歴代アカツハラ皇帝が東大陸諸国への侵略・併呑を繰り返し、
東大陸全土を統一した帝国。
優良な文化・技術は惜しまず取り入れ発展した大国であり、
北部に鬼妖族の地「
ベイダオ」、
南部に古くからの東部宗教が色濃く残る「ラーカン」、
西部に製鉄、遺跡研究の優れた「
イグニス」が領国として存在する。
魔法技術等で他国よりも後進的な国であったが、
外大陸から来たという鉄化面の学者
ウェイダーによる
古代技術研究により多くの強大な技術を手に入れる。
しかし、その急激な変化を国内では快く思ってない者も多い。
二大勢力の勢力争いにより西大陸が統一され、強大化することを恐れたヤタ。
混乱に乗じアカツハラ帝国は西への侵攻を開始する。
■地名■
‐
アマハガネ
‐ミカヅキ平原:(日:三日月)アマハガネの南に広がる平原。
‐カラクマ旧寺院跡:アカツハラ東部にある寺院跡。
‐クロバネ山脈:アカツハラ北部にある山脈。
‐
アカツ七城路
‐南海城:アカツハラ南東端にある城。
‐北門城:アカツハラ北東、ベイダオ付近にある城。
‐
イグニス
‐海天城:アカツハラとイグニスの間にある城。
‐赤の古代遺跡群:イグニスの北~中部付近にある遺跡。
‐
フラム
‐ラーカン:南部帝国領。
‐ツラン寺院:ラーカンにある寺院。
‐セミジマ:(日:蝉島)アカツハラ南部に浮かぶ島。
~略歴~
西大陸沿岸を固めるアルブレヒトの軍に対し、ワゾー諸島の本大隊は苦戦を続け、
ナカジマ中将による
イブーからの
挟撃も失敗に終わる。
敗退が続いたことを受け、ヤタはワゾー諸島に守備を残し北領軍と合流するべく北上を開始する。
ベイダオ防衛に成功したカンナヅキとウェイダーらの北領軍はギガンダル軍を追い西大陸北部へ上陸、
迎え撃つギガンダル軍を
グラウ平野の戦いにて破り、西進し本大隊と合流を果たす。
最終決戦となった
風無き大地の決戦においては、
左翼・
対ウィンドラント戦線にナカジマ中将が、
右翼・
対ギガンダル戦線にカンナヅキ、ウェイダーが対応し、
大将ヤタがそれぞれの戦いの指揮をとった。
この戦いでウィンドラント軍には勝利したものの、ギガンダル軍には敗れることとなる。
トライホルン大戦後、帝国西部で内乱が生じ、
鎮圧にあたった大将ヤタが
七城路の戦いにて散る。
内乱後、軍部の権威は縮小し、次の皇帝の時代まで大きな戦は無く、
アカツハラ戦乱の時代は幕を下ろす。
■
語源は日本神話に登場する豊葦原中津国(とよあしはらのなかつくに)か。
高天原に対する人間の住む世界、日本の国土を指すと考えられている。
葦原中国、中国、中津国とも。
これにイメージカラーである赤を加え、文字を並べ替えたものか。
ただし根拠はまったく無く、推測の域を出ない。
また「アカツハラ=暁の原」とする意見もある。
もう少し細かく考察すると、
「ツ」は上代語の「津」であると思われ、これは現代でいう「の」に相当する。
「赤津原」で「赤の原」を意味する言葉ともとれる。
国内の地名を比較すると、本国と各領国それぞれ
アカツハラ:日本語(日本帝国)
ベイダオ:中国語(中華帝国)
イグニス:ラテン語(ローマ帝国)
と語源が統一されており、歴史上の帝国をモデルにしているように思われる。
(ラーカンは不明。ツラン寺院から恐らくトゥラン=ペルシア帝国か)
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最終更新:2014年05月12日 15:54