『ジェスターズ・マナー(おふざけ領)』
国家傾向:秩序にして中立
領主:(故)上帝リーキ・ニャン[リーキ四世]
信仰:主神/パラダイン(ドラゴンランス) 実質的主神/ヤンダーラ
パラダインは初代リーキ・ニャンが、貴族の神ならパラダインだろうとニャン家の守護神として祀ったもの。
ヤンダーラは現在国の大部分を占めているハーフリング達が信仰している神である。
「ニャン家荘」または「ジェスターズ・マナー(おふざけ領)」と呼ばれる領地一帯は、
惑星クリン(ドラゴンランス世界)から移住してきたケンダー(ハーフリング)の末裔達が統治する領土である。
リーキ・キャッツコールという貴族の振りをする遊びにのめり込んだケンダーが、
「異世界に領地貰えるって!? やべえ! やるやる!」と喜び勇んでやってきたのが始まりだった。
※ケンダーは他の世界のハーフリングに比べ、好奇心が旺盛で盗癖があり後先を考えず楽しい事に目が無い。
日本で言えば、ソードワールドのグラスランナーに一般的なイメージは近い。
この時、リーキはキャッツコールという名前がいかにもケンダーらしいと考え、
『ニャン』という現地で猫の鳴き声を意味する言葉に姓を改めた。
また最強の最強っぽい皇帝のさらに上を行くスーパー貴族という意味を込めて、自らを上帝(オーバーロード)と称した。
ニャン家初代『"上帝"リーキ・ニャン』の誕生である。
また移住時、ケンダー仲間に声を掛けたところ…
「じゃあおいらは騎士をやるぜ!」「まじで…じゃああたしはギルド長とかやろうかな」
「んじゃ最強の農民って設定でやる」
というように「ごっこ遊び気分」で集まったのが現在のニャン家家臣団の祖であった。
また、家臣団を形成するついでに全員貴族もやってみたかったので、それぞれが勝手に爵位を名乗っている。
この「各自が勝手に貴族を名乗る」という風習は現在においても続いており、
ジェスターズ・マナーに住むハーフリング達は、成年(20歳)に達すると自ら爵位を名乗るという儀式がある。
(この際、爵位に称号を好き勝手に付け加える場合が多い。また、王や帝といった名乗りは基本的にしない)
以下に上げるような名前(名前+あれば家名+称号/称号+名前+あれば家名)が、ジェスターズ・マナーにおける一般的な命名傾向である。
〇トナー・ガーデン阿修羅男爵 [薬草商]
〇閃光騎士アビゲイル・ガーネット [針子]
〇フレーゲル侯爵 [農夫]
〇"獅子卿"ペチョンポ子爵 [聖騎士]
現在は通常のハーフリング達も集まり、ハーフリング達の一大領土となっており、
主に『家庭の安寧を司る秩序にして善の女神"ヤンダーラ"』を信奉するクリン以外出身のハーフリング達によって、
今日の"ジェスターズ・マナー"の平和は護られている。
名目上ジェスターズ・マナーを治めているニャン家の子女は、初代リーキ・ニャンの妄想癖を色濃く引き継いでいることが多い。
「自分は~~なんじゃないだろうか、いやきっとそうだ!」というのはニャン家の者が良く掛かる病である。
ニャン家の者は全て上帝ニャンであるため、爵位は名乗らない。
最終更新:2018年06月11日 00:28