ストーリー
惑星アムネリアに人類が誕生してから数千年。
高度に発達した文明は、多次元宇宙の構造を解明し、数々の超技術を保有するに至る。
だが、そんな人類を待ち受けていたのは、異星知性体との大規模戦闘であった。
高度に進化し、機械と融合した生命を持つ『シーマ』。
複数の巨大艦隊を保有し、他の惑星を侵略する『ベルサー』。
人類と生態系も思考も大きく違う異星知性体との度重なる戦闘は、幾度となく人類を滅亡の危機へと追いやった。
そのたびに人類は、伝説の名を冠した戦闘機『シルバーホーク』を駆り戦い抜き、そして生き残る。
戦いは一方で、人類を他惑星へ移住させる原動力ともなり、多くの惑星に無数の文明を築くに至った。
最初の英雄サムラックとルティアが発見した惑星
ダライアス。
惑星ダライアスから、ヴァディス、オルガ、地球へ……。各地に広がった人類文明。しかし、異星知性体の攻撃も終わってはいなかった。
惑星ダライアスに、再び異星知性体『ベルサー』の侵略の手が伸びる。
外敵の侵略に対し、防御を固めていたダライアス防衛軍であったが、初戦で絶対防衛ラインを破られてしまう。
勝利を勝ち取るため遺された手段はひとつ、新たなシステム『バースト機関』を搭載したシルバーホークバーストによって、敵母星への逆侵攻をしかけることのみ。
選ばれたパイロットは、女性型AI端末のTi2。新型機開発のテストパイロットのリーガ・プラティカ。
今、未来を託されたシルバーホークバーストが、宇宙へと羽ばたく。
再び勝利の伝説を蘇らせるために!
ED
ベルサー艦隊の旗艦が沈んでいく……。
シルバーホークは伝説の通り、戦いに勝利をおさめた。
だが、無理な戦いを繰り返したことで、
バースト機関が暴走を起こしてしまう。
二機のシルバーホークは、制御を失った反物質により、
光へと変わる。
Ti2は、機体を脱出、リーガを助け出していた。
そして、彼が休息の時を得るまで見守り続ける……。
ベルサー艦隊の旗艦が沈んでいく……。
シルバーホークは伝説の通り、戦いに勝利をおさめた。
シルバーホークは、ダライアスへ帰還する。
彼らは知らない。
敵母星だと思っていた星が、数千年前にベルサーによって占拠された、
人類発祥の星アムネリアであったことを……。
ベルサー艦隊の旗艦が沈んでいく……。
シルバーホークは伝説の通り、戦いに勝利をおさめた。
だが……。
突然現れたそれは、ジ・エンブリオン。
人類発祥の星アムネリアを滅ぼした異星知性体シーマであった。
ベルサーとの戦いで疲弊した今、シーマとの戦闘になったら
人類は生き残れない……。
一号機のパイロットTi2のAIは、亜空間ネットワーク上に
構築された知性。
それは亜空間ネットワークで社会集団知性を持つシーマと
共通性があった。
Ti2はシーマ説得を試み、単身進む。
自分が愛する人類を守るために。
リーガは、ただTi2が戻るのを待ち続けた……。
ベルサー艦隊の旗艦が沈んでいく……。
シルバーホークは伝説の通り、戦いに勝利をおさめた。
シルバーホークは、ダライアスへ帰還する。
帰還した二人は、英雄として迎えられた。
ここに再び伝説が生まれたのだ。
最終更新:2014年08月08日 14:11