侵攻を受け、
 カンナヅキ率いる鬼妖軍ベイダオ北領戦にて敗退する。

 ワゾー諸島より西大陸本土上陸を果たしたヤタ・ナガシマ揮下の本大隊は
 カナリア平原にてローランド11世率いるウィンドラント王立軍と会敵。
 このカナリア平原の戦いに敗退し、再びワゾー諸島へと後退する。
 他方、ベイダオ首都バイシュエでギガンダル軍を迎え撃つ鬼妖軍は、
 西大陸前線からのウェイダー率いるイグニス新設実験部隊の来援により
 白雪攻城戦に勝利し、ギガンダル軍を東大陸から撤退させる。

 西大陸沿岸を固めるアルブレヒトの軍に対し、ワゾー諸島の本大隊は苦戦を続け、
 ナカジマ中将によるイブーからの挟撃も失敗に終わる。
 敗退が続いたことを受け、ヤタはワゾー諸島に守備を残し北領軍と合流するべく北上を開始する。
 ベイダオ防衛に成功したカンナヅキとウェイダーらの北領軍はギガンダル軍を追い西大陸北部へ上陸、
 迎え撃つギガンダル軍をグラウ平野の戦いにて破り、西進し本大隊と合流を果たす。

 最終決戦となった風無き大地の決戦においては、
 左翼・対ウィンドラント戦線にナカジマ中将が、
 右翼・対ギガンダル戦線にカンナヅキ、ウェイダーが対応し、
 大将ヤタがそれぞれの戦いの指揮をとった。
 この戦いでウィンドラント軍には勝利したものの、ギガンダル軍には敗れることとなる。

 トライホルン大戦後、帝国西部で内乱が生じ、
 鎮圧にあたった大将ヤタが七城路の戦いにて散る。
 内乱後、軍部の権威は縮小し、次の皇帝の時代まで大きな戦は無く、
 アカツハラ戦乱の時代は幕を下ろす。

 ■
 語源は日本神話に登場する豊葦原中津国(とよあしはらのなかつくに)か。

 高天原に対する人間の住む世界、日本の国土を指すと考えられている。
 葦原中国、中国、中津国とも。
 これにイメージカラーである赤を加え、文字を並べ替えたものか。
 ただし根拠はまったく無く、推測の域を出ない。

 また「アカツハラ=暁の原」とする意見もある。

 もう少し細かく考察すると、
 「ツ」は上代語の「津」であると思われ、これは現代でいう「の」に相当する。
 「赤津原」で「赤の原」を意味する言葉ともとれる。

 国内の地名を比較すると、本国と各領国それぞれ
 アカツハラ:日本語(日本帝国)
 ベイダオ:中国語(中華帝国)
 イグニス:ラテン語(ローマ帝国)
 と語源が統一されており、歴史上の帝国をモデルにしているように思われる。
(ラーカンは不明。ツラン寺院から恐らくトゥラン=ペルシア帝国か)


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最終更新:2014年05月12日 15:54