たこつぼ(蓄積中)

第十三回

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情報の符号化と記憶

意味記憶

だれもが共通にもっている抽象的で長時間的な現実世界に関する知識や、言葉の定義にかかわる記憶。→体制化された知識の記憶
アクセスは自動的で、干渉も受けにくい

意味記憶の階層的ネットワークモデル

リンク
ある一群の概念に共通に当てはまる属性は、その階層構造内のもっとも上位の概念にのみ結びつく
反応時間は、その対象にユニークなものほど速い
反論
→犬はほ乳類だ よりも 犬は動物だ の法が真偽判断が速い
事例間の類似性の方が重要?
→カナリヤは鳥だ の方が ダチョウは鳥だ よりも速い
典型的な事例ほど速い?

意味記憶の活性化拡散モデル

意味的に関連のある概念ノード同士がリンクで結びつけられるモデル
結びつきの遠近で関係の強弱がわかる

間接プライミング

  • 意味的プライミング
先行刺激の処理が意味的に関連のある後続刺激の処理を促進する現象
NURSE→BUTTER よりも
BREAD→BUTTER が速い

プライミングが生じる際の脳の活動レベルは、コントロール条件と比べて低下する
→より少ない処理で楽に行える

プライミングされることで神経ネットワークがユニーク名状態になり、特定の対象との結びつきが高まっていると考えられる

直接プライミング

同一の刺激を長い時間を置いて提示すると、ターゲットの処理が促進されること
→潜在記憶の効果を反映している

潜在記憶

あー思い出してるなーって感覚がない記憶
意味記憶(顕在的でないもの)、手続き記憶など
学習時とテスト時の環境時のモダリティよって大きく影響を受ける

意味的符号化の影響をうけない
保持時間の影響をうけない
薬物の影響をうけない
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