『忍びの谷』
主な種族:エルフ
属性傾向:秩序~混沌の中立
頭領:エアリスター(頭領の称号、エルフ語で教師・師匠の意味)
"元素"のエアリスター 男性 フェーン(生命)を襲名する
"月"のエアリスター 女性 ノーデル(月)を襲名する
"武術"のエアリスター 男性 ケリム(剣)を襲名する
の三名が存在する。
信仰:必ずコアロン及びセルダライン
セルダライン信仰から外れた者は谷を追い出される
敵対国:表立っては無し
友好国:表立っては無し
おあしす中央部南の山脈にある森。
『コアロンの性質を学び、真似る』という理念の元、
森にこもりつつ修業を続けるエルフの共同体である。
彼らは長らく森の中に忍び住まう為、忍者と呼ばれている。
(データ上はモンク、ごく一部がローグ)
在りし日のコアロン伝承に基づき、彼らは三つの修業系統に分かれる。
修業系統は『足跡』と呼ばれ、
系統の最も長けた者は、エアリスター(師匠)の称号を戴く。
エアリスターは代表として、谷を導く三頭制に組み込まれる。
主な系統は三種
元素を使用する『元素の足跡(四大門)』(主に男性)
かつてコアロンが元素となって遊びまわった伝承に由来する。
隠密を旨とする『月の足跡(暗影門)』(主に女性)
コアロンは音を立てずに忍び寄るという伝承に由来する。
武器の扱いに長ける『武術の足跡(剣聖門)』
コアロンがグルームシュとの戦いで武名を得た伝承に由来する
その他、心身を鍛えコアロンの足跡に習うものなら、何でも受け入れられるが、
頭領はこの三系統から出る。
『追憶』が始まると、現行の頭領は後見役・相談役として一線を退き、
短くとも十年~長ければ百年以上かけて新たな頭領を選出する。
(しかし、
おあしす界が創出されて未だ500余年であるため、
代替わりはまだ月が3回、他2回しか行われていない)
おあしす界の始まりの時、特にコアロン信仰の篤いエルフ達が集まり、
大陸の中南部にひそかに住み着いたことが事の始まり。
それから、余程世の中が荒れることが無ければ、
彼らの殆どは世に関わる事もなく修業に明け暮れていた。
一方で、谷の外へ出る事を望むものが出れば、
最低限の修業程度に達したと人芸されれば、外遊を許される。
いずれ、それらが谷へ戻った時、重要な情報源となる。
谷の多くは世事に疎いが、必ずあらゆる世代に、
当時の情報を詳しく保持するもの達が一定数存在する
『忍びの谷のミサル』
※非公開情報(PCは一般的に知らない事です)
忍びの谷は、外部から谷を隔離する為に、初代の頭領たちが特別な『気』を使用して結界を作り上げた。
その効果は『隠密に長けた者以外、谷を行き来出来ない』というもの。
谷へ侵入する、または脱出する為には<隠密>の判定が求められる。
(これは意識する、しないに関わらず、能動的に行わねばならない)
<隠密>の達成値が20に満たない者は、谷の結界を抜ける事は出来ず、
神秘的な力によって移動中に谷の外へと送り出される。
初代の頭領たちは、このミサルを発動した為に『超越』(つまりは死期の兆候)が早まり、
早急な代替わりが行われた。
最終更新:2020年02月25日 20:29