【ディケイドの物語】
【オリジナルの555の物語】
オオカミの特質を持った
オルフェノクであり、フリーターである青年「乾巧」としてその正体を隠していた。俊敏な動きで相手を翻弄しつつ、両手の甲に装備しているメリケンサックと全身に装備されている刃物で攻撃する戦闘スタイルを持つ。更に強化形態である「疾走態」へと変身する能力を持ち、発達した脚力で敵をしとめる実力を持つ。「疾走態」は劇場版「パラダイス・ロスト」のみ登場。幼少期の事故で死亡し、
オルフェノクとして覚醒した。
この怪人体は滅多なことがない限り巧の意思で表面に出現させず、人間体の巧が「仮面ライダー555」作中の主人公であり、更に彼は主人公の立場に存在する仮面ライダー「
仮面ライダーファイズ」に変身するためである。そもそも巧は他の
オルフェノクとは違って人間を襲うことを拒んでいる数ある
オルフェノクの内1人であるために、やはり登場する機会はまったくなかった。
だが、巧の友人である女性「園田真理」が、彼女が通っていた養護施設「流星塾」の同級生「澤田亜希」の正体である「スパイダーオルフェノク」に殺害されてしまい、オルフェノクのエリート集団であり、オルフェノクしか入部できない「
ラッキークローバー」に入れば多数の次世代製品を製作している大企業「
スマートブレイン社」の施設や技術を利用できると知り、
スマートブレイン社の医療班に真理を救わせるべく澤田を倒しスマートブレイン社の社長「村上峡児」に
ラッキークローバーの入部を認めてもらうべくオルフェノクの状態で澤田を攻撃し、この姿を現すこととなった。
その事件以来からこの姿で戦うことが多くなり、仮面ライダー555
劇場版「パラダイス・ロスト」では先駆けて登場するなど555中の物語の看板となっているほどである。
劇場版パンフレットでは謎の
オルフェノクとして扱われた。
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最終更新:2023年10月05日 17:35