女王ヒル
ジェームズ・マーカスが始祖ウイルスを投与して作り上げた変異ヒルの群れを統率する存在。
女王と呼称されるが、雌雄同体である。
極めて高い知性を有している他、人間のDNAを長い年月をかけて取り込むことで、姿だけでなく思考や記憶すべてを模倣することができる。
身の危険を察知すると擬態を解き、変異ヒルを結合させた“鞭”を振るって対象を排除しようとする。
それでも排除できないときは、率いていた変異ヒルを吸収して細胞増殖を行った第二の姿に変化する。その際に、肉体構造は完全に組み替えられ、傷を負っていた部分さえも再生してしまう。
最終的には10メートル近い巨体を構成することとなる。
だが直射日光(紫外線)に著しく弱い。
外見:ヒルが集合した、3mほどの人型。
武器:全身、腕を模した触手、鋭い牙の並んだ顎
能力:変異ヒルを連結させて“腕”や“触手”を構成し、それで獲物を捉えたり、打撃を与える。
攻撃力:★★★☆☆
生命力:★★★★☆
敏捷性:★★☆☆☆
行動パターン:変異ヒルを統率し、獲物を求めて動き回る。
備考
ロワ内では『皆殺し編』の北条沙都子の死体をヒルが取り込み、模倣している。
あくまでも模倣であり、沙都子本人ではない。
名前:北条沙都子
出典:『ひぐらしのなく頃に』
年齢/性別:小学5~6年生/女性
外見:金髪。ショートカットでカチューシャをつけている。八重歯がある
性格:生意気盛りで、ことあるごとに
前原圭一に対抗意識を燃やして
ちょっかいを出すが、まだ幼いため逆に泣かされてしまう事もある。
しかし嫌いなものは嫌いとはっきり拒絶する性格で負けず嫌いな上に
懲りないので、決してめげない。決してしょげない。でも泣き虫。
そんなツンデレである。
能力:トラップワーカー。
その種類は金ダライから殺人兵器まで様々で、相手の心理を読むことに
長ける。フェイクトラップを使いこなし揺さぶりをかけ、
メイントラップに誘導することも。寒村の裏山にトラップが仕掛けられて
いるなど予測できないとはいえ、プロの特殊部隊さえトラップに
引っ掛けたことから、その驚くべき技術の高さが伺える。
後に圭一から『トラップマスター』の称号を与えられる
運動神経が大変良く、抜け目が無い。
口調:一人称は「私(わたくし)」、二人称は「~さん」
例外は悟史※1(別の世界の記憶※2を取り戻した時のみ圭一も)
「にーにー」と呼ぶ、また
園崎詩音が優しい時期※3に
詩音のことを「ねーねー」と呼んでいた事もある。
特別慕っている年上の人物にはこの呼び方をするようだ。
「〜ですわ/~ですことよ?」「をーっほっほっほ」
「~して下さいまし」などといったお嬢様口調のつもりで話しているが
間違いが多く、喋っている本人は上品なつもりでも
周囲には挑発的に聞こえる。
交友:雛見沢の部活メンバー。村人にはあまり気に入られていなかった。※4
※1北条 悟史(ほうじょう さとし)は北条沙都子の兄であり。
髪の色は沙都子同様、金色で魅音と同学年。魅音が立ち上げた
当初の部活メンバーの一人。圭一が転校する1年前、綿流しの数日後に
謎の失踪を遂げたため、圭一との関わりは薄い。しかし、失踪後も
様々な形で物語に関わってくるキーパーソンである。
とても優しく大人しい性格で、困ると「むぅ…」と口ごもったりと、
どことなく頼りなさそうでおっとりとした雰囲気。人の頭をなでる癖がある。
※3
園崎詩音が『目明し編』の後おぼろげに記憶を引き継ぎ
沙都子を悟史の代わりに守っていこうと決めたため。
※4両親共に村の反感を買っていたため。
最終更新:2012年09月11日 19:06