プロファイル
- 【サンタクローズ】
- 2年前の聖なる夜、サンタクローズは姿を消した。彼が訪れた民家で、目にしたのは蒼い水の飛沫、聞こえたのは悲痛な叫び。初恋を覚えたひとりの天才を追いかけて、また、その裏に隠された真実を紐解く為、自らの仕事を投げ出した。怒りに震えた彼の袋型ドライバ【プレゼント】には、何が詰め込まれているのか。
- 【聖者サンタクローズ】
- 2年間、それは決して無駄ではなかった。紐解いた真実、見つけた鍵。後はオマエに任せたから、そう言い残した聖者は、旧友に想いを託し、理想郷に別れを告げた。そろそろ妹の顔でも見に行くか、2年ぶりに思い出した存在、今日は丁度、聖なる夜。解けた【マッド・プレゼント】から溢れた玩具を連れて、家路へと。
- 【サンタクローズ:平和島静雄】
- お兄ちゃん、これ。手渡されたバーテンダーの服。可愛い妹の頼みだ、と袖を通したサンタクローズ。あら、似合うじゃない。優しく微笑む幼馴染。お兄ちゃん、これも。更に手渡された金色の髪。ったく、これじゃアイツとお揃いじゃねーか。ピンポン。その時、チャイムは鳴った。そう、今日は誰かの誕生日会だった。
関連テキスト
- 【イヴ】
- 12月24日、聖なる夜、彼女は鐘型ドライバ【ジングル】を鳴らし、自立型ドライバ【レインディア】と共に、粉雪舞う空へ。
蒼のクリスマス
から行方をくらませた兄に代わり、恵まれない子供達へプレゼントを運ぶ。今もまだ帰らない兄の無事を想い、イヴは星に願いを込めた。今年こそは、ただそんな気がしていた。
- 【聖女イヴ】
- ひとりきりの聖なる夜、不意に鳴ったチャイム、だけど、玄関には誰もいなかった。そして、玄関とは反対の部屋の奥、聞こえてきた物音。【ジングル・ベル】を鳴らし、【レインディア・ホーリー】と共に駆け出す。煙突から転がり落ちた2年ぶりの兄を見て、今までで一番の笑みを浮かべたイヴは、まさに聖女だった。
妹
- 【ティンクル】
- きらきら、きらきら、粉雪を照らす星の煌めきの下で、ティンクルは恋焦がれていた。恋人がサンタクローズ、だなんて言うことが出来たら。2年前に姿を消した想い人を、いつまでも想い続ける星の妖精は、既に自分が忘れ去られてしまっているだなんて、考えもしなかった。それでも彼女は、今も想い人を待っている。
- 【セイントティンクル】
- 乙女にとって、好きな人がいる、たったそれだけが、力になる。聖なる夜、セイントティンクルとなった星の妖精は、今もまだ帰らないでいる想い人を待っていた。今年こそはきっと、自分に会いに来てくれると信じて。そして、20時を越えた頃、鳴り響いたチャイム、それは、隣のおしゃれな妹が待つ家だった。
- 【エリザベート】
- 二人のワガママ王子と共に育ったエリザベートにとって、波乱万丈な非日常こそが日常だった。些細なことで殴り合いの喧嘩をする二人と、それを止めようとする一人。だけど必ず、最後には一緒になって笑っていた三人。全ての争いが終わり、また三人揃って子供の様に笑い合える日を、彼女は心待ちにしていた。
- 【無の美女エリザベート】
- 自らの産まれた世界を守る為、一人の王子は常界へと帰った。そんな彼を気遣って、もう一人の王子も常界へと降り立った。しかし、届いてしまったのは一人の王子に仕えるはずだった妖精の開花の知らせ。無の美女エリザベートは焦る気持ちを落ち着かせる暇もなく、二人の王子を、大切な幼馴染を追いかけて常界へ。
幼馴染
- 【ナマリ】
- 閉ざされた部屋、はめられた拘束具、繋がれた鎖、繰り返された生体実験。それにしても、今日はやけに静かな日だ。ナマリは鉛色の壁を見つめ、そっと呟いた。その矢先、鳴り響いた鈍い殴打音。悪いけど、ちょっと手伝ってくんねーかな。乱暴に壊された檻の鍵、開いた扉から差し伸べられたのは、聖者の手だった。
- 【無拘獣ナマリ】
- 瞳に映る全てをなぎ倒す派手な脱獄、看守へ愛を届ける聖者に手を引かれていた拘束から解き放たれた無拘獣ナマリ。もう、時間がないんだ。こぼした焦り。なぜ、そんなに急ぐの。彼女の問いかけ。もしアイツが、鍵の使い方をわざと間違えでもしたら。それはもしもの話、だけど彼女はそれは確信であると悟っていた。
- 【堕王エビルアーサー】
- 貫いた銃剣型ドライバは【エビルカリバー:バースト】へ姿を変えた。扉の前、聖王は死んだのさ。悪戯に笑う仮面、咲いた白百合、生まれた堕王エビルアーサー。少し人間を侮っていたようだな。空へ離脱する竜王。そんな戦場に遅れて現れたのは、聖王へではなく、幼馴染へ、昔からの名前で呼びかける聖者だった。
- 【マクベス】
- 一人の風を纏いし少女達が辿り着いた聖なる扉、だけどもう、そこには扉はおろか、人も何もかも存在してなどいなかった。唯一残されていたのは、無残に破られた大きな袋。聖なる文字を継ごうとも、所詮は妖精ね。そう口にしたのは、ふいに少女達の前に現われたマクベス。失意の風は一人の悪しき炎を加速させた。
- 【無戯獣ロメオ】
- 無戯獣ロメオに手渡されたのは仮死毒ではなく、嘘偽りの無い本物の毒だった。もう、演じるだけの人生には疲れたよ、どうせ私は彼女と結ばれない運命なんだ。自らが生まれた理由に気付き嘆く無戯獣ロメオ。君はどう思うんだい。それは、たった一人の名前を永遠に呼び続ける虚ろな目をした一人の青年に向けられた。
- 【無通者タシン】
- 不安因子を、完全に取り除きたいんだ。無通者タシンには特殊任務が下され、赴いた先には二人の青年の姿が。運命に抗おうと毒を捨てた青年の心は読まれた。死を恐れてはダメよ。そして言葉は続く。なぜ、なぜあなたの心は。目的だったはずの人物の心は読めなかった。いや、心が存在していなかったのかもしれない。
エビルアーサーの一件後、
ロメオとともにいる模様
タシンの目的は今のところ不明
キャラクターデータ
名前 |
☆5【サンタクローズ】 → ☆6【聖者サンタクローズ】 |
ドライバ |
袋型ドライバ【プレゼント】 → 【マッド・プレゼント】 |
スキル |
LS |
スピリライズ:アサルト → スピリライズ:シフト |
AS |
ホーリーナイト |
NS1 |
プレゼント → マッド・プレゼント |
NS2 |
メリークリスマス → ホワイトクリスマス |
元ネタ |
そのままクリスマスにプレゼントを配る
サンタクローズ
|
エリザベートのイベントテキストからどこかの王子らしいことは判明
セリフ
- 「後はオマエに任せたから」
- 「悪いけど、ちょっと手伝ってくんねーかな」「もう、時間がないんだ。」「もしアイツが、鍵の使い方をわざと間違えでもしたら。」ナマリ
- 「可愛い妹の頼みだ」「ったく、これじゃアイツとお揃いじゃねーか」
考察
- 聖なる文字は「六聖人」と関係がある?
- タシンがサンタクローズの心を読めない理由は?
- タシンの目的について。シュレディンガーが教団に関係している事が判明したため、蒼のクリスマス関連の可能性あり?
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アプリSTYLE 2015年1月号
掲載の再醒ラフ絵で鞘を持っている?→聖剣の鞘の可能性あり?
コメント
最終更新:2014年12月03日 23:52